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受かるための面接のコツ | 転職の基礎知識

受かるための面接のコツ

面接は、応募先企業のニーズに合わせて自分自身をプレゼンする場です。 しかし、このことを認識できていなかったために、せっかく書類選考を突破できたにも関わらず、面接で失敗してしまう人もいます。 中途採用では、とくに面接が重視される傾向がありますので、中途採用の面接ではどのようなことが求められているのか、どのような点に注意するべきかを知っておきましょう。 中途採用の面接で求められるもの 面接とは、応募先企業のニーズに合わせて「自分」という商品をプレゼンし、応募先企業に「売り込み」をするための場です。 面接は、新卒を採用する場合も重視されますが、中途採用の場合は、新卒の時の何倍も面接が重視されると言っても過言ではありません。 中途採用を行う企業は、中途採用を行わなければならない差し迫ったニーズがあり、そのニーズにマッチした人材(即戦力となる人材)を、早く欲しいと思っています。 そして中途採用の面接は、「募集職種のニーズと応募者のスキルがマッチしているか」を確認する場なのです。 応募者のなかには、このような企業の意図を理解せず、面接を「自分自身を理解してもらう場」と勘違いしてしまい、「自分は、こんなに優秀な人材である」いうことを必死にアピールしようとする人がいます。 しかし、前述したとおり、企業側は「応募者が自社の事情やニーズに合っているか」を見極めようとしています。企業側が欲しいのは、自社の事情やニーズに最も合う人であり、必ずしも優秀な人材というわけではないのです。 ですから、中途採用の面接では、十分な企業分析と自己分析を行ない、応募先企業が求めている人材のニーズをしっかり把握することが必要です。そして、そのニーズに合わせて、自分の強みや売りをプレゼンできるよう、準備をしておきましょう。 最低限の基本的な身だしなみ 言うまでもないことですが、面接で軽視すると痛い目に遭うのが、基本的な身だしなみです。 男女とも、服装は地味なスーツが無難です。 女性は髪の毛が長いのであれば、しっかりとまとめるようにしましょう。男性の無精ひげはもちろんNGです。 ■男性 ・服装 黒か紺、グレーのジャストサイズのスーツを用意しましょう。 サイズが合わないスーツは、それだけでだらしない印象を与えてしまいます。 ワイシャツは白が無難。ネクタイも派手すぎないものを選びましょう。 ・靴 ビジネスライクな革靴で、色は茶か黒を選びます。 靴下も黒・紺・濃い目のグレーを選びます。靴の汚れにも気をつけましょう。 ・ヘアスタイル 手入れの行き届いた清潔感のある髪型を心掛けましょう。 茶髪、金髪、長髪、寝グセ、無精ひげはNGです。 ・カバン 黒系のA4サイズの書類が入るカバンを用意しましょう。 ■女性 ・服装 黒か紺、グレーのジャストサイズのスーツを用意しましょう。 男性と同様、サイズが合わないスーツは、だらしない印象を与えてしまいますので、注意しましょう。 ワイシャツは白が無難。アクセサリーは派手すぎないものであればOKです。 ・靴 ビジネスライクな革靴で、色は茶か黒。ヒールの高いものはNGです。 ・ヘアスタイル 手入れの行き届いた清潔感のある髪型を心掛けましょう。 髪の毛をまとめ、顔まわりをすっきり見せると、きちんとした印象に見えます。 ・カバン 黒系のA4サイズの書類が入るカバンを用意しましょう。 面接の合否に影響する第一印象 第一印象は、面接の合否を決める大きなポイントになります。 なぜなら面接の際に、「一緒に働きやすい人かどうか」という点を、第一印象で見極めようとする面接官も多いからです。 第一印象は、表情の作り方ひとつで変わります。 無理に笑顔をつくろうとすると、目じりに力が入って不自然になるので普段から自然な笑顔を心がけ、相手の目を見て話す練習をしておくとよいでしょう。 無意識にやってしまいがちなのが、面接官と視線を合わせないままに入室して、着席してしまうこと。それだけで「コミュニケーション能力が低いのではないか」という印象を与えてしまうこともあるため、注意してください。 また、表情と同じく第一印象の大部分を占めているのが「挨拶」です。 面接だからといって特別意識する必要はありませんが、とくに大切なのは「初め」と「終わり」になります。 ドアを開けて入室する際に「失礼します」と、聞き取りやすい声ではっきり言えること。 そして面接の終わりに「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。」の一言が言えること。 この初めと終わりの挨拶をしっかりできるというだけで、面接官に大変よい印象を与えることができます。 応募先企業の意図を理解する 中途採用では即戦力が求められますが、この即戦力とは、単にスキルや経験を指すのではありません。 中途採用で求められる即戦力には、【1】職場で周りとうまくやっていける人材か【2】働く意欲があり、十分な成果を上げられるか の2点も含まれるのです。 応募先企業ごとの「即戦力」の具体的な意図を理解し、面接をスムーズに進めるためには、応募先企業の求人広告やホームページを改めてチェックして、応募先企業が目指す将来像やビジネススタイルなどの情報を収集しておくことが大切です。 情報を十分収集したら、次に「自分がこの企業で働くことになったら、どのような仕事をして、どのように貢献できるか」をイメージします。 このように、採用されるためには応募先企業のニーズ、面接担当者の質問の意図をしっかり理解し把握する努力をすることが大切になります。また、応募先企業に合わせて、どのように話せば自分の思いが相手に分かりやすく伝わるかについても、自分なりに考え、研究し、準備しておくとよいでしょう。 即戦力をアピールするための準備 即戦力をアピールする際は、社会人としての基本的な知識はもちろん、すぐにでも職場で活かせる業界知識、専門知識、商品知識などがあることを伝えられれば、「短期で戦力となる応募者だ」という印象を与えることができます。 経歴・職歴を、応募先企業のニーズと照らし合わせて具体的に説明できるよう、しっかり準備しておきましょう。 なお、経歴・職歴・自己紹介の説明は、3分ほどでテンポよく説明できるように準備するのがおすすめ。 経歴・職歴は職務経歴書にも記載してありますので、あまり長く説明すると、面接官のトーンを下げてしまうことがあります。 スキルや経験が豊富な人だと、「アレもできる、コレもできる」と長々とアピールしたくなることもあるかもしれませんが、そこはグッと我慢してください。 自分のアピールポイントを押さえつつ、短く分かりやすく説明できることは、逆にコミュニケーション能力のアピールにもつながります。 それに即戦力をアピールする上で大切なのは、これまでの経歴・職歴ではなく「いかに意欲を伝えられるか」「これまでのスキルが募集ポストに合っていて、そこで成果を上げることができるか」をアピールすることです。 面接の質問に受け答えする際のコツは、「ピンポイントに答える」が鉄則であるということを、いつも頭の中に置いておいてください。 面接で不採用となる理由 これまで述べてきたように、採用・不採用は、応募者と応募先企業のマッチング次第で、「優秀な人材=採用される」というわけではありません。 しかしマッチングしていても、基本的なビジネスマナーを身につけていなかったり、面接の持つ意味、コツなどを理解していないばかりに、不採用が続いてしまう人がいます。 ここでは、面接で不採用となってしまう人の理由をご紹介します。 間違った言葉遣い 面接では、しっかりとした敬語を使えるか否かが、大きく印象を左右します。 自分では正しい敬語をしっかり話せている……と勘違いしているケースも少なくないので、面接の前に再度確認をしておきましょう。 ■間違った言葉遣い 例 「見ました」→「拝見いたしました」 「知っています」→「存じております」 「御社の社長の考えに」→「社長様の理念に」 「すみませんでした」→「失礼しました」「申し訳ありませんでした」 「できれば○○したいです」→「もしよろしければ、○○をお願いしたいのですが」 丸暗記した回答 事前に想定問答集を読み込み、面接の練習をすることは必要です。 しかし、中途採用の面接においては、「このように回答すれば、どこでも採用される」と断言できる模範解答は存在しません。 ですから、市販のノウハウ本に載っている想定問答集の回答を丸暗記することは、絶対に避けましょう。 ありきたりな言葉を使って、いかにも「暗記してきました」という姿を見せることは、自分のスキルのなさを露呈しているようなもの。 ですから、想定問答は必ずオリジナルのものを用意するようにしてください。 なお、自分なりの想定問答集を用意する時には、「なぜ自分はこのように考えたのか」を深く掘り下げて考えてみること。この作業を怠ると、いざ面接となった時に、面接官の鋭い突っ込みに対応出来ないことがあります。 退職理由が「後ろ向き」 中途採用の面接では、「前職では人間関係が悪かった」「忙しすぎて不満だった」など、前職への不満を長々と語らないように注意する必要があります。 「ちょっと忙しいと、すぐに辞めてしまうのでは」「周りの人とうまくやれずに、またすぐに辞めてしまうのでは」という印象を与えてしまうからです。 面接官が知りたいのは、前職の不満でもなく愚痴でもありません。「入社したら、何を実現したいと思っているのか」という働くうえでの意欲、意気込みを知りたいという意図があるということを、忘れないようにしましょう。 以上、受かるための面接のコツについてご紹介しました。 ココカラ転職では、専任のキャリアアドバイザーが、応募する際のコツや面接対策をしっかり行い、あなたの転職の可能性を最大限に広げるサポートを心掛けています。 転職が不安な方も、ぜひ一度ご相談ください。

