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退職する時に損しない保険・年金・税金の手続き | 転職の基礎知識

退職する時に損しない保険・年金・税金の手続き

退職をする際には、社会保険や税金の手続きが必要です。すぐに次の会社に転職が決まっているのであれば、社会保険や税金の手続きは転職先の会社で行ってくれますが、失業期間がある場合には、自分で手続きを行う必要があります。 手続きをしないでいると、当然受けられるはずのさまざまな手当てを受けられず、損をしてしまうこともありますので、注意しましょう。 ここでは、退職する時に損をしないための保険・年金・税金の手続きについてご紹介します。 健康保険の手続き 退職をすると、今まで入っていた健康保険から抜けることになります。 すでに転職先が決まっている場合は、転職先の会社が加入している健康保険に加入することになります。もし決まっていない場合は、何らかの保険に加入しないと病気やケガをした際の治療費が全額自己負担になってしまうので、早めに手続きを行いましょう。 健康保険とは 健康保険とは、病気やケガをした際にその治療費を補てんしてくれる、いわゆる医療保険のことです。 退職後の医療保険制度については、以下のような選択肢がありますが、主な選択肢は、家族の被扶養者になるか、国民健康保険に加入するか、任意継続制度に加入するかです。 家族の被扶養者になる 家族の被扶養者になる場合は、保険料の負担はありません。 したがって、退職後はまずは配偶者や親などの家族の被扶養者になれるかどうかを優先的に考えるのがおすすめです。なお、家族の被扶養者になるためには以下の条件が必要となります。 ・ 年収が原則として130万円未満(60歳以上や障害年金受給者は180万円未満)で、被保険者の年収の2分の1未満であること ・ 3親等内の親族(うち配偶者、弟妹および直系血族以外は同居の必要あり) 国民健康保険への加入 国民健康保険は、ほかの健康保険に加入していない人が対象です。 保険料は、前年の収入が計算の基礎になりますが、市区町村によって異なります。 国民健康保険への加入手続きは、住所地を管轄する役所で、退職日翌日から14日以内に手続きをする必要があります。手続きをする際に必要な書類は、以下のとおりです。 【国民健康保険への加入手続きに必要な書類】 ・離職票(退職日が分かるもの) ・印鑑 ・源泉徴収票 ・(地域によっては、健康保険資格喪失証明書) 任意継続被保険者制度の利用 任意継続保険制度とは、退職した会社の健康保険に引き続き加入できる制度です。 任意継続制度を利用する条件としては、加入期間が退職日まで継続して2カ月以上であることが必要です。 任意継続制度に加入する場合は、退職後20日以内に手続きをしなくてはなりませんので注意しましょう。 また、任意継続保険制度が利用できるのは退職してから2年間が原則で、保険料は全額自己負担になります。在職中は半額を会社が負担していますので、ほぼ2倍の保険料を自分で支払うことになります。 「国民健康保険」と「任意継続被保険者制度」のどちらに加入するかについては、どちらの保険料が安いかという点と、それぞれの給付内容をもとに判断しましょう。 国民健康保険の保険料は、住所地の役所、継続保険料は、住所地を管轄する社会保険事務所または健康保険組合事務所に問い合わせてみましょう。 身分証明書と前年の源泉徴収票、または市県民税・特別徴収税額の通知書を、住所地を管轄する役所に持っていけば、保険料を計算してくれます。 国民健康保険か任意継続制度のどちらに加入すればよいか判断できないという場合は、とりあえず任意継続に加入することをおすすめします。 国民健康保険に加入してしまうと任意継続への切り替えはできませんが、任意継続制度から国民健康保険に切り替えることは可能だからです。 任意継続被保険者制度の手続きは、住所地を管轄する社会保険事務所または健康保険組合で、退職日翌日から14日以内に手続きをする必要があります。手続きをする際に必要な書類は、以下のとおりです。 【任意継続被保険者制度の手続きに必要な書類】 ・印鑑 ・住民票 ・資格取得申請書(退職前の保険証番号が必要になります) ・保険料(1~2カ月分) 国民年金の手続き 年金制度とは、老齢や退職、疾病、死亡などによる所得喪失に対する保障制度で、一定の金額が定期的に給付されます。 これまで会社勤めをしていた人は厚生年金に加入しているので、第2号被保険者となります。しかし、会社を辞めると自動的に厚生年金から脱退することになり第1号被保険者となります。第1号被保険者となると自分で保険料を支払うことになりますので、そのための手続きが必要になります。 国民年金とは 年金制度は、運営主体によって公的・私的年金に区分されます。 公的年金には「厚生年金」「共済年金」「国民年金」があります。 「国民年金」は20歳から59歳の人が全員加入します。「厚生年金」は民間会社に勤める人が加入し、「共済年金」は公務員などの共済組合員が加入します。 厚生年金は、5人以上の授業員がいる事業所において、従業員を対象に支給される年金です。国民年金に上乗せして支払われるので、民間企業に入社すると、厚生年金と国民年金に同時に加入することになります。 国民年金の被保険者は、自営業者、農業・漁業従事者、学生、フリーターなど、自分で保険料を納める第1号被保険者です。会社などに勤め、厚生年金や共済年金に加入している人は、第2号被保険者、第2号被保険者に扶養されている配偶者は、第3号被保険者に区分されます。 転職先未定ならすぐに国保へ加入 会社を退職して転職先の会社が決まっていない場合は、厚生年金から国民年金へ種別変更の手続きをしましょう。年金の未払い期間があると、将来の受給額に影響してしまうからです。 手続きを行うのは住所地の市区町村役場で、年金手帳、印鑑、離職票などの、退職日を証明する書類が必要です。 退職して転職先が決まった場合は、厚生年金加入手続きが必要となりますが、これらの手続きは勤務先の会社が代行してくれます。 税金の手続き 税金の手続きは、所得税、住民税、退職金にかかる税金の3つです。 所得税は申告すると税金が戻ってくることがあります。 所得税 所得税とは、個人の1年間の所得に課される税金で、会社員の場合には毎月天引きされ、年末調整で1年間の所得税を清算してくれます。 退職した年内に再就職をした場合には転職先で年末調整をしてくれますので、前の会社で発行してもらった源泉徴収票、生命保険、住宅ローンなどの控除証明書などの書類を一緒に提出します。 退職した年内に転職しなかった場合には、翌年に自分で確定申告をします。 毎月天引きされている所得税は払い過ぎているケースがほとんどなので、確定申告をすると払い過ぎていた税金が戻ってきます。 住民税 住民税とは、住んでいる都道府県(都道府県民税)と市区町村(市区町村民税)に納める税金で、通常は1月から12月までの所得に対する税金を、翌年の6月から翌翌年の5月にかけて支払う後払いシステムです。 納税方法は、退職した月によって異なります。 ① 1月から5月までの間に退職した場合は、退職月から5月までの納税額の合計を最終給与から一括徴収されます。6月頃から送られてくる納付書によって納めます。 ② 6月から12月までの間に退職した場合は、退職月の給与からその月の税額が差し引かれ、残りは送られてくる納付書に従って分割払いします。この時、退職時に給与などから一括納付することも可能です。会社で一括納付してもらえるか、退職後に自分で納付するのかを、会社の担当者に確認しておきましょう。 なお、退職したあと個人事業主などになる場合は、確定申告をすることになります。そして、住民税は確定申告による所得をもとに各市区町村が通知してくるので、確定申告の他に手続きをする必要はありません。 退職金 退職金にも税金が課されます。 退職金に関する手続きとしては、税務署にある「退職所得の受給に関する申告書」を会社に提出するだけで足ります。この書類を提出すると、会社が退職金から所得税を源泉徴収して税務署に納付します。一方この書類を提出しないと、退職金から一律で20%源泉徴収されてしまうことになり、損をしてしまうので、注意が必要です。 失業保険をもらうための手続き 退職後に次の就職先が決まっていない場合は、失業手当が支給されます。 失業給付は、一定の条件を満たしていれば、会社を退職して失業状態になった時に受け取ることができますが、支給期間や支給額は個々の事情によって異なります。 再就職までの生活を安心して送るためにも、失業給付をもらえる条件などについては、しっかり理解しておきましょう。 ※失業保険は、現在は「雇用保険(基本手当)」が制度の正式名称ですが、ここではあえて分かりやすく説明するために一般的に使われている「失業保険」という用語を使うことにします。 失業保険をもらうための要件 失業保険をもらうためには、以下の条件をすべて満たさなければなりません。 ①離職する以前の2年間に、11日以上働いた月が12カ月以上あり、雇用保険加入期間が1年以上あること ②離職して被保険者の資格を失ったことが確認できる書類があること ③積極的に働きたい意思があり、いつでも就職できる能力はあるが、失業状態であること(したがって病気やケガ、妊娠や出産などで、いつでも就職できる状態でない場合は、失業保険をもらうことはできません) ④ハローワークに出向いて求職の申し込みをしていること (正当な理由なく、ハローワークから紹介された職業や、指示された職業訓練を受けることを拒否した場合は、拒否した日から1カ月間の給付制限を受けるケースもあります) 受給するためには、条件をクリアしていることを示す書類を持参して、ハローワークに求職の申し込みを行います。 失業保険はいつからもらえるか 失業保険がいつからもらえるかは、退職理由によって異なります。 ・自己都合退職の場合 退職理由が自己都合退職や自己の重大な責任による解雇の場合には、待期期間の後さらに3カ月間は失業保険を受けることができません。 ・会社都合退職の場合 会社から解雇されたり、会社が倒産したりしてやむなく失業状態になった場合には、離職票を提出し、求職申込みをしてから、7日間の失業している日(待期期間)の経過後から、失業保険が支給されます。 失業保険はいくらもらえるか 失業保険がいくら給付されるかについては、大よその額を自分で計算することができます。 計算するためには、まず退職前6か月間の給与の総額を計算します。離職票と給与明細を照らし合わせて、定期代や残業代を含めて計算しましょう。 給与総額を退職前6カ月(30日×6カ月)で割ると、1日分の賃金日額を算出することができます。この賃金日額は、年齢階層別に上限と下限が設定されていて、賃金日額が低くなると給付率が高くなる仕組みになっています。 なお、基本手当日額は今後も制度内容に変更が起こる可能性がございます。トピックスにある最新の「〇年〇月〇日からの基本手当日額等の適用について」をご確認ください 詳細については、以下の厚生労働省のページから確認しましょう。 厚生労働省「雇用保険制度」 再就職した場合は 転職が成功し再就職先が決まった場合は、失業保険の給付が打ち切られます。 ただし、所定給与日数が45日以上の3分の1残っていて、再就職先で1年以上雇用されることが確実であるなどの条件をクリアしていれば、再就職手当が支給されます。 いずれにせよ、再就職先が決まったら、すぐにハローワークに連絡をしましょう。 以上、退職する時に必要な保険・年金・税金の手続きについてご紹介しました。 これまでご紹介してきたように、退職する際にはさまざまな手続きが必要であり、さらに複数の選択肢があるものもあります。その選び方や手続きのタイミングを間違えると、損をしてしまうことがあります。 転職活動に集中するためにも、できれば在職中に必要となる手続きや書類を理解しておくとよいでしょう。

