どの会社にも通用するアピールポイント
投稿日:2024.03.07 最終更新日:2024.06.14
目次
アピールポイントや志望動機は、職務経歴書のなかでもとくに人事担当者が注目している欄です。ですからアピールポイントや志望動機は具体的に詳細に書いて効果的にアピールしたいものです。
転職活動において求められる能力やスキルは会社ごとにさまざまですが、どの会社でも求められる能力があります。
それは、コミュニケーション力、マネージメント力、そしてプレゼンテーション力の3つです。
ここでは、職務経歴書のなかでコミュニケーション力、マネージメント力、プレゼンテーション力を効果的にアピールする方法についてご紹介します。
コミュニケーション力
自己PR欄でただ単に「私はコミュニケーション力があります」と書いても、説得力はありません。
コミュニケーション力をアピールする際には、先輩、上司、顧客から評価されたエピソードや、どのような点が評価されてどのような結果を残したかを、うまくエピソードとして盛り込むのがおすすめです。
また、できるだけ自分を客観視して第三者に納得できるように簡潔に説明し、その長所を仕事でどう生かせるかをアピールするように意識しましょう。
接客、サービス業ではお客様とのコミュニケーション力が求められるのはもちろん、それ以外の職種でも同僚、上司、部下とのコミュニケーション力や、業者の担当者とのコミュニケーション力は大変重視されます。
「顧客の意見を尊重し、商品やサービスの改善をした」「顧客から評価され、売上アップにつながった」「スタッフから評価を受けた」など具体的なエピソードがあれば、思い出せるだけ書き出してみましょう。
なお記載する際には、文中に見出しをつけることで、読み手である採用担当者に「読んでみよう」と思わせる工夫もしてみましょう。
コミュニケーション力の自己PR例
丁寧なコミュニケーションで契約を獲得
私は前職で訪問営業を行っていました。
契約をしてくださったお客様には、契約後も定期的に訪問をしながら、お客様の新たなニーズをくみ取って、問題解決の糸口になるような新規の提案を行うように心掛けてきました。
お客様に対して丁寧なコミュニケーションを取り続けた結果、お客様がご自身の知人や友人の方を紹介してくださるようになり、2年目には目標契約件数の2倍の契約を獲得できるようになりました。
マネージメント力
中途採用では、リーダーシップのある人やマネージメント経験者が好まれます。
後輩指導やプロジェクトリーダーの経験がある人は、積極的に書くのがおすすめです。
マネージメント力をアピールする場合には、新入社員に指導を行った経験や、部下にどのような指導をしたかを具体的に書きましょう。
そしてその結果、「部下のモチベーションが上がった」「効率が上がった」「顧客の評価が上がり売上増加につながった」などの具体的な効果もあわせて書くようにします。
マネージメント力の自己PR例
適材適所を意識した組織構築力
私はプロジェクトリーダーとして6人のメンバーを統括していました。
プロジェクトを遂行する際には、常に部下の適材適所を念頭に置いて、冷静な評価をするように心掛けていました。また、部下がそれぞれ自分の仕事やノルマに責任を持ったうえで、自発性、積極性を発揮できるように工夫していました。
部下からは「相談に乗ってくれながら、モチベーションを高めてくれる」と評価され、プロジェクト遂行後は、売上を前年比18%増に改善することができました。
組織力を最大に高める工夫
私はプロジェクトリーダーとして6人のメンバーを統括していました。
プロジェクトチームを任された時から、自由に発言できる環境を作り、積極的に部下の考えを聞いて適性を把握するように努めました。
また私はプロジェクトリーダーとして、メンバーには自由に仕事に取り組ませて、その責任は自分が全て負うことを宣言していましたが、これが職場の雰囲気を大きく変革させたという評価を得ています。
私がプロジェクトリーダーになる前に、その部署の売上は社内で最下位の成績でしたが、前述したような組織力を最大に高める工夫をした結果、新規契約部門では社内トップレベルの成績を残せるようになりました。
プレゼンテーション力
プレゼンテーション力はとくに専門職・企画職で重視されます。
「20xx年に開催されたシンポジウムでプレゼンテーションを行った」など、具体的なエピソードを盛り込みましょう。
プレゼンテーション力をアピールする際には、企画書を書いた経験や人前で発表した経験、営業をするときに自分なりに工夫した点があるかなどを具体的に書くようにします。
なお営業職としてプレゼンテーション力をアピールする場合には、具体的な数値も記入するとよいです。
採用担当者に「この人なら、確実に営業数字を叩き出せる」という印象を持ってもらうためには、取り扱った商品や顧客層、営業スタイル、達成実績、表彰歴などをバランスよく盛り込んで効果的にアピールしましょう。
なお採用担当者は職務経歴書の体裁からも、応募者の書類作成能力やプレゼンテーション力を判断します。
読み手の立場に立って、読みやすいレイアウト・文章を意識しましょう。
プレゼンテーション力の自己PR例
ニーズに的確にこたえるプレゼンテーション力
私は前職で訪問営業を行っていました。営業職は数字が全てといっても過言ではないと考えていますが、数字に結びつく効果を出すためには、お客様にきちんとご納得いただいく提案力、プレゼンテーション力が大前提だと考えています。
ご提案させて頂く際には、お客様のニーズを的確にくみ取ること、常に提案シナリオを作成して何度もシミュレーションすることを心がけ、着実に成績を残してまいりました。
○○保険株式会社に在籍している時には、常に売上トップを誇り、数々の表彰を受けるという実績を残すことができました。
以上、どの会社にも通用するアピールポイントについてご紹介しました。
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