正社員と契約社員の違い | 転職の基礎知識

正社員と契約社員の違い

転職活動をする際は、「正社員」と「契約社員」の違いについて、しっかりと理解しておくことが大変重要です。 正社員と契約社員の違いを理解しておかないと、希望する会社に「正社員ではないけれど、契約社員であれば入社できる」と言われた時に、どのように応じるべきなのか判断できません。また、入社後に「こんなに条件や待遇が違うなんて、知らなかった」などといったトラブルになりかねません。 契約社員とは 転職活動をしていると、希望する会社が正社員ではなく契約社員を募集していることがあります。「正社員と契約社員は、どのように違うのだろうか」と気になる方も多いのではないでしょうか。 「契約社員」は法律に基づく名称ではないので、名称は会社によってさまざまですが、一般的には「労働時間はフルタイムであることが多く、正社員に近い勤務形態であるものの、一定期間で雇用契約が終了する労働者」のことを指します。 正社員との違い 正社員の場合は、雇用時の契約時点で雇用期間が定められていません。 また日本では、正社員について法律で手厚く保護しているため、正社員を簡単に解雇することはできません。 これに対して契約社員は、契約期間が過ぎれば自動的に雇用関係が終了しますし、もっと雇用したければ契約を更新する必要があります。 つまり契約社員は、会社にとって雇用を調整する役割を担っている側面があるのです。 契約社員のメリット 契約社員は一時期的な雇用関係であるため、長期的な身分が約束されているわけではありません。つまり契約期間が満了すれば、契約社員は職を失うというリスクも負っています。また、正社員と違って、退職金や賞与がない場合がほとんどです。 しかし、その分正社員よりも契約社員の方が、月々の給与を高く設定している、という会社もあります。 また、「短期間で色々な会社で経験を積み、スキルアップすることができる」「正社員として雇用される前に、その会社の雰囲気を知ることができる」などのメリットも。 最近では、あえて勤務時間が正社員ほど厳しくない契約社員を選び、その期間に自分の将来に必要となるスキルを磨くというケースも増えています。 契約社員は「先のことが分からないから、不安だ」と悩む方が多いですが、先のことが分からないのは今のご時世では普通のことですし、正社員だって同じです。 よく10年先、20年先の将来のプランを持っておくべきだと言いますが、現在は社会が変化するスピードが早く、正社員だとしても「自分が働いている会社が、10年先も必ず存在している」と言い切れる人はあまりいないでしょう。 雇用され続けたいのであれば、正社員であっても契約社員であっても、「周囲から必要な人材となるためには、どうすればよいのか」についてしっかりと考える必要があります。 社会保険にも加入する 契約社員は、雇用保険や厚生年金などに加入しなくても良い、と誤解している人もいますが、契約社員でも社会保険などの基準を満たしている場合は、加入する必要があります。 ◆健康保険・厚生年金 健康保険・厚生年金は、次のいずれの条件も満たしている場合、本人の意思や会社の都合とは関係なく加入が必要です。逆にいえばこの「4分の3」未満の労働条件で勤務するような契約社員の場合は、厚生年金に加入する必要はありません。 もし要件を明らかに満たしているにもかかわらず未加入の場合は、調査等で加入指導をされます。 また、将来起業を目指しているのであれば、経営に関わる数字を理解できるような職種を選ぶ必要があるでしょう。 【1】契約期間が2か月以上であること(2か月を超えて雇用されれば加入します) 【2】所定労働時間が正社員と比較して4分の3以上であること ◆雇用保険 雇用保険は、次のいずれの条件も満たしている場合は、加入する必要があります。 この2つの加入要件を満たしていれば、契約社員に限らず、パートタイマーや派遣社員、嘱託社員の場合でも、本人の意思や会社の都合に関係なく、雇用保険の加入手続きをしなければいけません。 【1】31日以上雇用される見込みがあること 【2】所定労働時間が週20時間以上であること たとえば、雇用契約期間が31日以上ある場合で、1日7時間で週3日の契約社員(週21時間労働)、あるいは1日4時間勤務で週5日の契約社員(週20時間)の場合は、いずれも雇用保険の加入要件を満たしていることになります。 契約社員のトラブルを防ぐためには 契約社員として入社しても「思っていたものと違う」というトラブルがないように、どのような場合に契約が更新されるのか、正社員への登用の可能性・前例はあるのかなど、応募する際に就業規則などを確認しましょう。 不明な点があれば、会社側にしっかりと確認しておくことが大切です。