転職の面接質問集~よく聞かれる質問10選&回答事例 | 転職の基礎知識

転職の面接質問集~よく聞かれる質問10選&回答事例

転職活動では、「御社で活躍できる人物です」という点を面接で伝える技術が必要です。 面接は、自社の事情を理解しニーズを把握し、それに最もマッチする人を採用するために行われるもので、優秀な人材が採用されるというわけではないからです。 ですから、面接担当者の質問の意図を把握し、それにマッチした回答をする必要があります。 回答例は、問いかけられた質問の裏に隠されている意図をくみ取る目安とするだけにとどめ、あくまでオリジナルの回答を用意する必要があります。 面接前にしておきたい「自己PRの準備」 面接前は、自分が伝えたいことを論理的にアピールできるよう、しっかりと準備をしておきましょう。 この準備が足りないと、面接の質問に対して回答内容に一貫性がなくなり、面接担当者の信用度が一気に下がって印象も悪くなってしまいます。 また、回答を準備する際は、企業ごとの事情やニーズをしっかり把握する必要があります。そのうえで、その環境と条件できちんと働き成果を上げることができる……という点をしっかりプレゼンできるよう準備をすることが大切です。 面接は、応募する業務のニーズを理解していること、その応募する業務に必要な能力があること、経営規模や人員構成、社風などを理解していることなど、さまざまな視点からチェックされるものだということを、しっかり理解しておきましょう。 自己PRの準備の仕方 中途採用をする企業は「このような人を採用したい」という具体的な人材イメージをもっているものです。 「何をやりたいか」より「何ができるか」を問われることも多く、経験業務の中身や持っているスキルの内容も細かくチェックされます。 ですから「頑張りたい」「やる気がある」などの熱意を伝えるだけでなく、「行ってきた業務」「持っているスキルや実績」などをしっかり伝えられるよう、準備しておきましょう。 具体的には、下記のようなチャートに沿って自己PRの準備をしておくことが大切です。 ■「御社で求められる能力は○○と○○であると理解している。とくに○○の能力が求められると思うが、自分にはその○○の能力が備わっている」 ↓ ■「○○の能力には自信があり、裏づけるエピソードとしてAのような経験がある」 ↓ ■「御社の事業内容を理解していて、具体的にいえば、○○というスキルが必要になるはずだ。そして私はそのスキルを身に付けている、もしくはそのスキルを向上させるための努力をしている」 ↓ ■「だから、私は御社で働きたいと思った。そして御社で活躍する自信がある」 面接でよくされる質問 面接において質問に対する回答は、求人企業の事情やニーズにマッチしている必要があります。 転職活動を成功させるためには、面接担当者の質問に隠れている意図、ニーズ、ねらいをしっかりと把握して、それに合わせて回答できるよう、準備しておくことが大切です。 ここでは、転職活動でよく聞かれる質問10選と回答事例をご紹介します。 回答事例を参考にして、応募先企業ごとのニーズに合わせてオリジナルの回答ができるように準備しましょう。 1. 「あなたの短所は何ですか」 この質問は、応募者本人がそれを自覚しているか、そしてどのように克服しようと努力しているかを見極めるために、よくされる質問です。 回答内容と本人から受ける印象にギャップがあり過ぎると、「欠点を自覚していない応募者だ」と思われてしまうので、注意が必要です。 なお、面接担当者は「職場でうまくやっていける人柄か」「業務にそぐわない人柄ではないか」という点を気にしています。「背が低いことが短所です」とか「心配性です」など、業務に関係ない短所の説明が求められているわけではない、ということを理解しておきましょう。 そのほか「整理整頓が苦手」「早起きが苦手」など、学生並みの幼稚な回答をすると、それだけで不合格になってしまうことがあるので、避けてください。 短所や弱点について聞かれた時に、その欠点を自覚したうえで、めざす理想像を描けていること、発言内容全体から向上意欲を感じさせることができるよう、回答を準備しておきましょう。 回答を準備する際は、応募先の業務に関連しやすい事柄や具体的なエピソードを交えて話すと、説得力が増します。 ~回答事例~ 私は開発職として、どうしても品質にこだわりがちで、品質向上のために時間をかけてしまうことがあります。しかし、品質向上する際には、同時に経営全般、競合他社との差別化を意識する必要があると思っています。 そのため、マーケティングの書籍などを読んで、さまざまな成功事例について学び、広い視野を忘れずバランス感覚のある開発を心掛けるよう努力しています。 2. 「○○のスキルが足りないのでは?」 面接担当者が応募書類や面接を通して、応募者のスキルに不安を感じたとき、「○○のスキル・資質が足りないようですが」という質問をすることがあります。応募先職種での経験がない場合にされる質問です。 スキルや資質が足りない場合は、それを克服する努力が必要になります。なので、覚悟をもって応募してきているかを確認したいのです。 ですから、スキルや資質に不足があっても、それを補う知識や適性をアピールすることが大切です。 更に具体的なエピソードを添えると、面接担当者も「この人なら大丈夫だろう」と安心して期待感を持つことができます。 エピソード以外にも、資格取得や専門知識の習得などをアピールするのも効果的です。 ~回答事例~ 確かに私には○○のスキルがありません。 しかし、これまでも実務を通して知識を習得しており、情報収集力には自信があります。 この知識と情報収集力を活かして、○○のプロジェクトでは、戦略立案から具体的なタスクの設定まで行い、無事目標値を達成させました。 ○○のスキルについても、現在年明けの検定に向けて日々勉強に励んでいるところです。 短期間で知識を習得し、成果を上げる自信がありますので、実務レベルでは問題がないと考えております。 3. 「前の会社を退職した理由は?」 転職活動では、退職理由についての質問は定番中の定番の質問といえます。 「すぐに辞めてしまうのではないか」「何か問題があるのではないか」などのマイナスイメージを払拭できるような回答を用意しておきましょう。 この際、前の職場の悪口や批判などを理由にするのは絶対に避けてください。 「ちょっとしたことで辞めたいと思う人なのでは」と不快な印象を抱いてしまうこともあります。 ネガティブなワードを避けつつ、応募先企業のニーズを把握し、そのニーズに沿って活用できる技能や資格を持っているとアピールしましょう。また、「キャリアアップに向けてのアクション」「実績を作ろうとする姿勢」「将来の目標」などをポジティブな態度で示すことが大切です。 ~回答事例~ もともと自分自身のキャリアアップのために○○の知識を習得し、その知識を生かした業務に就きたいと考えていました。 しかし、会社の組織上の理由で、マーケティング職や宣伝職への異動を勧めていただきましたが、○○の知識が活かせる仕事ではありませんでした。 このお誘い自体は非常にありがたいと思っておりましたが、やはり○○の知識を活かしたいと考え、今年2月より現職から○○職へのキャリアチェンジを考え始めました。 2月の内示で新たなプロジェクトがスタートしますが、このプロジェクトが始動すると、2年間はそのプロジェクトにかかりきりになるので、2年間は転職活動を始めることが難しくなります。 そのため、これを機会に転職活動に専念したいと考え、退職を決意いたしました。 4. 「前職からブランクがありますがどうしてですか?」 前職を辞めてから離職期間が長い応募者に対しては、面接担当者は「実務能力が衰えているのではないか」と不安を覚えるものです。 どの程度を「ブランクがある」とするかは、面接担当者によって違いますが、3~6カ月程度空白期間がある場合、この質問をされる可能性が高くなるでしょう。 「転職活動をしたが、多くの会社に不採用とされたのではないか」「病気やトラブルなどがあるのではないか」という懸念を払拭できるよう、回答を準備しておくことが大切です。 もしブランクがあっても、その間に身につけたスキルや知識があるなら、忘れずにアピールしましょう。真剣に再就職に向けて努力してきた姿勢が評価されます。 ~回答事例~ この半年は母の介護に専念しており、転職活動を行うことができませんでした。 その後、母の容態も安定し介護の必要がなくなったので、転職活動を始めました。 介護をしている期間は、統計学のセミナーに通い、さまざまな定量解析手法を学んだので、ブランク前よりもマーケティングスキルは向上したように思います。 この半年の経験は、ブランクというよりも自分自身の知識やスキルを向上させてくれた期間であると考えています。 5. 「何度も転職している理由は?」 転職回数が多い応募者は、「不満があると簡単に会社を辞めてしまうのでは」という不安だけでなく「トラブルを起こしやすいのでは」「就労意欲が乏しいのでは」といった不安を持たれがちです。 「2年以上勤続した会社がない」「2回以上の転職経験がある」と言う場合は、この質問をされる可能性があるので、回答を準備しておきましょう。 転職活動が多くても、納得のいく理由があればハンディになることはありません。 ただし言い訳やグチは禁物。 やむを得ない事情があったこと、一貫して前向きな目標を持っていること、今後は長く勤続したいと考えていることを簡潔に伝えましょう。 ~回答事例~ これまでの10年間は、将来の○○という夢に向けて、さまざまな職種を経験することが必要だと考えました。3社目ではこの経験を生かして、○○職でのキャリアを積みたいと考えて転職しました。 いずれの職種でも常に実績を出し、会社に貢献してきたという自負がありますし、すべての経験が現在の自分の強みになっていると思っています。 この経験、知識、ノウハウを御社で十分に発揮し、今回を最後の転職として自分の目標に向かおうと考え、応募しました。 6. 「希望職種に就けない場合もありますが?」 「希望職種に就けない場合は、どうしますか」という質問は、応募者の柔軟性や志望意欲を確認するためにされる質問です。 この場合も、「大丈夫です」「頑張ります」「どんな仕事でもやります」というだけでは足りません。かえって「仕事に対するこだわりや熱意がない」というマイナス評価につながるリスクがあります。 「希望職種の方が、応募先のニーズと自分が合致している」という根拠を示しつつ、「○○の職種を希望していますが、他職種を経験することも自分のスキルや視野を広げることにつながると考えます」という、柔軟で前向きな姿勢をアピールするのがおすすめです。 ~回答事例~ あくまで○○の職種を希望していますが、幅広い知識とスキルを身に付けることは、○○の仕事にも活かされると思いますので、問題ありません。 まずはどの部署に配属されても、その場でしっかりと仕事を覚えること、着実に成果を上げることを目指したいです。 ただ、やはりゆくゆくは○○の職種に就きたいため、どの部署に配属されてもそこで実績を出してから、○○職への異動届を出したいとは考えています。 7. 「応募条件を満たしていないのでは?」 「応募条件を満たしていないですね?」という質問は、志望動機についての問いかけで、第二新卒者などのキャリアが浅い応募者や、異業種からの応募者に対してされる質問です。 しかし、応募条件を満たしていなくても面接に呼ばれたのですから、十分合格する可能性があります。 もちろん、最低限の条件は満たしているのが一般的ですし、ライバルたちがその条件を満たしている場合、そのライバルたちにはない自分だけの強みなどをアピールすることが必要です。 応募条件を満たしていなくても、仕事内容を十分理解していること、ハンディをいかに克服しようとしているか、という前向きな姿勢をアピールできるように準備し、自信をもって面接に臨みましょう。 ~回答事例~ 確かに○○の資格は持っておりませんが、これまでの業務で誰よりも高い成果を上げてきました。経営、金融に関する専門書を年間200冊のペースで読破し、○○のセミナーにも通っておりますので、○○の資格に相応する業務に十分対応できると考えています。 ただ、やはり資格を保持しているという重要性は痛感していますので、○○の資格取得に向けて、勉強を続けています。 8. 「給与はどのくらいを希望しますか?」 給与や待遇について確認する質問は、面接の中核に当たる質問です。 このとき、高水準の給与額や待遇の良さを志望動機として述べたり、その企業が想定している給与額とあまりにかけ離れた回答をするのは危険です。 企業理念や経営モットーに惹かれたことを前置きしたうえで、妥当性のある希望額を提示しましょう。「御社の規定に従います」という回答も、無難な回答といえます。 ~回答事例~ 現在の年収は400万円です。そのうえで四半期ごとに営業キャンペーンがあり、報奨金がプラスされます。 ですから私の年齢、経験を考慮して、この額を最低保障していただけると幸いです。ただし、御社の規定もあると思いますので、ご相談させてください。 9. 「休日は何をしていますか?」 「休日は何をしているか」というプライベートな質問は、独身者がよく聞かれる質問です。「会社以外では、何をして過ごしていますか?」「趣味は○○とありますが、サークルなどに入っているのですか」と質問されることもあります。 これは、応募者の素顔や普段のライフスタイルをチェックすることで、健康面の悪影響や業務効率の低下がないかを確認するためです。 ユニークな回答をして、アピールしようとする応募者がいますが、質問の狙いは「勤務に支障のない生活を送っているか」という点を確認するためであることを忘れないようにしましょう。 意外なセールスポイントがあれば、人間性の幅の広さをアピールできますし、趣味や習い事、自己啓発で心掛けていることをアピールすれば、健康的で志が高いことをアピールできるので、効果的です。 ~回答事例~ 休日の午前中は、好きな読書やDVD鑑賞をよくしています。午後は年に一度出場しているトライアスロンのためのトレーニングをしていることが多いです。 また、日曜日には、ファイナンスのセミナーに参加しています。ファイナンスの知識を深め、一日も早く業務に活かしたいと考えています。 10. 「なぜ当社に応募したのか?」 「なぜ当社に応募したのか?」「なぜ他社ではなく当社なのか?」という質問は、志望動機について確認したい時によくされる質問です。 面接担当者の狙いは、「仕事内容も応募条件も似たような求人が多数あるなかで、なぜあえて当社に応募したのか」という点を確認すること。 「御社の商品に興味があるから」とか「御社の企業理念に魅力を感じたから」だけでは不十分です。「なぜ興味があるのか」「なぜ魅力を感じたのか」まで明確に説明できるよう準備しておかないと、誠実さや熱意が伝わらず、いい加減な印象を与えてしまいます。 ~回答事例~ 雑貨ショップなどで御社の商品を拝見し、素材や加工品質の良さに好感を抱きました。また、他社と違い、ディーラーに頼らない直販体制という点にも魅力を感じていました。 純粋に自分がファンである商品、エンドユーザーの支持を受けている商品を扱うことで、仕事にも誠実に取り組めると思っています。 また、前職と販路が似ているので、ニーズや購買動向も広く拾い上げることができ、経験をベースに貢献できると考えたのが応募理由です。

