面接での第一印象を良くするコツ
投稿日:2024.03.08 最終更新日:2024.06.21
目次
面接担当者は、応募者が部屋に入ってきて初めて目を見合わせた瞬間、つまりまだ言葉も交わしていない時から、相手のことを観察しているものです。
いわゆる「第一印象」というものですが、この第一印象が与える影響はかなり強いです。今一度、挨拶の仕方や基本的なマナーを確認し、第一印象をできるだけよくするようにしましょう。
第一印象をよくするコツ
面接担当者は、ほしい人材かどうかを見抜く時、第一印象をかなり重視しています。
ですから、第一印象はできるだけよくしたいものです。
しかし「第一印象がよい」といっても、人によって価値観は違いますので、「こうすれば第一印象がよくなる」という絶対的な正解があるわけではありません。
任せたい職種によって求めるものも変わるでしょう。
ですから「第一印象をよくする」とは、「面接担当者に、この応募者なら一緒にうまくやっていけそうなイメージを与える」という意味だととらえるとよいでしょう。
挨拶するときの注意点
面接で第一印象をよくするポイントは、挨拶と相手の話を聞く態度です。
もちろん入室やお辞儀など、基本的なビジネスマナーはしっかりおさえておくことは言うまでもありませんが、接客のプロと同じような美しいお辞儀やマナーまで目指さなくても大丈夫です。
特に大切なのは最初と最後の挨拶です。
挨拶する時は、「誠実に元気よく」を心掛けましょう。
相手の顔をしっかり見て、はっきりした声で「山田と申します。よろしくお願いします!」と挨拶します。
「会いたくて憧れていた」面接担当者が会ってくれたことに対して、精一杯の感謝しているという気持ちを伝えようとイメージすれば、おのずと誠実な挨拶をすることができるでしょう。
無理に笑顔を作ろうとすると、顔がこわばってしまい幼く見えるのではないか…と気にして、普段通りで行こうとする人もいますが、これではせっかく時間を作ってくれた面接担当者に失礼になってしまいます。
別れ際の挨拶
面接が終了した別れ際の挨拶も気を抜かないように。
別れ際に相手の顔を見て、感謝の気持ちを表情から伝えるように心掛けてみましょう。
時間を割いてもらったこと、話を聞いてもらったことに対して面接官に感謝の気持ちを示すと同時に、次の機会をもらえるように、心を込めてアピールする機会でもあることを忘れないようにしましょう。
聞く態度
面接担当者は、職場で活躍してくれる応募者を期待しているのですから、面接も仕事の場である、ということを忘れないようにしたいものです。
面接官の話は一言も漏らさないように集中して聞きましょう。
そして自分が話をする時には、「自分が何を伝えたいのか」ということをしっかり考えて、必死で伝えたいという態度を見せるのです。
これだけで面接担当者の態度はずいぶんよくなります。
第一印象をよくするトレーニング
面接の前には、自分の第一印象をよくするトレーニングをしておくのがおすすめです。
おすすめの方法は鏡に向かって、自分自身と面接する方法。
鏡のなかの自分を見て「自分が面接官だとしたら、自分はどんな風に見えるだろう」「うつむきがちになっていないか」「座った時の姿勢で、肩が曲がっていないか」「顔が斜めに傾いていないか」なども細かくチェックすると、今まで気づかなかった自分の癖にも気づくことができます。
癖を直すことで印象を良くできそうなところは、ひとつひとつ意識して直していきます。
なお普段見慣れていて気付きにくいのが、髪型やメイク。
男性は、髪の毛を短くかつ清潔感のある髪型に。女性は、髪の毛をまとめて、控えめなメイクを心掛けてください。
男性も女性も、スーツは体にあったジャストサイズのものを用意しておきましょう。
そのほか応募した職種や相手の立場から見て、一緒に仕事をするとしたら、何がよくて何がデメリットに映りそうかを客観的にとらえておきましょう。
そして、採用されるにはどのようなことを伝えればよいか事前に準備しておきましょう。
以上、面接での第一印象を良くするコツについてご紹介しました。
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