中途採用と新卒採用の違い | 転職の基礎知識

中途採用と新卒採用の違い

新卒のときと同じ気持ちで中途採用の面接に臨む人がいますが、中途採用と新卒採用では、面接担当者の視点は全く違います。 企業が中途採用者を採用するメリットは、新卒者と比べて教育訓練の時間やコストがかからず、入社早々に第一線で活躍する人員を獲得できることにあります。 中途採用で面接に挑む際は、面接担当者が新卒採用と違い、どのような視点を持っているか、予め知っておくとよいでしょう。 中途採用が新卒採用と違うところ 中途採用の場合も、新卒の就職活動のときと同様に、書類審査が行われたあと、面接が行われます。 しかし中途採用における面接担当者の視点は、新卒採用の際と大きく違うことに注意しましょう。 まず中途採用の場合は、「求められている職種が決まっている」「求められるスキルが明確である」という点です。 当たり前のように聞こえるかもしれませんが、この点を把握しないまま、面接で延々と自分のキャリアやスキルをアピールする応募者もいますので、注意が必要です。 たとえば、富裕層に投資物件を売る営業職に応募するとしましょう。 その面接で「営業経験が豊富で、コミュニケーション能力にも自信があります。このような経験を御社で活かせると考え、応募いたしました」とアピールする人がいます。 しかしこの場合、面接担当者としては、応募者の経験として営業経験があることはむしろ当たり前のことで、そのうえで求めるている人材像は、「富裕層に投資物件を売れる人」なのです。 ですから、そんな面接担当者を相手に、漠然とした営業力やコミュニケーション能力をアピールしても、面接担当者にとっては応募者の具体的な人物像やスキルのイメージがわきにくく、アピールとしては物足りない印象となってしまいます。 面接担当者が欲しい情報は「富裕層に投資物件を売れる人か否か」なのです。 ですから、「富裕層に投資物件を売る仕事」をしたければ、面接で富裕層についてのリサーチ、自分の持っているキャリアをどう生かせるかという点を、具体的にアピールすることが必要になります。 応募職種と自分との「接点」を探す 求められている仕事が決まっている中途採用においては、面接担当者の求めているものにマッチングニーズがあり、自分のキャリア・スキルがその職種と接点を持っていることをアピールする必要があります。 言い換えれば、面接という場は、この接点をお互いに確認し合う場なのです。 ではこの応募職種と自分のキャリア・スキルに接点があるか否かについては、どのようにチェックすればよいのでしょうか。 具体的には、CAN(活かせそうか)、WILL(伸びそうか)、FIT(合いそうか)という3つの視点をチェックすると良いでしょう。 CAN(活かせそうか) 応募者のこれまで身につけてきたスキルや経験を「活かせそうか」 WILL(伸びそうか) 入社後、活躍し、成長してもらえそうか「伸びそうか」 FIT(合いそうか) 会社の文化や習慣を理解し、他の従業員とうまくやっていけそうか「合いそうか」 第一印象の重要性 では前述した3つの視点「CAN、WILL、FIT」を、面接担当者はどこで判断しているのでしょうか。 まず大切なのが、第一印象。 面接担当者は、採用担当者と話す前の第一印象をかなり重視しています。 面接担当者のなかには「第一印象で人物やその人のやる気などはもちろん、応募した職種との接点などを即座に判断する」という人もいるほどです。 ですから、第一印象でいっしょに働けそうで活躍してくれそうなイメージを与えることが非常に重要です。 採用・不採用の分かれ目は、優秀なのかそうでないかではありません。 第一印象で、いっしょに働けそうで活躍してくれそうなイメージを与え、話のなかで「この人なら、その仕事ができるというイメージ」を持ってもらえるようアピールすることが大切です。 具体的なエピソードをアピール 第一印象で、いっしょに働けそうで活躍してくれそうなイメージを持ってもらえたら、次に、これまでの経歴やエピソードを織り交ぜながら、応募先での職務遂行能力が十分あることをアピールしましょう。 面接担当者は、主に以下のような接点があるかを面接で判断したいと思っています。 ・任せた仕事をやり抜くスタミナや責任感、実行力があるか ・成長したいという意志や主体性があるか ・仕事の本質を把握し、取り組もうとしているか、それに必要な能力があるか ですから、この点を面接担当者に伝わるようにということを意識しながら、面接の準備をしておけば、転職成功の可能性はぐんと高まります。 印象に残っていることや、一番本気で取り組んだ仕事、失敗体験やそれに対する反省、やりがいや充実感を感じた場面などを具体的に書き出して、アピールする際にうまく盛り込めるようにしておきましょう。 以上、中途採用と新卒採用の違いについてご紹介しました。 ココカラ転職では、専任のキャリアアドバイザーが、応募する際のコツや面接対策をしっかり行い、あなたの転職の可能性を最大限に広げるサポートを心掛けています。 転職が不安な方も、ぜひ一度ご相談ください。

面接での第一印象を良くするコツ | 転職の基礎知識

面接での第一印象を良くするコツ

面接担当者は、応募者が部屋に入ってきて初めて目を見合わせた瞬間、つまりまだ言葉も交わしていない時から、相手のことを観察しているものです。 いわゆる「第一印象」というものですが、この第一印象が与える影響はかなり強いです。今一度、挨拶の仕方や基本的なマナーを確認し、第一印象をできるだけよくするようにしましょう。 第一印象をよくするコツ 面接担当者は、ほしい人材かどうかを見抜く時、第一印象をかなり重視しています。 ですから、第一印象はできるだけよくしたいものです。 しかし「第一印象がよい」といっても、人によって価値観は違いますので、「こうすれば第一印象がよくなる」という絶対的な正解があるわけではありません。 任せたい職種によって求めるものも変わるでしょう。 ですから「第一印象をよくする」とは、「面接担当者に、この応募者なら一緒にうまくやっていけそうなイメージを与える」という意味だととらえるとよいでしょう。 挨拶するときの注意点 面接で第一印象をよくするポイントは、挨拶と相手の話を聞く態度です。 もちろん入室やお辞儀など、基本的なビジネスマナーはしっかりおさえておくことは言うまでもありませんが、接客のプロと同じような美しいお辞儀やマナーまで目指さなくても大丈夫です。 特に大切なのは最初と最後の挨拶です。 挨拶する時は、「誠実に元気よく」を心掛けましょう。 相手の顔をしっかり見て、はっきりした声で「山田と申します。よろしくお願いします!」と挨拶します。 「会いたくて憧れていた」面接担当者が会ってくれたことに対して、精一杯の感謝しているという気持ちを伝えようとイメージすれば、おのずと誠実な挨拶をすることができるでしょう。 無理に笑顔を作ろうとすると、顔がこわばってしまい幼く見えるのではないか…と気にして、普段通りで行こうとする人もいますが、これではせっかく時間を作ってくれた面接担当者に失礼になってしまいます。 別れ際の挨拶 面接が終了した別れ際の挨拶も気を抜かないように。 別れ際に相手の顔を見て、感謝の気持ちを表情から伝えるように心掛けてみましょう。 時間を割いてもらったこと、話を聞いてもらったことに対して面接官に感謝の気持ちを示すと同時に、次の機会をもらえるように、心を込めてアピールする機会でもあることを忘れないようにしましょう。 聞く態度 面接担当者は、職場で活躍してくれる応募者を期待しているのですから、面接も仕事の場である、ということを忘れないようにしたいものです。 面接官の話は一言も漏らさないように集中して聞きましょう。 そして自分が話をする時には、「自分が何を伝えたいのか」ということをしっかり考えて、必死で伝えたいという態度を見せるのです。 これだけで面接担当者の態度はずいぶんよくなります。 第一印象をよくするトレーニング 面接の前には、自分の第一印象をよくするトレーニングをしておくのがおすすめです。 おすすめの方法は鏡に向かって、自分自身と面接する方法。 鏡のなかの自分を見て「自分が面接官だとしたら、自分はどんな風に見えるだろう」「うつむきがちになっていないか」「座った時の姿勢で、肩が曲がっていないか」「顔が斜めに傾いていないか」なども細かくチェックすると、今まで気づかなかった自分の癖にも気づくことができます。 癖を直すことで印象を良くできそうなところは、ひとつひとつ意識して直していきます。 なお普段見慣れていて気付きにくいのが、髪型やメイク。 男性は、髪の毛を短くかつ清潔感のある髪型に。女性は、髪の毛をまとめて、控えめなメイクを心掛けてください。 男性も女性も、スーツは体にあったジャストサイズのものを用意しておきましょう。 そのほか応募した職種や相手の立場から見て、一緒に仕事をするとしたら、何がよくて何がデメリットに映りそうかを客観的にとらえておきましょう。 そして、採用されるにはどのようなことを伝えればよいか事前に準備しておきましょう。 以上、面接での第一印象を良くするコツについてご紹介しました。 ココカラ転職では、専任のキャリアアドバイザーが、応募する際のコツや面接対策をしっかり行い、あなたの転職の可能性を最大限に広げるサポートを心掛けています。 転職が不安な方も、ぜひ一度ご相談ください。