転職の内定を保留する時の注意点 | 転職の基礎知識

転職の内定を保留する時の注意点

内定の通知がきたらすぐに「内定決定」となるわけではなく、内定を承諾してはじめて「内定決定」となります。 内定の通知を受けた場合は、できる限り迅速に対応することが大切です。 ただし、何かしらの事情があり内定を保留にしたい場合、先方に連絡し、猶予をもらい、内定を一時保留にしてもらう必要があります。 ここでは、転職の内定を保留にする時の注意点をご紹介します。 内定通知への対応 内定の連絡をもらったら、承諾の連絡は早急に行うことが大切です。 何らかの事情があって承諾を保留にしたり、辞退したい場合も、早めにその旨の連絡をとり、謙虚に交渉を行いましょう。 内定の通知はいつ届くか 内定の通知は面接日の3日~1週間後、場合によっては1カ月後に届くケースもあります。 いつまでに届くという明確な基準は特になく、会社によってまちまちです。 応募者は、面接の時に「内定はいつ頃、どのような形で連絡があるのか」を確認しておくとよいでしょう。 面接の際に聞きそびれた場合は、1週間ほど待ってから問合せてみましょう。 内定の返事を保留にする時 内定の連絡がきたら、可能な限り早く承諾の返事をします。 内定の連絡があったからといって、すぐに内定が決定するわけではありません。内定を承諾してはじめて内定決定となるので、返事をしないと内定辞退の意思表示と判断されてしまうことも。 他社が第一志望でその面接の結果を待っている場合など、何らかの事情があって内定の返事を保留にしたい時も、保留したい旨を連絡するのが礼儀です。 その際は、「家族の了解を得たいので」などといった理由にするのが無難といえます。 せっかくもらった内定の通知に対する返事を保留にするのですから、謙虚に申し出を行い、丁寧な説明を心掛けましょう。 内定保留の上手な伝え方 内定保留を上手に伝えるには、何よりも丁寧に対応することが大切です。 しかし企業側に「待てない」と断られることもありますので、その心構えもしておきましょう。 ~回答例~ 「このたび内定の連絡をいただきました山田○子と申します。 このたびは、内定の通知をいただき誠にありがとうございました。 早速承諾のお返事をするべきなのですが、このたびの転職につきましてお世話になった方々や家族に事情を説明させていただきたく、誠に勝手ではございますがあと1週間返事を待っていただけませんでしょうか。 ○月○日までには、必ずお返事を差し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。」 内定を断りたい時 内定の通知後に第一志望の企業から内定通知が来るなど、入社を辞退したい場合も可能な限り早めに連絡しましょう。企業側は、内定を決めたらすぐに入社準備を始めるものです。時間が経ってから入社を辞退すると、企業側に迷惑がかかってしまいます。 また、内定を断る際には誠心誠意、謝罪することも大切です。 内定辞退の上手な伝え方 内定辞退をする際は、一刻も早く伝えることが大切です。また、企業側から辞退の理由を聞かれることもありますので、その際に言いよどむことがないよう準備しておきましょう。 ~回答例~ 「先日内定の連絡をいただきました山田○子と申します。 このたびは、内定の通知をいただき誠にありがとうございました。 しかしながら、せっかくいただいた内定ではございますが、内定辞退をさせていただきたく、ご連絡いたしました。 貴重なお時間を頂いたにも関わらず、このようなお返事になりましたことを心よりお詫び申し上げます。 末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。」 以上、転職の内定を保留にする時の注意点についてご紹介しました。 これまでご紹介してきたように、内定の返事は早急に、そして保留や辞退をする時には誠意をもって対応することが大切です。 「ココカラ転職」では、様々な転職活動をサポートしてきたキャリアアドバイザーが、丁寧にアドバイスいたします。 上記の内定保留や内定辞退など、自分では直接連絡しづらい内容も、キャリアアドバイザーが代行しますので、安心して転職活動をすることが可能です。 また、年収や待遇交渉といった企業との重要な交渉も、すべて無料で代行しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