転職回数が多い人の転職活動 | 転職の基礎知識

転職回数が多い人の転職活動

転職回数が多いと、採用担当者は「飽きっぽい人なのでは」「職業選択が不適切ではないのか」などの不安を持つ可能性があります。 ですから、転職回数が多いことを不利にしないためには、転職回数の多さを上手にフォローし、採用担当者の不安を払しょくする工夫が必要です。 ここでは転職回数が多い人の職務経歴書の書き方や面接での注意点についてご紹介します。 職歴欄の書き方 転職回数が多いと、採用担当者は「職場への適応力に欠けるのではないか」「人間関係に問題があるのではないか」と憶測する可能性があります。 ですから、転職回数の多さを履歴書・職務経歴書でどうフォローしていくかが重要です。 とくに職歴欄と退職理由欄の書き方、見せ方は上手に工夫して、転職回数をできるだけ多く見せないようにしましょう。 たとえば、職歴欄は長々と書かないで入社・退社をセットにし、シンプルに2行で済ませるのもおすすめ。 1社1社の勤務情報を同じように書いていたら、すぐに職歴欄がいっぱいになってしまうという人は、複数の勤務先情報をまとめて書いてしまうテクニックも効果的です。 ただし、転職回数がどんなに多くても、正社員として勤務した会社はすべて記入する必要があります。 【記載例】 平成17年 4月 株式会社○○○入社 果物の先物取引を担当 平成18年 10月 株式会社×××入社 貴金属の販売を担当 平成20年 11月 株式会社△△△入社 パッケージデザインの制作・販売を担当 強調したい個所を目立たせる 数多くある職歴の中でもとくに強調したい、アピールしたいという実務経験がある場合には、その部分をより詳細に具体的に書き、太字にして目立たせる、ボリュームを出すなどの工夫をして、それ以外のところはあえて簡略して書くなどのメリハリをつけましょう。 【記載例】 平成17年 4月 株式会社○○○入社 営業事務を担当 平成18年 10月 株式会社×××入社 営業事務を担当 平成20年 11月 株式会社△△△入社 営業事務を担当 ■業務の上で工夫している点 ・業務の効率化…Excelによる自動計算の設定を行い、「データ分析」「事業部の営業結果の集計作業」をスムーズに行えるようにする ・レイアウトに気を使った資料作成…売上、収益性、能率がひと目で把握できるようグラフ・表を利用して見やすいレイアウトの資料作成を心掛けている。 合理的な理由を用意しておく 転職回数が多い人は、面接でその理由を聞かれる可能性が高いです。なので「確かに転職回数は多いが、それらはすべて意味のある転職であり、きちんとした合理的な理由がある」と退職理由欄などを設けてフォローし、面接でもスムーズに説明できるように準備しておくことが大切です。 履歴書・職務経歴書でも、転職を重ねるごとに仕事のレベルやスキルが向上し、「私は転職するたびにこんなに成長してきたのだ」という成長具合が分かるように工夫して書きましょう。 業界や職種が同一の場合 たとえば業界や職種が同一であれば、その点を分かりやすく書くのがおすすめです。「この業界のスペシャリストを目指して転職を繰り返したのだ」という点が伝わるようにしましょう。 【記載例】 3回の転職を重ねてまいりましたが、これまで一貫して営業をバックアップする業務に従事してまいりました。 営業部員の効率をアップするために、グラフ・表を活用し一目で内容が分かるような営業資料を作成したり、新入社員へのビジネスマナーや業務全般の指導も行ってまいりました。 今後も営業部員の効率アップ、業績アップにつながる業務に従事したいと考えております。 業界や職種が多岐にわたっている場合 たとえ業種や職種に一貫性がなく多岐にわたっているとしても、「興味や関心領域が広く、おもしろそうな仕事があるとやりたくなってしまう」という風にアピールすれば、「好奇心旺盛で行動力がある」という印象を与えることができ、ベンチャー企業では重宝されることもあります。 ただし、どんな角度でもいいので、何らかの「一貫性」は示したいものです。部署や職種に一貫性がない場合は、冒頭に略歴を書き、志望動機欄の書き方を工夫してなるべくマイナスのイメージを持たれないようにしましょう。 【記載例】 私は興味や関心を持つ対象が人より広く「成長できそうだ」「おもしろそうだ」と魅力を感じる仕事があると、どうしてもやりたくなってしまう性格でした。結果的に3回の転職を繰り返してきましたが、今後はじっくり腰を据えてひとつの業務に取り組みたいと考えております。 これまでの3回の転職で「アジア」と「IT」に関する貴重な経験と知識を得ることができたため、この2つのキーワードに当てはまる御社に大きな魅力を感じて応募いたしました。 以上、転職回数が多い人の転職活動についてご紹介しました。 ココカラ転職では、経験豊富なキャリアアドバイザーが、豊富な求人情報から、ご要望に沿ったお仕事を紹介し、さまざまなお悩み・ご質問にも丁寧に回答しながら、転職をサポートいたします。ぜひお気軽にお問合せください。

自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書 | 転職の基礎知識

自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書

自営・フリーランス経験がある人からの応募の際、採用担当者は「なぜまた雇用されるという選択をするのか」と考えるものです。 なぜなら、自営・フリーランスは時間も人付き合いも自由きままというイメージがあったり、一度独立して自営・フリーランスという道を選択した人がまた「雇用される」というケースは少ないからです。 ですから採用担当者のこのような心配や懸念を払拭するためにも、しっかりとした理由づけを考え、正社員時代の職歴をしっかりとアピールする必要があります。 応募した本当の理由が、充実した福利厚生や安定した生活であったとしても、そのまま記入するのはNGなので注意しましょう。 ここでは、自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書についてご紹介します。 「雇用」という選択をした理由 自営業やフリーランス経験がある人からの応募の際、採用担当者は「なぜまた雇われ人になるのか」と考えますし「また組織の一員として、他の社員とうまくやっていけるのか」「経営者だった人が組織になじんでいけるのか」などの不安を感じるものです。 自営・フリーランス経験がある人の履歴書・職務経歴書では「組織への適応性が十分にあること」や「フリーランスになってからもクライアントと良好な関係を築いてきたこと」をアピールすると良いでしょう。 正社員時代の経歴をアピール フリーランスになる前の正社員時代の実務経験はしっかり記入してください。「組織の一員、チームの一員として規則正しい就業時間にも対応できること」を上手にアピールし、環境への適応性が十分に備わっていることを示しましょう。 実績・スキルをアピール 自営業やフリーランスの経験がある人について、採用担当者は「事業に行き詰ったのではないか」「なぜまた雇用されるのか」と不安に思われるケースもありますが、ずっとサラリーマンを続けてきた人と比較して、経営的視点を持っているのではないか、問題の発見や解決に優れた力をつけたのではないか、という期待もされるものです。 ですから自営・フリーランスの時代に培った十分なスキルや実績があり、クライアントからも評価を受けていた、信頼されていたという点をアピールするようにしましょう。 自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書の記載例 【記載例1】 フリーランスの道を選択して10年たちましたが、自分の事業規模では不可能なことに挑戦したいと考えるようになりました。 特色のある御社で働くことで、自分の経験やスキルを生かすことができると思い応募いたしました。 【記載例2】 起業してから15年目となりましたが、webデザイン、システム開発、アプリ開発まで幅広い業務経験があります。 「ナビゲーションが使いやすい」と評価も頂いており、質の良いサービスを展開していることを独立後に実感していました。 この力をもっと大きなフィールドで活かしたいと思い、応募させて頂いた次第です。 以上、自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書についてご紹介しました。 ココカラ転職では、経験豊富なキャリアアドバイザーが、豊富な求人情報から、ご要望に沿ったお仕事を紹介し、さまざまなお悩み・ご質問にも丁寧に回答しながら、転職をサポートいたします。ぜひお気軽にお問合せください。

転職活動の自己分析・ネガティブチェック | 転職の基礎知識

転職活動の自己分析・ネガティブチェック

転職・再就職活動をする場合には、自己分析が不可欠です。 ただやみくもに求人情報を見て転職活動を始めるのではなく、まず「自分は何をしたいのか」「自分は何をしたくないのか」という点を考える時間を持ちましょう。 ここでは、履歴書・職務経歴書を作成する前に行っておきたい自己分析・ネガティブチェックについてご紹介します。 自分は何を達成したいのかを明確にする 転職活動では、選考で採用されるための履歴書・職務経歴書を作成したり、面接でしっかりと自分の意見を言えるようにする必要があります。そのためには、まず「自分は何を達成したいのか」「どんな仕事をどのように進めていきたいか」など、今回の転職について、しっかりと考えることが大切です。 自分の直面する「転機」を「新しい可能性に出会えるチャンス」と積極的にとらえるプラス思考こそが、転職・再就職を成功させる鍵になります。 「自分は何を達成するために、今、転職活動をしているのか」を明確にすると、面接でもスムーズに自分の意思を伝えることができますし、履歴書・職務経歴書の作成もスムーズになるでしょう。 「これまでの経験や知識をいかに的確に伝え、自分の価値を理解してもらうか」という点に力を注いだり、自分のこだわりやアピールポイントも再認識できるはずです。 転職を思い立った理由を明確にする あなたが今回転職したいと思い立った理由は何でしょうか。 「もっとよい環境で働きたい」「やりがいのある仕事をしたい」「リストラや倒産が原因」など、人それぞれで理由はさまざまでしょう。 転職・再就職する際にはまず「今回、転職したいと思い立った理由」をしっかり考えてみることが大切です。 そして、「志望する企業で生き生きと仕事ができそうか」についても具体的にイメージしましょう。 自分の今の状態を把握する(自己分析) 転職を思い立った理由をはっきりさせたら、次に今の仕事や会社に対する不満を整理して、自分の状態を把握します。 「給料の額に納得できない」 「人間関係につかれた」 「残業が多すぎる」 「業務の内容がつまらない」 など、今の仕事へ不満がある場合は、それらを全て書き出すなどして明確にしましょう。不満を整理しておくと、その不満を繰り返さないための転職、という視点を意識するようになります。 ただし、いつまでも不満だけにとらわれてしまうと、転職の目的が単なる不満解消のためだけになりかねません。不満を整理したらその不満を客観的に見つめて自分の適性を把握しましょう。 自分の適性を把握すると、「転職活動を成功させて、今の状況を変えよう」「転職活動をチャンスと考えよう」とポジティブに考えることができるはずです。 ネガティブチェックを行う 適職を考える時、ほとんどの人が「何が好きか」「何をしたいのか」を基本に考えます。 しかし、職業上の適性を考える時は「その職業に従事することによって生じる苦痛に自分は耐えられるか」という側面からも考えていくべきです。 たとえ、自分が憧れていた職業や希望通りの職業であっても、「仕事」である限り、必ず何らかの苦痛、ストレスは存在します。 その苦痛、ストレスがあまりに強く、自分が耐えられないレベルだと、次の仕事も長続きしません。 ですから、転職・再就職をする前には、自分が耐えられる苦痛やストレスを知っておくためのネガティブチェックをするのがおすすめです。 例えば、事務の仕事は場合によっては単調な仕事が続きます。また、他部署とのやり取りが多くなるので、他者の都合に自分を合わせる努力が必要となります。 販売の仕事は、立ち仕事の場合が多く、またクライアントから拒絶されたりクレームを受けたりする可能性や、ノルマがある場合も。 企画の仕事は、常に新しいアイデアを出す必要や締め切りなどのプレッシャーがあるでしょう。 このように、その仕事に従事することで生じる苦痛・ストレスをイメージして「自分が耐えられるか」を知ることは、適職を考えたり応募企業を決めるうえで役に立ちます。 3年後、5年後、10年後にどうなっていたいのかを明確にする 今の会社や仕事への不満を整理し、適職を知り、気持ちをポジティブにしたら、つぎは3年後、5年後、自分がどのようになっていたいかというビジョンを考えましょう。どのような場所で、どのような形で、どのような仕事をしていたいか……をイメージするのです。 「人事のエキスパートになっていたい」 「管理職として経営部門で働いていたい」 など具体的なビジョンを明確にしておくと、どのような力や資格を身につけた方が良いかも分かり、モチベーションアップにもつながりますし、転職先も決まってきます。 たとえば「実務経験はないが資格を取得したので、3年後には経理のエキスパートになっていたい」というビジョンがあるとします。その場合、まず派遣などで経理の経験を積むか、未経験者でも可という小規模な会社に入社してそこで実務経験を積んで、その次の転職で大手企業の会社に転職する……という方法もあるでしょう。 転職の先に、独立や起業を見据えている人も同じです。 どのような職種・形態で、どこで起業するのかをイメージしておきましょう。「5年後にはグッズ販売の会社を設立し経営したい」とうビジョンを持っている場合には、経営状態を判断する力をつけるために、経営管理部門で働くという選択肢もあります。この時あえて規模の小さな会社を選んで、経営管理部門以外の仕事もできそうな企業に転職する……という方法もあります。 このように転職・再就職をする前に、自己分析やネガティブチェックを行ったり、ビジョンを明確にすることは、採用される履歴書・職務経歴書の作成や、転職活動の成功につながるだけではありません。あなた自身の人生を生き生きと輝かせるためにも、大切な作業なのです。 以上、履歴書・職務経歴書を作成する前に行っておきたい自己分析、ネガティブチェックについてご紹介しました。 自己分析は転職を成功させるために大変重要な作業です。 自分のことが分からなければ、自分のアピールポイントを知ることも出来ないので「会ってみたい」と思わせるような履歴書・職務経歴書は作成できませんし、面接にも受かりません。 ココカラ転職では、経験豊富なキャリアアドバイザーがアピールポイントを一緒に考え、転職に失敗しない企業選びをサポートします。 ご自身のアピールポイント、弱み、強みを知り、そのうえで企業を選ぶことができれば、志望動機で迷うことなく、履歴書・職務経歴書の作成もスムーズになり、面接でも堂々と答えられるようになるはずです。 転職・再就職のさまざまなお悩み、不安にも丁寧に回答します。まずはお気軽にお問合せください。