転職面接「採用したい」と思わせるアピール 5つのポイント | 転職の基礎知識

転職面接「採用したい」と思わせるアピール 5つのポイント

転職の面接に合格するためには、あたりまえのことですが、まずは面接担当者に「この応募者を採用したい」と思ってもらえることが必要です。 そのためには、面接に臨む前に徹底した企業研究と自己分析を行うことはもちろん、「絶対に御社に貢献してみせる」といった気概を見せる必要があります。 ここでは、面接担当者に「採用したい」と思わせるための、5つのポイントをご紹介します。 転職面接で採用したいと思わせるためには 面接の時間は、10分、20分という限られた時間の中で行われることもあります。 ですから、この短い時間内で他の応募者に差をつけて、面接担当者に「この応募者を採用したい」と思わせることが必要です。そのためには、質問にただ淡々と回答するだけでは足りません。 第一印象を良くするための努力や、相手に親近感をもってもらう努力、相手との心理的な距離を縮める雰囲気づくりなどを意識しましょう。 1. 印象(特に第一印象)を良くする 面接では、第一印象が非常に重要です。 実際、「第一印象で面接の合否を決めている」という面接担当者もいます。 面接では、第一印象で良い印象を与える挨拶、そして好印象を与えるための話し方、姿勢を意識しましょう。 ◇挨拶 入室したらまず、心を込めて「◇田◇太と申します。よろしくお願いします」と自分の名前を名乗ります。 この時、ただ名前を名乗るのではなく「今日はよろしくお願いします」という気持ちを込めると、その気持ちが相手に伝わり好感度が増します。 また、面接が終了して席を立つ時も、「本日はありがとうございました」と挨拶するのを忘れないようにしましょう。この時も、貴重な面接の機会を与えてくれたことへの感謝の気持ちを言葉に込めるようにしましょう。 ◇姿勢・視線 面接中は緊張しがちなので、姿勢や視線まで気がまわらないこともあります。基本的な姿勢や態度は、面接に臨む前に意識的に身につけておきましょう。 ・背筋をのばす 神経質に考える必要はありませんが、話に集中すると猫背になってしまうなどの癖がある人もいます。面接前に自分でチェックするのがおすすめです。 ・椅子に深く腰掛けない 椅子には寄りかからずに、椅子の前半分、または4分の3程度に腰掛けるようにしましょう。 ◇面接担当者の目を見て話す 面接中、常に面接担当者の目を見ている必要はありません。 面接では、「伝えたいメッセージ」の時だけ相手と目を合わせると、そのメッセージを相手に自然に印象づけることができます。 ◇回答する時には、考えながら丁寧に答えている姿勢を示す 質問にあわただしく即答してしまうと、丁寧に回答していないように見えてしまうこともあります。質問されたら条件反射ですぐに応えるのではなく、1秒ぐらい間をとって考えながら丁寧に答えている姿勢を示しましょう。 ◇ハキハキと答える ゆっくりとした話し方は、第一印象でかなり損をしてしまいます。 ハキハキと答えるようにすれば、面接時にいい緊張を与え、好印象を与えることができます。 ◇明るい表情で前向きな気持ちをアピールする 明るい表情は、前向きな気持ちをあらわすことができます。 人間は正直なもので、自信が持てなかったりすればそれが表情にあらわれてしまうもの。 面接前には、自分の表情を鏡でチェックしておきましょう。 2. 年代ごとに会社が求める人材像を把握する 会社が求める人材像は会社によって異なりますし、応募者の年代ごとにも異なります。 面接では、会社が求める人材像やポイントを正確に把握し、それに合わせてアピールすることが必要です。 このポイントがずれてしまうと、どんなに立派な経歴があって業務をこなす十分な実力があっても、採用されないこともあります。 ◇20代 20代の最大の武器は、「今後の伸びしろ」「無限の可能性」です。 ですから、面接では経歴をアピールするよりも、何事にもチャレンジしていくひたむきな姿勢を示すことが大切。 自分はまだまだ未熟であるが、チャレンジする意欲があり、大きく成長したいという姿勢をしっかりアピールしましょう。 ◇30代 30代は、これまでの経験を活かして入社後即戦力になることが求められます。 つまり面接でも、ある程度の経験を積んだ専門性の高さをアピールすることが必要です。 面接前には、しっかりと自己分析を行い、習得している専門分野の知識や技術があることや、それらをどのように業務に活かせるかをしっかり整理しておきましょう。 また、その業務のプロとしての意見を求められることもあるので、「この分野の問題点は何か」「今後この分野で必要とされる知識やスキルは何か」などについて、自分の考えをまとめておくのがおすすめです。 ◇40代 40代以降も、即戦力になる人材を期待されて採用されます。 豊富な経験や専門性の高さだけでなく、「調整力」や「交渉力」などもアピールできるポイントです。 40代以降の転職は難しいと言われますが、「中高年ならではの価値」を求める起業も少なくありません。 これまで、会社という組織の中で戸惑い、苦しみ、悩みながら身につけた「今の自分だからこその価値」をしっかりアピールしましょう。 3. 「質問の意図」を押さえ簡潔に回答する 「質問に対して、的確に答えるスキル」は、面接に必要なスキルのなかでも、もっとも重要なスキルです。 質問の意図からずれた回答ばかりを繰り返してしまうと、面接の流れも、面接担当者に与える印象も悪くなってしまいます。 「面接担当者がこの質問をする意図をしっかりとくみ取る」「その意図に的確に答える」ことは、面接を突破するために必要不可欠な条件なのです。 たとえば、「あなたの趣味は何ですか。」という質問に対して、ただ単に「サッカーです。」と回答するのは、質問の意図をくみ取っているとは言えません。 この質問の意図は、「趣味を通じて、人間性をアピールしてください」という意味です。 ですから、「私の趣味はサッカーです。チームが一丸となって目標を目指し、それぞれの役割を認識し、それぞれが責任を果たす姿勢は、私の仕事観にも大きな影響を与えていると思っています。」など、仕事に絡めて回答するのがよいでしょう。 4. 旬なニュースを回答に入れ込む 面接では、面接担当者の印象に残るワードを使い、他の応募者とは違う印象を残せたか否かが、合否の分かれ目になることがあります。 ですから、日頃から時事問題に関心を持って、面接でアピールできそうな言葉を見つけたら、すぐにメモをして意味を調べておきましょう。 それが旬なニュースとして話題になれば、面接担当者と共通の話題が作りやすくなります。 5. 「癖(くせ)」に注意する 誰にでも、「癖(くせ)」はあるものです。 愛嬌のある癖ならかえって好印象になるでしょうが、話の最中に身体や足を揺すったり、髪をさわる癖などは、人に不快な印象を与えることもあります。 面接前に、無意識に行っている癖がないか確認し、気をつけるようにしましょう。 ◇話始めに「えーっと」「まあ、そうですね」などの口癖 話始めに、このような口癖を入れてしまう人がいますが、間延びする印象を与えてしまうことがあります。神経質になる必要はありませんが、なるべく治しましょう。 ◇貧乏揺すりなどの癖 身体を左右に揺らす癖は、いい印象を与えない場合がほとんどです。周りの家族や友人に、自分では気づいていない癖がないか、確認しておくのがおすすめ。指摘された場合は、面接前にしっかり治しておきましょう。 ◇目線をそらす癖 緊張して、面接担当者の目を見ないで話す人がいますが、これはいい印象を与えません。 どうしても目を見るのに抵抗がある人は、鼻や額の辺りを見るようにしましょう。 なお、緊張して一カ所だけをずっと見続けてしまう人がいますが、目から鼻、鼻から額、額から鼻、など目線を自然に動かす練習をしておくのがおすすめです。 そのうち緊張が解けて、自然に目線を合わせられるようになります。 ◇ネガティブな表現を使ってしまう癖 慎重になるあまり、ネガティブな表現を使ってしまう人がいますが、これもよくない印象を与えます。前向きな姿勢をアピールするためにも、回答する場合にはポジティブな表現を心掛けるようにしましょう。 ×「努力はするつもりですが、効果を出せるかは難しいかもしれません。」 ○「努力します。これまでの経験も活かせるため、取り組みがいがあると思います。」 ×「部下同士の意見が合わず、二人の調整が大変でした。」 ○「部下同士が、互いに理解し合うまで時間をかけて話し合いをしました。」 「採用したいと思わせる5つのポイント」まとめ 以上、「採用したいと思わせる5つのポイント」についてご紹介しました。 面接は、本人のこれまで育んできた価値観、個性が如実にあらわれる場面です。 自分では意識していない、日頃の考え方や仕事に対する姿勢も無意識にあらわれることも。 面接中に「大した経験もないのに、不安だ」「この会社でやっていけるか心配だ」など自信がなくなってしまうと、すぐに顔の表情や言葉にあらわれてしまいます。 面接を突破するためには、面接担当者に自分の良さを理解してもらえるよう、集中することが大切です。 なお、これまで述べてきたような面接の技術を身につけて、自分のキャリアを上手に説明し優れた人材であることをアピールできれば、合格につながるというものでもありません。 むしろ、答える途中で多少たどたどしい説明になったとしても、必死に自分の思いを伝えようとした応募者の方が合格するケースも多々あります。 必死に自分の思いを伝えようとする「ひたむきさ」「率直さ」が、面接担当者の心をつかみ「採用させたい」と思わせることを、くれぐれも忘れないようにしましょう。 「ココカラ転職」では、経験豊富なアドバイザーが、面接対策はもちろん、企業選びやキャリアプランについても、親身にサポートいたします。 また、UIターンの皆さまの、住まいや子育て環境についてもアドバイスをしております。 北陸・新潟の風土や生活環境をよく知る地元のアドバイザーが、親身になって転職活動全般のサポートを行います。まずはお気軽にお問合せください。