採用される履歴書・職務経歴書を書くための基礎知識 | 転職の基礎知識

採用される履歴書・職務経歴書を書くための基礎知識

中途採用の場合、まず履歴書・職務経歴書で書類選考が行われるのが一般的で、この書類選考を通過した人だけが面接を受けることができます。 ですから、履歴書・職務経歴書は、採用担当者に「ぜひ会ってみたい」と思ってもらえるようなものにする必要があります。 それでは、採用担当者が「会ってみたい」と思う履歴書・職務経歴書を作成するためにはどうすればよいのでしょうか。 ここでは、「会ってみたいと思わせる」履歴書・職務経歴書の作成方法についてご紹介します。 履歴書とは 履歴書とは、現在の連絡先、学歴や資格、職業の経歴などその人物の状況を記した書類のことです。 貼付する写真は、背景がない、応募者が単独で写っているものを貼付します。帽子はNGです。 転職活動では、履歴書だけで採否が決定されることもありますが、ある程度の実務経験や知識が必要とされる職種の場合は、職務経歴書の提出を求められることがほとんどです。 履歴書の書き方のポイント 履歴書の役割は、個人の経歴を正確に伝えることといえます。 誤字脱字がないように記載することはもちろんですが、読み手が読みやすいように意識して丁寧に作成することも大切です。 【証明写真】 証明写真の裏には、氏名を記入しておきましょう。 【学歴・職歴】 「学歴」と「職歴」は、別項目として分けて書きます。各項目の1行目には、必ず「学歴」「職歴」という見出しを記入。入学・卒業年などを書く時は、元号(昭和、平成など)と西暦が混在しないようにします。 短期留学などは学歴には入りませんが、アピールポイントになる場合もあるので、自己PRの欄に記入しておきましょう。 職務経歴書とは 履歴書がその人物の人生の経歴であるのに対して、職務経歴書は、その人物の仕事の経歴です。 職務経歴書は、今や転職活動になくてはならない書類といえます。 企業の担当者は、まず履歴書を見て応募者のこれまでの人生を把握し、そのうえで仕事の詳細が記載されている職務経歴書を見ます。 そして「自社の希望に合う人物かどうか」を判断するのです。 つまり、履歴書だけでは読み取れない具体的な経歴を、職務経歴書から判断しようとします。 ですから、職務経歴書では、履歴書では書ききれない部分をフォロー・アピールしましょう。 職務経歴書を作成する際は、淡々と実績や成果を記載するのではなく、これまでの仕事ぶりが分かるように、詳細な内容を記載します。 この時「これまでどのような仕事をしてきたか、どのように仕事に取り組んできたか、どのような成果を出してきたか、そして、それらが企業側にどのようなメリットを与えてきたか」を分かりやすくまとめることで、説得力のある職務経歴書を作成することができます。 職務経歴書はPCで作成する場合がほとんどですが、文字数がそれほど多くないのであれば、手書きでも問題ありません。 写真は履歴書に貼付しているので、職務経歴書では必要ありません。 職務経歴書の書き方のポイント 採用担当者は職務経歴書から、「自社のニーズにマッチしているか」を読み取ろうとするので、企業側のニーズにマッチしている部分をより強調するために、次の3つのポイントを意識して記載しましょう。 【仕事の環境】 どのような事業を行っている会社の、どんな部署で働いていたかを書きます。 従業員数、立場、役職なども併せて書くようにします。 【仕事の内容とやり方】 これまで、どのような仕事に取り組んできたか、何を身につけてきたかについて書きます。具体的な仕事の内容はもちろん、その仕事にどう取り組んできたかも書くようにします。 採用担当者にどのような職務能力があるかを分かりやすく伝えるためにも、出来るだけ細かく書くのがポイントです。 仕事に対する姿勢(積極的、楽しく、責任を持って携わっていたなど)も書くと良いでしょう。 【仕事の成果】 これまで、どのような実績を出したか(どのような評価を受けたか、どのような提案をしてきたかなど)を書きます。売上などの具体的な数字があり、それがアピールポイントになるようであれば記載します。具体的な数字がない場合は、上司やクライアントに評価された点、自身がどのように成長したかなどを記載しましょう。 履歴書・職務経歴書を作成する際の注意点 履歴書・職務経歴書を作成する際は、以下のような点に注意が必要です。 どんなに効果的に経歴をアピールできていても、その内容を細かく読んでもらう前に選考落ちしてしまう場合もあるので、気をつけましょう。 空白がないよう注意する 空白が目立つ書類は「転職に対する意欲がないのでは」という印象を与えてしまうこともあります。書くべきことを一応書いた、というような印象の書類にならないように注意しましょう。 誤字・脱字に注意する 言うまでもありませんが、誤字・脱字をしないように気をつけましょう。誤字・脱字が1か所でもあると、それだけでかなりのマイナス印象を与えてしまいます。書き間違いを修正液で修正するのもNGです。 情報を効果的に記載する 必要事項がすべて記載されていても、情報が少ないために、履歴書・職務経歴書から人物像が見えない書類にならないように注意しましょう。職歴に社名と職種を淡々と記載するのではなく「いつ、どこで、どのような状況で、どのような仕事をこなし、どのような成果を挙げてきたか」を記載することが大切です。 情報を書き込み過ぎない 空白を埋めようと、情報を書き込み過ぎるのもNGです。小さな文字でびっしり書かれていると、採用担当者の読む気がなくなってしまいます。 作成する際は、読みやすいサイズの文字で、読みやすい書類にするのも大切なことです。 以上、採用される履歴書・職務経歴書の作成方法についてご紹介しました。 ココカラ転職では、経験豊富なキャリアアドバイザーが、豊富な求人情報から、ご要望に沿ったお仕事を紹介し、さまざまなお悩み・ご質問にも丁寧に回答しながら、転職をサポートいたします。ぜひお気軽にお問合せください。