転職面接を成功させる5つのポイント | 転職の基礎知識

転職面接を成功させる5つのポイント

転職活動で、せっかく書類が通過しても、面接で失敗してしまうケースは珍しくありません。 採用担当者がいくら慎重に書類選考をしても、応募者の人柄や組織との相性などまでは把握しきれません。そこで面接をして、業務に必要な能力を確認し、「応募者が本当に戦力になる人材か否か」を見極めようとするわけです。 ですから、面接で緊張してしまって、自分のことをうまく相手に伝えられなかったり、採用担当者が書類から受けたイメージと、実際に会った時の印象にギャップを感じてしまったりすると、面接を突破することは難しくなります。 ここでは、「面接に合格するために押さえておきたいポイント」についてご紹介します。 面接前に知っておきたい5つのポイント 転職の面接は、新卒の面接と比較すると、採用のハードルはどうしても高くなります。 面接をスムーズにこなし転職を成功させるためには、面接前にいくつかのポイントを知っておくことが大切です。 まず、転職の面接を成功させるための大前提として、面接を「選考試験」と捉えず「自分と面接官がコミュニケーションをとる場だ」と考えてください。 面接とは、応募先企業と応募者の双方が、お互いの希望や条件がマッチしているかどうかを対等にチェックする場です。 「選ばれたい」「面接に受かりたい」という気持ちも分かります。しかし、受け身の姿勢でいるだけでなく、応募先企業が自分の転職先としてふさわしいかどうか……という点も確かめる気持ちで、面接に臨みましょう。 1. 面接から内定までの流れを知る 面接に臨む前に、まずは面接から内定までの大まかな流れを知っておきましょう。 中途採用の場合は、新卒の面接よりも早いテンポで進むのが通常なので、採用担当者からいつ電話やメールで連絡がきてもいいように、しっかり準備をしておくことが大切です。 ~面接から内定までの流れ~ 1. エントリーする(履歴書・職務経歴書の提出) 2. 面接日の決定 3. 一次面接(筆記試験がある会社も) 4. 二次面接 5. 内定 2. 電話やメールでのやり取り 転職活動が始まると、採用担当者と電話やメールでのやり取りが多くなります。 携帯に会社の電話番号を予め登録しておき、着信があった場合は焦らず対応できるようにしておきましょう。 なお、応募先の会社から電話があった場合は、すぐに折り返しの電話をするように心掛けます。 メールについても、外出先でも小まめにチェックできるようにしておきましょう。 もちろん、電話・メールどちらの場合も社会人としてのマナーや言葉遣いには十分注意したいものです。採用担当者は、このようなやり取りの時でも、応募者の「人となり」をしっかりチェックしている、ということを忘れないようにしましょう。 3.定番質問の回答は用意しておく 面接前には、提出した履歴書や職務経歴書の内容をもう一度確認することが大切です。 採用担当者や面接官は、履歴書や職務経歴書の内容を見て、興味を持った個所について質問をしてきます。ですから、提出した履歴書や職務経歴書は、提出前にしっかりコピーを取りましょう。そして、面接前に再度確認して復習しておき、質問されそうなポイントについてはしっかり回答を用意しておきます。 面接で面接官が知りたいと思っているのは、応募者の人間性や何ができるのか(自己PR)、なぜ転職をしたいのか(志望動機)、そして退職理由の3つ。 最低限この3つについては、回答をしっかりまとめておきましょう。 自己PRの回答を用意する際には、長所と短所、それを説明する具体例(エピソード、成果など)をきちんとまとめておきます。また、志望動機の回答を用意する際は、職歴の概要と志望する理由、企業研究で得た情報を交えて、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。 この作業は頭の中を整理することにもなり、その他の質問をされた際も、落ち着いて回答ができるようになります。 あらかじめ頭の中で話の内容を整理しておけば、話がまとまらなくなってしまったり、聞かれたこととは別のことを話してしまう……などといった失敗も防ぐことができるでしょう。 4. 声に出して練習する 面接前に、定番で聞かれる質問の回答を、声に出して練習しておくのがおすすめです。 1つの質問に対しては長くても1分、できれば30秒以内に話せるかという点も確認しておきましょう。 練習する時は、鏡の前で練習するのがおすすめです。話している時の表情やしぐさなども、しっかりチェックします。できれば、家族や友人に聞いてもらって、声の大きさや話の長さ、説明が分かりやすいかなど、アドバイスをもらうのもよいでしょう。 何度も練習すれば完成度も上がりますし、面接でもそれほど緊張しないで臨むことができるようになります。 5. 前日の準備が合否を左右する 面接の前には、持ち物チェックと会社までの経路の確認を忘れずに。 面接ばかりに気を取られていると、当日慌てて持ち物を用意したりする羽目になり、それが原因で心に余裕がなくなってしまうこともあります。 面接当日は、面接以外のことに惑わされることがないよう、前日までに持ち物チェックと経路の確認を忘れずに行いましょう。 面接当日に注意したい5つのポイント 面接は、受ける前からすでに始まっています。 面接会場に入る時、席に座る時、待合室で順番を待つ時も、気を抜かないようにしましょう。 また、面接中のしぐさ、言葉遣い、服装や、見落としがちなマナーなども、面接官はしっかりチェックしています。どんなに面接の回答がよくても、これらを疎かにしてしまうと、イメージダウンにつながってしまうので、十分注意しましょう。 ここでは、面接当日に注意したい5つのポイントをご紹介します。 1. 面接は受付から始まっている! 面接は、会社に入って受付をする段階から始まっています。 会社によっては、受付にチェック表が用意されていて、受付や待合室での態度をチェックしているところもあります。 建物に入る前にはコートを脱ぎ、受付では「本日○時より面接をお願いしております、○○です」とこちらから名乗って挨拶をします。 待合室や待機場所を案内されたら「ありがとうございます。」と一礼をし、書類や会社案内資料を渡されたら、「ありがとうございます」と両手で受け取るようにしましょう。 いくら受付の方の手元に名簿があるとしても、「お名前をお願いします」と催促されるようでは、社会人として失格です。「面接会場はどこですか?」など自分の要件のみを訪ねるのもマナー違反となります。 できれば早めに到着し、トイレで身だしなみをチェックしておくと、気持ちも落ち着いて安心です。 2. 待合室でも気を抜かない 待合室に入室する際も、「失礼します」と挨拶してから入室します。 もし、他の応募者がいる場合は、笑顔で挨拶をしてから着席しましょう。 緊張をほぐしたいからと言って、他の応募者になれなれしく話しかけたりすることは禁物です。 もちろん、足を組んでだらしなく座ったり、スマホをいじったり、雑誌を読むのも厳禁です。 落ち着いた態度で、用意してきた面接の回答を見直すなどして過ごしましょう。 3. 歩き方、お辞儀、座り方のマナー 歩き方、お辞儀、座り方は、第一印象に大きく影響します。 特に面接中の姿勢は重要です。 猫背だったり足を投げ出したりしていると、「信頼できる社会人」という印象とは程遠くなってしまいます。 話している時には、背もたれによりかかったりせず、少し前のめりくらいに座るのがおすすめです。面接官との距離も近づきますし、意欲的に見せることができます。 また、お辞儀も重要なポイントです。 笑顔で相手を見て「自己紹介をお願いします」と言われたら「○○と申します。本日はよろしくお願い致します」と挨拶した後に一礼します。この時、①頭をさっと下ろす②下げたら一呼吸おいて、ゆっくり頭を上げることを意識すると、丁寧なお辞儀に見えます。 着席する際は、「どうぞ」と着席を促されてから、「失礼します」と軽く一礼して着席しましょう。 入室の仕方、お辞儀や着席についても、面接前に練習しておくと、本番でスムーズに行うことができます。 4.表情やしぐさに注意する 面接で回答する時の表情やしぐさも、面接官がチェックするポイントのひとつです。 キョロキョロして落ち着かない態度をとったり、表情が固くなってしまい面接官をにらみつけるような表情をしたりしないよう、注意しましょう。 回答する時には①相手の目を見ながら、②微笑みながら……を心掛けましょう。 また自分では気づいていない「しぐさ」にも要注意。 貧乏ゆすりをしたり、首をかしげながら回答したり、身振り手振りが大き過ぎたりしてしまうと、やはり「信頼できる社会人」という印象を与えるのが難しくなってしまいます。 予めこのような無意識のしぐさについて、家族や友人に確認しておいたり、自分が回答している姿を録画して確認したりして、チェックしておきましょう。 なお忘れがちですが、回答する時は、面接官の質問が終わったあとに、「はい」と受けてから回答しましょう。面接官の質問が終わっていないのに話し始めたりしないように、落ち着いて回答することを心掛けてください。 5. 清潔感のある身だしなみを意識する 面接前に徹底的にチェックしたいのが、清潔感のある身だしなみです。 寝グセのついたボサボサなヘアスタイルや、肩に落ちたフケなどは言語道断です。派手なネイルや伸びた爪も良い印象ではありません。 スーツにシワがついていないか、袖口がほつれたり汚れたりしていないか、肩幅、袖丈、すそ丈は体型に合っているかはもちろん、靴が汚れていないかなども細かくチェックをしましょう。 男性は黒、紺、グレーのスーツが基本。 シャツは白が無難ですが、アパレル業界などの場合は、その会社の雰囲気に合わせた方がふさわしいケースもあります。 女性もスーツかセットアップでジャケットを羽織り、ワンピースやフリルのブラウスなどは避けましょう。 スカートかパンツスタイルかで迷う人もいますが、これはどちらでも問題ありません。 以上、転職面接を成功させるために注意したい、面接前のポイントと面接当日のポイントについてご紹介しました。 ココカラ転職では、経験豊富なキャリアアドバイザーが、面接での注意点はもちろん、転職活動を進めていく上でのさまざまな相談事についても、しっかりサポートいたします。 また、ココカラ転職は、紹介先の全ての企業に訪問し、募集要項や募集背景だけでなく、企業風土や職場の雰囲気にいたるまでを、詳細にヒアリングし、独自に豊富かつ、詳細な企業情報を収集しています。 石川・富山・福井・新潟の転職は、地元企業への転職に強いココカラ転職にお任せ下さい。

営業職の転職活動の注意点~富山県 営業職への転職 | 転職の基礎知識

営業職の転職活動の注意点~富山県 営業職への転職

富山県の「営業職の転職」を成功させるためには、十分な営業力があることと、入社後にその営業力を発揮し、売上アップに貢献出来ることをしっかりアピールすることが大切です。 過去の営業成績も重視されますが、同じくらい重視されるのが「営業テクニックや営業センスが備わっているか」という点です。 また、マネージャークラスへの転職であるならば、売上アップのために目標を立て、具体的な営業戦略を打ち出せるかといった点をアピールする必要があります。 富山県への転職 富山県の産業は実にバラエティーに富んでいます。 「くすりの富山」として全国に知られる医薬品産業、良質な米づくりをはじめ、製造業、定置網を使った漁業も盛んです。 製造業のなかでは、とくに化学工業や金属製品製造業の発展が顕著で、住宅用アルミサッシの製造は全国でもトップ。 富山県は、農業、漁業、医薬品産業、富山の伝統を活かしたものづくりといったイメージをお持ちの方もいると思いますが、日本海側屈指の工業県でもあるのです。 富山県の産業データ 事業所別に見ると、製造業、卸売業・小売業、医療福祉の事業所が多い結果となっていますが、宿泊業や飲食サービス業なども増加傾向にあります。 産業別で見ると、ほとんどの製造業で収支がプラス。特に電子部品・デバイス・電子回路製造業の生産性は大きく伸びています。 全国比で見ても付加価値・就業者比率がかなり大きく、製造業の重要度が大変高いのが分かります。 富山県の営業職の職務経歴書 営業職へ転職する際の職務経歴書では、最低限「誰を相手に」「何を」「どのように」「どのぐらい売ったか」を記載しましょう。 売上金額や契約件数などの数字は、「営業部員20名中2位」「契約件数 月間平均 7件)など、難易度がイメージしやすいよう工夫します。 なお、営業職への転職では、過去の営業成績も重視されますが、「営業テクニックや営業センスが備わっているかどうか」という点も重視されるので、忘れずに記載しましょう。 自己PR欄では、どのような営業信条を持っていたか、どのように営業戦略を練っていたかという点はもちろん、営業する際にはどんな努力・工夫をしていたかもまとめるようにしましょう。 マネージャークラスへの転職であれば、部下の数、部下の成長などの、マネージメントの内容を盛り込みます。 ~富山県の営業職の職務経歴書の記載例~ ■担当地域:富山県○○市、○○市、○○市 ■業務内容:自転車・車での注文住宅営業・展示場来客に対する自社物件の営業 ■新規契約件数:○○件(平成○年4月~平成○年3月末まで 営業部内2位) ■部下 12名 【自己PR】 ・営業する時の工夫・努力 新規のお客様にはまず信頼を得るための努力をし、そのうえで資金ニーズがあるかどうかの情報収集に励みました。信頼関係を構築するために、新築住宅に関する知識習得にも努め、どのような質問にも回答出来るよう準備しておりました。 ・目標達成に対する強い意思 営業は数字がすべて、といっても過言ではありません。 しかしお客様のニーズに合致していない強引な売り込みでは意味がありません。 大切なのは「お客様に心から満足して購入して頂くこと」。 そして、そのうえで着実に成績を残すことが大切だと思っています。 新規契約数は○○件で、これは営業部員10人中2位という成績です。 社内でも数々の表彰も受けてきましたが、そのうち3分の1が既存のお客様からのご紹介です。 ・マネージメントでの工夫 部下は12名おりましたが、部下の案件のうち停滞している案件については、訪問に同行し、相手の主訴を聞き出す傍聴技術、契約まで取り付けるノウハウなどを伝授しながら、部下の成績として自信を持ってもらいました。 こんな職務経歴書はNG 敏腕営業マンとして活躍してきた人にありがちなのが、「盛り込み過ぎ」の職務経歴書。これまでの営業成績や営業ノウハウを「これでもか」とばかりに時系列で書き並べても、散漫な印象となり、アピールしたい点がぼやけてしまいます。そもそもあまりにボリュームがあると「読む気」がなくなってしまいます。 この様な場合は、職歴とは別に、「実績」「受賞歴」「私の強み」という項目を立てて、アピールするのが効果的です。 応募先企業にとって、より魅力的だと思われる項目にポイントを絞りこむ方がよい印象を与えるでしょう。 ~営業実績が豊富な場合の職務経歴書の記載例~ ■実績 ・新規契約件数:○○件(平成○年4月~平成○年3月末まで 営業部内2位) ・入社以来毎年「成績上位営業マン」として各種の賞を受賞 ・平成○年4月 市場拡大のためのプロジェクトチームで前年度180%の売上を達成 ・平成○年12月 同プロジェクトで「社長賞」受賞 ■私の強み ・目標達成に対する強い執着心 ・信頼関係構築力 ・新規の市場開拓と高い顧客満足度 ■職歴 平成○年4月 ○○株式会社 入社 平成○年4月 ○○株式会社営業1課に配属 平成○年4月・・・・・・・ 富山県の営業職の面接 営業職の面接では、面接担当官に「安定した営業力が期待出来る」と思わせる必要があります。 面接では、具体的な数字を盛り込みながら、「いかに自分が営業として貢献出来るか」という点をしっかりとアピールしましょう。 営業職でよくされる面接質問 営業職の面接では「今日は仕事を休まれたのですか?」という質問をよくされます。 このような質問をされた時に、絶対にしてはいけない回答が「休みではないのですが、営業の空き時間で面接に来ました」という回答。 営業職は時間が自由になることが多いため、このような回答をうっかりしてしまいがちですが、勤務時間に無断で転職活動をしているような印象を与えてしまいます。 そのほか「なぜ当社に応募したのか」という質問もよくあります。 その際、「御社が営業経験者の募集をしていたから」という回答は絶対NG。 「営業ならどこでもいい」という印象を与えてしまいます。 根拠を示してアピールしよう 「なぜ応募したのか」「どうして営業職に応募したのか」という質問をされた際は、具体的な根拠を示してアピールすると効果的です。 効果的なのは、業務に必要な最低限の知識、前職での営業ノウハウや販路のアピールです。応募先企業に魅力的と思われるような点があれば、積極的にアピールしましょう。 なお、自分では当たり前だと思っている業界用語や社内用語は、職場によって意味が違うケースがありますので、一般的な表現で回答するように注意が必要です。 ~富山県の営業職の面接 回答例~ 以前から御社の商品はよく購入させていただいており、素材や加工技術の高さに好感を抱いておりました。自分でもいいと思える商品の良さを、お客様に知っていただき購入していただくので、より誠実に仕事に取り組めると思いました また、前職と顧客層や販路が似ているため、これまでの経験を活かして御社に貢献出来ると考えたのが応募理由です。 ----------------------- 担当エリアは、富山県○○市、○○市、○○市を中心としていました。 未開拓エリアの開拓にも積極的に取り組み、月平均5件、売上で言うと月700万円~1000万円の新規契約を獲得しています。 富山県○○市、○○市、○○市を担当している部内の営業部員は全部で50名いますが、私は常に上位3位に入っていました。 御社の顧客層も、富山県○○市、○○市、○○市などの富裕層が多いと思いますが、それは私が得意としてきた営業マーケットです。 営業する際には、信頼関係を構築し、購買意欲を高めるためのコミュニケーションを心掛けておりました。 既存のお客様からご紹介いただくことも多く、獲得した契約のうち3分の1が既存のお客様からのご紹介です。 以上、営業職の転職活動の注意点~富山県 営業職への転職についてご紹介しました。 富山県の転職をお考えの人は、「ココカラ転職」にお問合せください。 地元企業を知り尽くした地元に強いキャリアアドバイザーが、親身にあなたの転職活動を支援します。

職務経歴書のルール | 転職の基礎知識

職務経歴書のルール

職務経歴書は、自分の経験やスキルを企業のニーズに合わせてまとめる必要があります。 長文や不要なアピールポイントを盛り込むのは意味がありません。差別化し、会いたいと思わせるためには工夫が必要です。 特に、応募先企業のニーズを把握し、それにマッチした情報を記載することが重要です。 ここでは職務経歴書を作成するコツや、セールスポイントの見つけ方についてご紹介します。 職務経歴書の枚数はA4で1枚~2枚 職務経歴書は、A4で1枚、長くても2枚までにまとめましょう。 何ページにもわたってビッシリ記載された職務経歴書は、採用担当者の「読む意欲」を奪うだけで逆効果です。 分量はA4で1枚で、スッキリとまとめるのが理想です。 キャリアが長い場合や転職回数が多い場合でも、2枚までにまとめます。どうしてもキャリアを書ききれないという人は、職務要約を上段に入れて、キャリアの概要がすぐに分かるように工夫しましょう。 編年体式職務経歴書 編年体式職務経歴書とは、いつからいつまで、何をしてきたかを年ごとに時間の経過に合わせて記載していくタイプの職務経歴書です。 入社、研修、配属、異動、昇進などの節目をポイントにして、箇条書きなどで分かりやすく表現していきます。もっともベーシックな書き方の職務経歴書で、業種を問わずに用いられる形式です。 読み手にとっても、応募者の成長の度合いが時系列で確認出来るので、今後どのように成長していくかもイメージしやすいでしょう。 ただ、書き方を工夫しないと、他の応募者に差をつけることは出来ませんし、特徴がない分かりにくい職務経歴書になってしまいます。 転職回数が多い場合や、多くの会社で派遣社員として勤務してきた経験がある人などは、年ごとに職歴を羅列すると、それだけで目一杯の印象になってしまいますので注意が必要です。 転職回数の多さだけ目立って、成長度合いを把握しにくい職務経歴書になってしまわないよう、工夫しましょう。 編年体式は、全体に項目を羅列するだけでなく、適切に項目を分けてタイトルをつけるなど、読み手に分かりやすいレイアウトを心掛け、採用担当者に「読もう」という意欲を起こさせることが重要です。 数字でアピール出来ることがあれば、きちんと具体的な数字を記入しましょう。可視化出来る表現は、採用担当者にストレートに届くので有利です。 ~編年体式職務経歴書の記載例~ 平成年○年4月 株式会社○○ 営業第2課 ・個人顧客のデータ管理 ・ルート営業のアシスタント 平成年○年4月 株式会社○○ 営業第1課 ・法人顧客の売掛金管理 ・新人教育研修 平成年○年4月 株式会社○○ 営業第3課 ・大学顧客向け営業促進 ・販売促進用グッズ企画立案 平成年○年10月 ・主任に昇格 ・前年度売上25%アップ達成 ■これまでに企画した販促品の例 ・○○○○○ ・△△△△△ ■取得資格 平成年○年4月 マイクロソフトオフィススペシャリスト キャリア式職務経歴書 キャリア式職務経歴書は、経歴や業務内容を分類してスキルを強調するスタイルの経歴書です。 この形式では、募集職種に沿ったアピールができるメリットがあります。職務の内容はアピール度の高いものから順に記載し、具体的なポイントや実績を示しましょう。 この形式は、転職や異動が多い人や専門性の高い人におすすめです。ただし、経験が浅い若手の場合は誇大表現になる可能性があるため、避けることが無難です。 ~キャリア式職務経歴書の記載例~ ◆○○システム開発 株式会社○○ 平成○年12月~平成○年3月 ・概要 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ・規模 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ・役割 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ・環境 機種:□□、OS:□□、言語:□□ ◆○○システム開発 株式会社○○ 平成○年12月~平成○年3月 ・概要 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ・規模 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ・役割 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ・環境 機種:□□、OS:□□、言語:□□ 自己PRをメインとした職務経歴書 職務経歴書には厳格なルールがないため、他の応募者と差をつけるためにアレンジすることがおすすめです。 たとえば、自己PRを先に記載して、経歴を後に書く方法があります。ただし、抽象的な表現ではなく具体的なアピールを意識することが重要です。 このようにアレンジされた職務経歴書は、すべての企業で効果的ではないかもしれないので、注意が必要です。伝統的な業界や老舗企業では、厳格なルールを重視している場合がありますので、避けることが無難です。 職務経歴書の記載ルール これまで述べてきたように、職務経歴書の書き方はいろいろなアレンジがありますが、最低限盛り込まなければならない事項や体裁は意識しましょう。 見出し・行頭 日付、氏名、タイトルは、職務経歴書に最低限必要な要素です。 日付は提出日にし、文書の最後には「以上」と記載しましょう。 忘れがちですが、2枚以上になってしまう場合には、きちんとページ番号をつけます。 誤字・脱字は論外 誤字・脱字、名称や敬称の間違い、年号のミスがないことは最低限のルール。 十分注意して、書き間違いのないように丁寧に作成しましょう。 セールスポイントの見つけ方 自分を客観的に見ることが出来る能力は、社会人として特に求められます。 自分のセールスポイントと応募先企業の接点を見つけ、採用側のニーズを意識しなければ、選考に通る職務経歴書を作成することは出来ません。 応募先企業が必要なキャリア・スキルを見極める まず、希望職種や求人内容を再度確認し、ホームページも見ながら、自分が応募する仕事を具体的にイメージします。 求人欄には、対象となる人材や求める人材について記載されています。これらの情報を読み込んで、実際にその企業に入社し、その仕事をすることになった時の自分を具体的にイメージすると、企業のニーズが分かりやすくなります。 企業のニーズが分かったら、要求される経験や能力を判断します。そして、自分の経験や能力と照らし合わせながら、応募先と自分の「接点」を見つけ出しましょう。 求人広告に「明るい対応が出来る人」と書かれてあれば、過去にお客様などに明るく対応出来た経験はないか、褒められたことはないかを考えます。 キャリアが浅くて接点が見つけられない……という人も、諦めずに新人研修や職種別研修などを思い返してみましょう。そこで身に付けた知識なども、十分アピール出来る要素になります。 どうしても自己分析が出来ない場合は、他人に自分を評価してもらうのも一つの方法です。信頼出来る同僚や友人に相談してみると、思わぬヒントを得られることもあります。 接点を見つけたらアピール 接点を見つけたら、職務経歴書でその接点を効果的にアピールしましょう。 アピールする場合は、「やりたい」「学んだ」と記載するだけではなく、前向き・具体的な表現を心掛けるのがおすすめです。 たとえば、単に「コミュニケーション能力を学んだ」と記載するのではなく、「顧客に名前を覚えてもらえるような関係づくりを目指した」と表現します。他にも、「システム開発に関する知識がある」ではなく「要件定義、実装、運用まで、システム開発に関する一連の流れをすべて経験している」というように具体的な表現にすると効果的です。 盛り込める数値がある場合には積極的に記載しましょう。顧客数や売り上げ、成果など、数値で表すことが出来れば、説得力を増すことが出来ます。その他、第三者からの「お褒めの言葉」があるエピソードも、十分なアピールポイントになるでしょう。 以上、職務経歴書のルールについてご紹介してきました。 「ココカラ転職」では、転職活動に豊富なノウハウを持つキャリアアドバイザーが、履歴書や職務経歴書、面接の際に注意すべき点など、さまざまな視点からきめ細やかなアドバイスを行いながら、転職成功のサポートを行っています。 登録するのも、転職サポートを受けるのもすべて無料です。 まずはお気軽にお問合せ下さい。  