どの会社にも通用するアピールポイント | 転職の基礎知識

どの会社にも通用するアピールポイント

アピールポイントや志望動機は、職務経歴書のなかでもとくに人事担当者が注目している欄です。ですからアピールポイントや志望動機は具体的に詳細に書いて効果的にアピールしたいものです。 転職活動において求められる能力やスキルは会社ごとにさまざまですが、どの会社でも求められる能力があります。 それは、コミュニケーション力、マネージメント力、そしてプレゼンテーション力の3つです。 ここでは、職務経歴書のなかでコミュニケーション力、マネージメント力、プレゼンテーション力を効果的にアピールする方法についてご紹介します。 コミュニケーション力 自己PR欄でただ単に「私はコミュニケーション力があります」と書いても、説得力はありません。 コミュニケーション力をアピールする際には、先輩、上司、顧客から評価されたエピソードや、どのような点が評価されてどのような結果を残したかを、うまくエピソードとして盛り込むのがおすすめです。 また、できるだけ自分を客観視して第三者に納得できるように簡潔に説明し、その長所を仕事でどう生かせるかをアピールするように意識しましょう。 接客、サービス業ではお客様とのコミュニケーション力が求められるのはもちろん、それ以外の職種でも同僚、上司、部下とのコミュニケーション力や、業者の担当者とのコミュニケーション力は大変重視されます。 「顧客の意見を尊重し、商品やサービスの改善をした」「顧客から評価され、売上アップにつながった」「スタッフから評価を受けた」など具体的なエピソードがあれば、思い出せるだけ書き出してみましょう。 なお記載する際には、文中に見出しをつけることで、読み手である採用担当者に「読んでみよう」と思わせる工夫もしてみましょう。 コミュニケーション力の自己PR例 丁寧なコミュニケーションで契約を獲得 私は前職で訪問営業を行っていました。 契約をしてくださったお客様には、契約後も定期的に訪問をしながら、お客様の新たなニーズをくみ取って、問題解決の糸口になるような新規の提案を行うように心掛けてきました。 お客様に対して丁寧なコミュニケーションを取り続けた結果、お客様がご自身の知人や友人の方を紹介してくださるようになり、2年目には目標契約件数の2倍の契約を獲得できるようになりました。 マネージメント力 中途採用では、リーダーシップのある人やマネージメント経験者が好まれます。 後輩指導やプロジェクトリーダーの経験がある人は、積極的に書くのがおすすめです。 マネージメント力をアピールする場合には、新入社員に指導を行った経験や、部下にどのような指導をしたかを具体的に書きましょう。 そしてその結果、「部下のモチベーションが上がった」「効率が上がった」「顧客の評価が上がり売上増加につながった」などの具体的な効果もあわせて書くようにします。 マネージメント力の自己PR例 適材適所を意識した組織構築力 私はプロジェクトリーダーとして6人のメンバーを統括していました。 プロジェクトを遂行する際には、常に部下の適材適所を念頭に置いて、冷静な評価をするように心掛けていました。また、部下がそれぞれ自分の仕事やノルマに責任を持ったうえで、自発性、積極性を発揮できるように工夫していました。 部下からは「相談に乗ってくれながら、モチベーションを高めてくれる」と評価され、プロジェクト遂行後は、売上を前年比18%増に改善することができました。 組織力を最大に高める工夫 私はプロジェクトリーダーとして6人のメンバーを統括していました。 プロジェクトチームを任された時から、自由に発言できる環境を作り、積極的に部下の考えを聞いて適性を把握するように努めました。 また私はプロジェクトリーダーとして、メンバーには自由に仕事に取り組ませて、その責任は自分が全て負うことを宣言していましたが、これが職場の雰囲気を大きく変革させたという評価を得ています。 私がプロジェクトリーダーになる前に、その部署の売上は社内で最下位の成績でしたが、前述したような組織力を最大に高める工夫をした結果、新規契約部門では社内トップレベルの成績を残せるようになりました。 プレゼンテーション力 プレゼンテーション力はとくに専門職・企画職で重視されます。 「20xx年に開催されたシンポジウムでプレゼンテーションを行った」など、具体的なエピソードを盛り込みましょう。 プレゼンテーション力をアピールする際には、企画書を書いた経験や人前で発表した経験、営業をするときに自分なりに工夫した点があるかなどを具体的に書くようにします。 なお営業職としてプレゼンテーション力をアピールする場合には、具体的な数値も記入するとよいです。 採用担当者に「この人なら、確実に営業数字を叩き出せる」という印象を持ってもらうためには、取り扱った商品や顧客層、営業スタイル、達成実績、表彰歴などをバランスよく盛り込んで効果的にアピールしましょう。 なお採用担当者は職務経歴書の体裁からも、応募者の書類作成能力やプレゼンテーション力を判断します。 読み手の立場に立って、読みやすいレイアウト・文章を意識しましょう。 プレゼンテーション力の自己PR例 ニーズに的確にこたえるプレゼンテーション力 私は前職で訪問営業を行っていました。営業職は数字が全てといっても過言ではないと考えていますが、数字に結びつく効果を出すためには、お客様にきちんとご納得いただいく提案力、プレゼンテーション力が大前提だと考えています。 ご提案させて頂く際には、お客様のニーズを的確にくみ取ること、常に提案シナリオを作成して何度もシミュレーションすることを心がけ、着実に成績を残してまいりました。 ○○保険株式会社に在籍している時には、常に売上トップを誇り、数々の表彰を受けるという実績を残すことができました。 以上、どの会社にも通用するアピールポイントについてご紹介しました。 ココカラ転職では、専任のキャリアアドバイザーが、応募する際のコツや面接対策をしっかり行い、あなたの転職の可能性を最大限に広げるサポートを心掛けています。 転職が不安な方も、ぜひ一度ご相談ください。