受かるための面接のコツ | 転職の基礎知識

受かるための面接のコツ

面接は、応募先企業のニーズに合わせて自分自身をプレゼンする場です。 しかし、このことを認識できていなかったために、せっかく書類選考を突破できたにも関わらず、面接で失敗してしまう人もいます。 中途採用では、とくに面接が重視される傾向がありますので、中途採用の面接ではどのようなことが求められているのか、どのような点に注意するべきかを知っておきましょう。 中途採用の面接で求められるもの 面接とは、応募先企業のニーズに合わせて「自分」という商品をプレゼンし、応募先企業に「売り込み」をするための場です。 面接は、新卒を採用する場合も重視されますが、中途採用の場合は、新卒の時の何倍も面接が重視されると言っても過言ではありません。 中途採用を行う企業は、中途採用を行わなければならない差し迫ったニーズがあり、そのニーズにマッチした人材(即戦力となる人材)を、早く欲しいと思っています。 そして中途採用の面接は、「募集職種のニーズと応募者のスキルがマッチしているか」を確認する場なのです。 応募者のなかには、このような企業の意図を理解せず、面接を「自分自身を理解してもらう場」と勘違いしてしまい、「自分は、こんなに優秀な人材である」いうことを必死にアピールしようとする人がいます。 しかし、前述したとおり、企業側は「応募者が自社の事情やニーズに合っているか」を見極めようとしています。企業側が欲しいのは、自社の事情やニーズに最も合う人であり、必ずしも優秀な人材というわけではないのです。 ですから、中途採用の面接では、十分な企業分析と自己分析を行ない、応募先企業が求めている人材のニーズをしっかり把握することが必要です。そして、そのニーズに合わせて、自分の強みや売りをプレゼンできるよう、準備をしておきましょう。 最低限の基本的な身だしなみ 言うまでもないことですが、面接で軽視すると痛い目に遭うのが、基本的な身だしなみです。 男女とも、服装は地味なスーツが無難です。 女性は髪の毛が長いのであれば、しっかりとまとめるようにしましょう。男性の無精ひげはもちろんNGです。 ■男性 ・服装 黒か紺、グレーのジャストサイズのスーツを用意しましょう。 サイズが合わないスーツは、それだけでだらしない印象を与えてしまいます。 ワイシャツは白が無難。ネクタイも派手すぎないものを選びましょう。 ・靴 ビジネスライクな革靴で、色は茶か黒を選びます。 靴下も黒・紺・濃い目のグレーを選びます。靴の汚れにも気をつけましょう。 ・ヘアスタイル 手入れの行き届いた清潔感のある髪型を心掛けましょう。 茶髪、金髪、長髪、寝グセ、無精ひげはNGです。 ・カバン 黒系のA4サイズの書類が入るカバンを用意しましょう。 ■女性 ・服装 黒か紺、グレーのジャストサイズのスーツを用意しましょう。 男性と同様、サイズが合わないスーツは、だらしない印象を与えてしまいますので、注意しましょう。 ワイシャツは白が無難。アクセサリーは派手すぎないものであればOKです。 ・靴 ビジネスライクな革靴で、色は茶か黒。ヒールの高いものはNGです。 ・ヘアスタイル 手入れの行き届いた清潔感のある髪型を心掛けましょう。 髪の毛をまとめ、顔まわりをすっきり見せると、きちんとした印象に見えます。 ・カバン 黒系のA4サイズの書類が入るカバンを用意しましょう。 面接の合否に影響する第一印象 第一印象は、面接の合否を決める大きなポイントになります。 なぜなら面接の際に、「一緒に働きやすい人かどうか」という点を、第一印象で見極めようとする面接官も多いからです。 第一印象は、表情の作り方ひとつで変わります。 無理に笑顔をつくろうとすると、目じりに力が入って不自然になるので普段から自然な笑顔を心がけ、相手の目を見て話す練習をしておくとよいでしょう。 無意識にやってしまいがちなのが、面接官と視線を合わせないままに入室して、着席してしまうこと。それだけで「コミュニケーション能力が低いのではないか」という印象を与えてしまうこともあるため、注意してください。 また、表情と同じく第一印象の大部分を占めているのが「挨拶」です。 面接だからといって特別意識する必要はありませんが、とくに大切なのは「初め」と「終わり」になります。 ドアを開けて入室する際に「失礼します」と、聞き取りやすい声ではっきり言えること。 そして面接の終わりに「本日はお時間をいただき、ありがとうございました。ぜひよろしくお願いいたします。」の一言が言えること。 この初めと終わりの挨拶をしっかりできるというだけで、面接官に大変よい印象を与えることができます。 応募先企業の意図を理解する 中途採用では即戦力が求められますが、この即戦力とは、単にスキルや経験を指すのではありません。 中途採用で求められる即戦力には、【1】職場で周りとうまくやっていける人材か【2】働く意欲があり、十分な成果を上げられるか の2点も含まれるのです。 応募先企業ごとの「即戦力」の具体的な意図を理解し、面接をスムーズに進めるためには、応募先企業の求人広告やホームページを改めてチェックして、応募先企業が目指す将来像やビジネススタイルなどの情報を収集しておくことが大切です。 情報を十分収集したら、次に「自分がこの企業で働くことになったら、どのような仕事をして、どのように貢献できるか」をイメージします。 このように、採用されるためには応募先企業のニーズ、面接担当者の質問の意図をしっかり理解し把握する努力をすることが大切になります。また、応募先企業に合わせて、どのように話せば自分の思いが相手に分かりやすく伝わるかについても、自分なりに考え、研究し、準備しておくとよいでしょう。 即戦力をアピールするための準備 即戦力をアピールする際は、社会人としての基本的な知識はもちろん、すぐにでも職場で活かせる業界知識、専門知識、商品知識などがあることを伝えられれば、「短期で戦力となる応募者だ」という印象を与えることができます。 経歴・職歴を、応募先企業のニーズと照らし合わせて具体的に説明できるよう、しっかり準備しておきましょう。 なお、経歴・職歴・自己紹介の説明は、3分ほどでテンポよく説明できるように準備するのがおすすめ。 経歴・職歴は職務経歴書にも記載してありますので、あまり長く説明すると、面接官のトーンを下げてしまうことがあります。 スキルや経験が豊富な人だと、「アレもできる、コレもできる」と長々とアピールしたくなることもあるかもしれませんが、そこはグッと我慢してください。 自分のアピールポイントを押さえつつ、短く分かりやすく説明できることは、逆にコミュニケーション能力のアピールにもつながります。 それに即戦力をアピールする上で大切なのは、これまでの経歴・職歴ではなく「いかに意欲を伝えられるか」「これまでのスキルが募集ポストに合っていて、そこで成果を上げることができるか」をアピールすることです。 面接の質問に受け答えする際のコツは、「ピンポイントに答える」が鉄則であるということを、いつも頭の中に置いておいてください。 面接で不採用となる理由 これまで述べてきたように、採用・不採用は、応募者と応募先企業のマッチング次第で、「優秀な人材=採用される」というわけではありません。 しかしマッチングしていても、基本的なビジネスマナーを身につけていなかったり、面接の持つ意味、コツなどを理解していないばかりに、不採用が続いてしまう人がいます。 ここでは、面接で不採用となってしまう人の理由をご紹介します。 間違った言葉遣い 面接では、しっかりとした敬語を使えるか否かが、大きく印象を左右します。 自分では正しい敬語をしっかり話せている……と勘違いしているケースも少なくないので、面接の前に再度確認をしておきましょう。 ■間違った言葉遣い 例 「見ました」→「拝見いたしました」 「知っています」→「存じております」 「御社の社長の考えに」→「社長様の理念に」 「すみませんでした」→「失礼しました」「申し訳ありませんでした」 「できれば○○したいです」→「もしよろしければ、○○をお願いしたいのですが」 丸暗記した回答 事前に想定問答集を読み込み、面接の練習をすることは必要です。 しかし、中途採用の面接においては、「このように回答すれば、どこでも採用される」と断言できる模範解答は存在しません。 ですから、市販のノウハウ本に載っている想定問答集の回答を丸暗記することは、絶対に避けましょう。 ありきたりな言葉を使って、いかにも「暗記してきました」という姿を見せることは、自分のスキルのなさを露呈しているようなもの。 ですから、想定問答は必ずオリジナルのものを用意するようにしてください。 なお、自分なりの想定問答集を用意する時には、「なぜ自分はこのように考えたのか」を深く掘り下げて考えてみること。この作業を怠ると、いざ面接となった時に、面接官の鋭い突っ込みに対応出来ないことがあります。 退職理由が「後ろ向き」 中途採用の面接では、「前職では人間関係が悪かった」「忙しすぎて不満だった」など、前職への不満を長々と語らないように注意する必要があります。 「ちょっと忙しいと、すぐに辞めてしまうのでは」「周りの人とうまくやれずに、またすぐに辞めてしまうのでは」という印象を与えてしまうからです。 面接官が知りたいのは、前職の不満でもなく愚痴でもありません。「入社したら、何を実現したいと思っているのか」という働くうえでの意欲、意気込みを知りたいという意図があるということを、忘れないようにしましょう。 以上、受かるための面接のコツについてご紹介しました。 ココカラ転職では、専任のキャリアアドバイザーが、応募する際のコツや面接対策をしっかり行い、あなたの転職の可能性を最大限に広げるサポートを心掛けています。 転職が不安な方も、ぜひ一度ご相談ください。

転職回数が多い人の転職活動 | 転職の基礎知識

転職回数が多い人の転職活動

転職回数が多いと、採用担当者は「飽きっぽい人なのでは」「職業選択が不適切ではないのか」などの不安を持つ可能性があります。 ですから、転職回数が多いことを不利にしないためには、転職回数の多さを上手にフォローし、採用担当者の不安を払しょくする工夫が必要です。 ここでは転職回数が多い人の職務経歴書の書き方や面接での注意点についてご紹介します。 職歴欄の書き方 転職回数が多いと、採用担当者は「職場への適応力に欠けるのではないか」「人間関係に問題があるのではないか」と憶測する可能性があります。 ですから、転職回数の多さを履歴書・職務経歴書でどうフォローしていくかが重要です。 とくに職歴欄と退職理由欄の書き方、見せ方は上手に工夫して、転職回数をできるだけ多く見せないようにしましょう。 たとえば、職歴欄は長々と書かないで入社・退社をセットにし、シンプルに2行で済ませるのもおすすめ。 1社1社の勤務情報を同じように書いていたら、すぐに職歴欄がいっぱいになってしまうという人は、複数の勤務先情報をまとめて書いてしまうテクニックも効果的です。 ただし、転職回数がどんなに多くても、正社員として勤務した会社はすべて記入する必要があります。 【記載例】 平成17年 4月 株式会社○○○入社 果物の先物取引を担当 平成18年 10月 株式会社×××入社 貴金属の販売を担当 平成20年 11月 株式会社△△△入社 パッケージデザインの制作・販売を担当 強調したい個所を目立たせる 数多くある職歴の中でもとくに強調したい、アピールしたいという実務経験がある場合には、その部分をより詳細に具体的に書き、太字にして目立たせる、ボリュームを出すなどの工夫をして、それ以外のところはあえて簡略して書くなどのメリハリをつけましょう。 【記載例】 平成17年 4月 株式会社○○○入社 営業事務を担当 平成18年 10月 株式会社×××入社 営業事務を担当 平成20年 11月 株式会社△△△入社 営業事務を担当 ■業務の上で工夫している点 ・業務の効率化…Excelによる自動計算の設定を行い、「データ分析」「事業部の営業結果の集計作業」をスムーズに行えるようにする ・レイアウトに気を使った資料作成…売上、収益性、能率がひと目で把握できるようグラフ・表を利用して見やすいレイアウトの資料作成を心掛けている。 合理的な理由を用意しておく 転職回数が多い人は、面接でその理由を聞かれる可能性が高いです。なので「確かに転職回数は多いが、それらはすべて意味のある転職であり、きちんとした合理的な理由がある」と退職理由欄などを設けてフォローし、面接でもスムーズに説明できるように準備しておくことが大切です。 履歴書・職務経歴書でも、転職を重ねるごとに仕事のレベルやスキルが向上し、「私は転職するたびにこんなに成長してきたのだ」という成長具合が分かるように工夫して書きましょう。 業界や職種が同一の場合 たとえば業界や職種が同一であれば、その点を分かりやすく書くのがおすすめです。「この業界のスペシャリストを目指して転職を繰り返したのだ」という点が伝わるようにしましょう。 【記載例】 3回の転職を重ねてまいりましたが、これまで一貫して営業をバックアップする業務に従事してまいりました。 営業部員の効率をアップするために、グラフ・表を活用し一目で内容が分かるような営業資料を作成したり、新入社員へのビジネスマナーや業務全般の指導も行ってまいりました。 今後も営業部員の効率アップ、業績アップにつながる業務に従事したいと考えております。 業界や職種が多岐にわたっている場合 たとえ業種や職種に一貫性がなく多岐にわたっているとしても、「興味や関心領域が広く、おもしろそうな仕事があるとやりたくなってしまう」という風にアピールすれば、「好奇心旺盛で行動力がある」という印象を与えることができ、ベンチャー企業では重宝されることもあります。 ただし、どんな角度でもいいので、何らかの「一貫性」は示したいものです。部署や職種に一貫性がない場合は、冒頭に略歴を書き、志望動機欄の書き方を工夫してなるべくマイナスのイメージを持たれないようにしましょう。 【記載例】 私は興味や関心を持つ対象が人より広く「成長できそうだ」「おもしろそうだ」と魅力を感じる仕事があると、どうしてもやりたくなってしまう性格でした。結果的に3回の転職を繰り返してきましたが、今後はじっくり腰を据えてひとつの業務に取り組みたいと考えております。 これまでの3回の転職で「アジア」と「IT」に関する貴重な経験と知識を得ることができたため、この2つのキーワードに当てはまる御社に大きな魅力を感じて応募いたしました。 以上、転職回数が多い人の転職活動についてご紹介しました。 ココカラ転職では、経験豊富なキャリアアドバイザーが、豊富な求人情報から、ご要望に沿ったお仕事を紹介し、さまざまなお悩み・ご質問にも丁寧に回答しながら、転職をサポートいたします。ぜひお気軽にお問合せください。

転職活動でのメンタルケア | 転職の基礎知識

転職活動でのメンタルケア

転職活動が思うように進まない、面接がなかなか通らない……という状況とうまく付き合っていくのは、なかなか大変です。 「転職活動はお見合いのようなものだから、縁があれば採用されるはずだ」「採用されるかどうかはタイミングの問題だから」と頭のなかでは分かっていても、ついネガティブに考えてしまう時もあるでしょう。 しかしこういう状況のときこそが、まさに一番の踏ん張りどころです。 ここでは、転職活動で心が折れそうになったときの、メンタルケアについてご紹介します。 転職活動に前向きに取り組むために 転職活動で不採用が続いたりすると、さすがに心が折れそうになります。思い通りにならない苛立ちも出てくるでしょう。 でも、このようになかなか思い通りにならない転職活動に前向きに取り組むためには、まず「どんな人でも心は折れるものだ」と意識することが大切です。 転職活動で弱気になっている自分をついネガティブに捉えてしまい「自分は弱く、職場のストレスに耐えられないのではないか」と思ってしまうこともあるかもしれません。 しかし、そういう自分を理解しながらストレスと向き合い対処するようにしていけば、おのずとストレスを乗り越える強さが身につくのではないでしょうか。 繰り返しますが、どんな人でも心は折れるもの。 あなたが弱いから、心が折れたというわけではないのです。 ストレス学説の祖と言われているハンス・セリエ博士は、「ストレスは人生のスパイス」であるといっています。 今の転職活動のストレスは、永遠につきまとうものではありません。 むしろ、ちょっとしたスパイスが料理を際立たせるのと同じく、「今のストレスが、今後の人生を豊かにするのだ」と考えましょう。 心の風邪への予防対策 心が折れることを「心の風邪」とたとえることがあります。 確かに、風邪なんて誰でもひくもの。「風邪をひく人間は悪い」とは思わないものです。でも風邪をひかないための予防対策をするのは、大切なことといえます。 つまり心が折れそうだと思ったら、その前の段階で気分転換をしたり思考を転換するなどして、早めに対処するようにすれば、次第に心の風邪への免疫力も高まりますし、ストレスに対して少しずつ強くなれるはずです。 不安は「進歩」と考える 履歴書や職務経歴書を作成するうえでも、面接の質疑応答を考えている際にも、転職活動をするときは、今までの自分を振り返る必要があります。 そしてこの作業は、過去の自分と向き合い「敗北感・怒り・後悔・自己嫌悪・挫折感」を思い出すことになります。実はこれはとてもハードな時間です。 「つらい思い出」「敗北感」を思い出すと、それだけで自分は弱い人間だ、と感じてしまい、「次の職場でも自分に自信が持てないのではないか」と不安になる人も。 しかし気づいてください。あなたは、そんな辛さや敗北感を心に抱えながらも、転職活動を通じて前に進もうとしているのです。 それだけでもあなたは成長し、進歩しているといえます。 過去と向き合ったら気持ちを切り替え、少しずつストレス耐性がついているという進歩だけに目を向けてください。 あなたは、今でも不安を抱えているかもしれません。でも一生懸命努力している、自分なりにストレスに対処する方法を見つけようと努力している……。 実はそれだけでも、自分で気づかないだけで、前よりずっとずっと強くなっているのです。 自分をほめることを忘れない! 転職活動だけでなく、常に習慣にしてほしいのが「自分をほめてあげる」ということ。 これは何も、仕事で成果をあげたときや、目標を達成した時、人から評価をされたときだけではありません。 たとえば「電車の中で、席をゆずった」というようなことでも構いません。 「今朝はだるくて会社を休みたかったけど、頑張って出勤した。」でももちろんいいのです。 席を譲らない選択肢もあったし、会社をさぼってしまうという選択肢もあったはず。 でもそれをしなかった自分を、どんどんほめてあげてください。 転職活動で心が折れそうになっている時は、うまくいかなかったことや不安ばかりが頭の中を占めてしまいがちです。 でもそういうときこそ、自分をほめることを増やしてください。 気持ちが変わると面接での印象が劇的に変わる これまでご紹介してきたような方法で、気持ちの持ち方、物事への感じ方をすこしずつ変えていくと、面接での印象が劇的に変わることがあります。 おどおどしていた印象がなくなり、明るく清々しい印象に変わる人も数多くいます。 もちろん面接では、面接担当者への「感謝の気持ち」を忘れないことも大切。 「自分の思いを伝え、やる気を知ってもらえるチャンスをもらえたのだ」 「忙しいなか、わざわざ自分のために時間を割いてくれた」 「自分の履歴書・職務経歴書を見て『会いたい』と思ってくれた」 という感謝の気持ちを持ち、自分を否定せず見つめてあげることで、きっと面接の場でも心にゆとりが生まれてくるはずです。 心のゆとりは、態度や表情にもゆとりと豊かさを与えます。 きっと面接担当者に与える印象を、格段にアップさせることができるでしょう。 以上、転職活動でのメンタルケアについてご紹介しました。 ココカラ転職には、経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍しています。 キャリアアドバイザーは、適度な距離感を保ちながら、さまざまな角度からアドバイスをし、あなたの転職に寄り添います。

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