転職面接 OK回答とNG回答からノウハウを学ぶ | 転職の基礎知識

転職面接 OK回答とNG回答からノウハウを学ぶ

転職活動における面接は、新卒の面接よりハードルが高くなります。それに、立派な経歴やスキルを持っていれば合格できるというものでもありません。 面接で他の応募者に差をつけ、転職を成功させるためには、経験やスキルなどよりもっと大切なことがあります。そして、面接前に準備しなければならないこともたくさんあるのです。 ここでは、面接でよくある回答集を例にしながら、転職の面接を成功させるノウハウについてご紹介します。 転職の面接の心得 転職活動を始める前に、まず転職を決めた理由について自己分析が必要になります。 「どうして転職をしたいと思ったのか」 「転職することで、何を得たいのか」 転職活動を始める前には、これらのことについて、自分なりの明確な回答を出しておきましょう。単に「給料が安いから辞めたい」「仕事がハードだから転職したい」など、前職への不満だけを理由に転職しようとする人は、誰も採用したいと思いません。 前職の不満をどんなにアピールしたところで、「この人は、うちの会社に入社しても同じように不満を感じて、辞めてしまうだろう」と判断されてしまうだけです。 ですから、転職活動の準備をする際は「どんな人材なら、採用したいと思われるだろう」という視点を忘れないことが大切です。 さらにこの時、自己分析・ネガティブチェックを行い、転職の目的や自分自身の価値観を突き詰めて考えることは、転職の応募書類の作成や面接試験を受ける際に大変役立ちます。 転職面接と新卒面接の違い 新卒採用の場合は、応募者に職歴はなく、スキルや技能などもないのが普通です。ですから、新卒採用の面接では、面接担当者は応募者の人柄・性格などを見ようとします。 「周りの人間とうまくやっていけるか」「入社後、努力を惜しまず、いずれ活躍できる人材か」などの素質を見て、採用・不採用を判断するのです。 中途採用でも人柄・性格は重視されますが、それよりも「明日からでも働ける」という即戦力、つまりスキルや経験が求められます。もちろん、ビジネスマナーなどの社会人としての常識は大前提です。 ですから転職活動では、応募先の会社のニーズに合わせて「私にはこんなスキルがあります」「私を雇用すれば、こんなメリットがあります」という主張を具体的にアピールする必要があります。 話の内容以上に大切な「見た目」 よく「人間は見た目が大事」と言いますが、これは転職の面接でも同じです。 面接では、応募者の話す内容やスキル、経歴を聞いて合否を決定すると思われがちです。もちろん話す内容やスキルも大切ですが、実際には「第一印象で合否を決めている」という面接担当者もいるとのこと。 他の応募者と差をつけ、見た目で好印象を与えるためには、服装や身だしなみのチェックをしっかりと行いましょう。もちろん、見た目だけではなく好印象を与えるためのコミュニケーションも大切です。 転職活動を成功させる第一歩は、好印象を与える見た目とコミュニケーションであるということを忘れないようにしましょう。 転職面接のOK回答・NG回答 転職面接の前に、しっかりとイメージトレーニングを行い、対応力を身につけておきましょう。とくに面接でよく聞かれる質問については、担当者の狙いを理解して、自分なりの回答を用意しておくことが必要です。 ここでは、転職の面接でよく聞かれる質問ごとに、OK回答とNG回答を示しながら、対応力をトレーニングする方法をご紹介します。 自分の回答を用意する際の参考にしてください。 1. 転職理由 面接の冒頭でよく聞かれるのが、「どうして転職をしようと思ったのですか」などの転職理由に関する質問です。 転職理由について質問された時は「もっとやりがいのある仕事をしたくて」といった漠然とした回答は避けましょう。もちろん「前の会社は給料が安くて」など前職の悪口を言うのも絶対にNG。 面接担当者がすんなりと転職理由を理解できるように、具体的に回答するのがベストです。 ○OK回答 「現在も不動産の営業を行っておりますが、単にノルマをこなすのではなく、顧客ニーズの調査や検証、戦略のある提案などを意識した営業スタイルを目指しておりました。御社では、営業職の募集内容やホームページで「何よりも顧客のニーズに沿った提案」というモットーを掲げていらっしゃいました。御社でなら、私がこれまで意識してきた営業スタイルを貫き、売上にも貢献できると思い、応募させていただきました。」 --具体的かつ簡潔に転職理由を伝え、前向きな印象を与えています。 また、募集内容やホームページを見て、事前に企業研究を行っていることについても触れています。 ○NG回答 「前の会社ではやりがいを感じなかったので、もっと自分の可能性を広げたいと思い、転職したいと思いました。」 --ネガティブなうえに現実逃避している印象を与え「またすぐに辞めてしまうのではないか?」と判断されてしまいます。「自分の可能性を広げたい」のは、自分だけの理由で、応募先企業に何の関係もメリットもありません。 2. 当社に応募した理由 「応募した理由は何ですか」などの応募理由は、面接でよく聞かれる定番の質問です。 この質問は、「当社のことをきちんと知ったうえで応募しているか」を確かめるのが目的。 ですから、ここでも漠然とした表現やネガティブなワードはNG。 前向きな姿勢を心掛け、もし応募先企業に商品やサービスがあるなら、実際に利用してその感想を述べるなど、具体的な理由を答えましょう。 ○OK回答 「以前から御社のサービスのファンでした。他社と比べて、何よりもユーザー視点に立ち、細かい工夫・サービスをしているからです。例えば、○○といったサービスでは、利用した際に心から感動しました。 ユーザー視点を何よりも大切にしている御社でならば、自分の信念と誇りを持って仕事に取り組むことができると思ったのが、応募した理由です。」 --商品やサービスを実際に利用し、ファンであることを効果的にアピールしています。 もし商品やサービスがない場合は、ホームページの情報でもいいので、具体的な理由を伝えることができるように準備をしておきましょう。 ○NG回答 「ホームページの『顧客のメリット第一』というモットーに魅力を感じたので、応募しました。」 --モットーに目をつけたのはいいのですが、あまりに漠然とした表現では社交辞令のようになってしまいがち。 もっと掘り下げて、具体的な理由を伝えるようにしましょう。 3. 前の会社を辞めた理由 「どうして会社を辞めようと思ったのですか」などの退職理由は、悩む質問のひとつだと思います。 この時も、「給料が安かったから」「人間関係が理由で」など、ネガティブなワードは避けましょう。 「ステップアップ」「スキルを磨く」などポジティブなワードを使いながら、今までの経験を、次の会社でどのように活かしたいか、具体的に回答することが大切です。 ○OK回答 「不動産営業として5年間、お客様のご希望や悩みを聞いてまいりました。今後は、法人向け営業としてのスキルを磨き、よりお客様に喜んでいただきながら、売上に貢献したいと思い、転職を決意しました。」 --理由が前向きな動機で好印象。さらに応募先でどのように活躍していきたいかについても触れているので、より効果的にアピールすることができています。 ○NG回答 「前の会社は仕事がきつく、体力的にも限界を感じたので、転職を決めました。」 --たとえ事実でも、待遇や環境のせいにするのはNGです。 4. ブランクの理由 前の会社を辞めてから時間が経っている場合には、「前の会社を辞めてからブランクがありますが、その間は何をされていたのですか」とブランクの理由を聞かれることがあります。 採用担当者は、基本的に長いブランクがある人を好みません。「ビジネス感覚が鈍っているのでは」「何か理由があるのでは」と考えるからです。 ですから、面接でこの質問をされた時は、面接担当者が納得できるようなブランクの理由を答えましょう。 ○OK回答 「キャリアアップを目指してイギリス、ロンドン、○○スクールにて、英語と貿易実務について学びました。」 --「スクールに通った」「留学した」などの理由は説得力があります。留学などが経済的に厳しければ独学で図書館で勉強していた、という理由も十分アピールになるでしょう。 ○NG回答 「体調不良のため、長期療養していました。」 --事実でも、正直に答えてしまうとマイナスの印象を与える場合があります。 もし病気やけがが理由である場合は、現在は完全に回復していることを併せて答えるようにしましょう。 5. 転職回数が多い理由 転職回数が多いと「飽きっぽい人なのでは」と思われてしまうことがあります。 採用担当者のこのような不安を払拭するためには、「確かに転職回数は多いけれど、どれも意味のある転職だった」という事実をアピールすることが大切です。 ○OK回答 「これまで一貫して営業に従事してきました。どの部署でも、業務の効率化を意識し、喜んでいただきました。」 --部署・職種の一貫性をアピールすることで、転職回数の多さをカバーしています。 さらにこの時、喜んでもらったエピソードなどを盛り込むとより効果的でしょう。 「デパートやスーパーを中心にルートセールスをしていましたが、お客様のご要望を聞き、それを解決して喜んでいただけることにやりがいを見出し、○○のコンサルティングに従事するようになりました。」 --職種に一貫性はなくても、自分自身のビジョンには一貫性があることをアピールできています。 ○NG回答 「どの仕事も自分を出しにくいと感じていました。」 --前の会社の悪口、特に人間関係や職場環境などについての自分勝手な感想は、避けるようにしましょう。 以上、転職面接のOK回答とNG回答についてご紹介しました。 面接では、どのように回答すればいいのか迷うこともあるかと思いますが、「この人と一緒に仕事をしたい」と思わせることができれば、合格はグッと近づきます。 前向きな姿勢、ポジティブなワードを心掛けて、良い印象をアピールしましょう。 なお、面接が何度か行われる場合は、その面接のたびに同じ質問をされる可能性があります。その際には、前の面接で答えた回答よりさらに説得力のある答え方をもう一度考えて、用意するとよいでしょう。 「ココカラ転職」では面接対策はもちろん、企業選びやキャリアプラン、住まいや子育て環境についてもアドバイスしております。 地元をよく知るアドバイザーが、親身にサポートを行います。まずはお気軽にお問合せください。  

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