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営業の正社員転職 | 転職の基礎知識

営業の正社員転職

営業職とひと口に言っても、顧客内容が法人か個人か、ルートセールスかで、アピールするポイントは異なります。 しかしその全ての営業職に共通するのは「数字至上主義」という点です。 職務経歴書でも面接でも、「自分は結果を出すために自ら動こうとする意欲を持っている」ということを効果的に伝える工夫、そしてこれまでの成果を説明する際にも、なるべく「数字」を絡めて分かりやすくアピールする工夫が必要です。 営業職の正社員の転職活動 営業職の正社員の転職活動では、「数字至上主義」、つまり、いかに稼げる営業マンであるか、そのために必要なスキルを持っているか、という点をアピールする必要があります。 アピールする際には、それらのスキルを裏づけるために具体的な数字を絡めながら実績を示したり、目標を達成するためにどんな努力をしたかといったことを盛り込んで説明する必要があります。 営業職で求められるスキル 営業職で求められるスキルはさまざまありますが、なかでも大切なのが「稼ぐ力」「目標を達成するための努力」「ストレスに耐える力」の3つです。 もちろん、顧客対象が法人か個人か、営業スタイルが飛び込みかルートセールスか電話営業か、などそれぞれ特性は異なりますので、求められるスキルは多少違ってきます。 それでも、すべての営業職に共通して最低限求められるスキルは、「稼ぐ力」「目標を達成するための努力」「ストレスに耐える力」の3つと思っていて間違いはないでしょう。 いくら学歴が高くても知識が豊富でも、「売れない営業マン」「稼げない営業マン」は営業職で採用されることはありません。 ですから、職務経歴書でも面接でも、この3つのスキルをしっかりアピールすることを意識するようにしましょう。 営業職の転職「職務経歴書」の書き方 営業職の履歴書、職務経歴書では、「営業エリア」「取り扱った商品」「顧客層」「営業スタイル」「実績」「受賞歴」などを、バランスよく盛り込みましょう。 そして、採用担当者に分かりやすいように「数字」を絡めながら、説明するようにしましょう。 何を売っていたか 何を売っていたかは、必ず書きます。 商品名だけでは、採用担当者に分かりにくいこともあるので、その場合は補足説明も記入するようにしましょう。 担当エリアや営業方法 主に、どのエリアを中心に営業していたかも必ず記入します。 また、既存客か新規客か、営業スタイルの特徴(飛び込みかルートセールスか、電話営業かなど)、1日の営業件数、担当顧客の属性なども記入するようにしましょう。 営業成績・受賞歴 売上金額、契約件数などの具体的な数字は、最大のアピールポイントなので、必ず記入するようにしましょう。 記入する際には、採用担当者に分かりやすく客観性を持たせるために、「営業部員20名中2位」など併記するとよいでしょう。 なお、営業成績を数字で示すことは大切ですが、それがチームで獲得した成果なのか個人の成果なのかを、混同しないことが大切です。 受賞歴がある場合には、獲得の難易度が分かるように、賞の内容を補足説明してください。 工夫したこと 営業成績をアップさせるために、どのような工夫を行っていたかも、必ず書きたい項目の一つです。 どのような営業信条を持っていたか(顧客との信頼関係構築、目標達成に対する強い執着心など)、どのような営業戦略を練っていたのか(顧客ニーズに関する徹底した情報収集など)などについて、自分の言葉でまとめましょう。 営業の工夫や努力は、数字では表しにくいので、自己PR欄を設けて、いかに営業に前向きに真摯に取り込んできたかを伝えるようにしましょう。 営業職の職務経歴書 ここでは、住宅の個人営業の職務経歴書の例をご紹介しましたが、職務経歴書は、「こう書くべき」というルールはありません。 これまで述べてきたような「必ずアピールすべきポイント」を踏まえながら、作成するようにしましょう。 営業職の面接 営業職の面接でも、「稼ぐ力」「目標を達成するための努力」「ストレスに耐える力」をしっかりアピールすることが大切です。 特に営業職の面接では「これまでの営業成績を教えてください」など、「稼ぐ力」に関する質問は必ず聞かれると思っていた方がよいでしょう。 提出した職務経歴書を見直し、矛盾した回答をしたりしないよう、しっかり準備しておきましょう。 意欲をアピール 営業職では、「目標を達成するための努力」が大変重視されます。 結果を出すために自ら考えて行動しようとする気持ちと、目標を何としてでも達成するための意欲・心意気は、しっかりアピールしたいものです。 数字を絡める 職務経歴書の記入例のところでも説明しましたが、営業職の面接でも、もちろん「数字」が重視されます。 面接担当者が分かりやすいよう、なるべく客観的な数字を絡めて、他の営業部員と比較しやすいように回答することを心がけましょう。 実績がない場合のアピール法 目立った実績や受賞歴がない場合でも、「常に誠実に職務をこなした」なども十分アピールになります。 その場合には、「お客さまにお褒めの言葉をいただいた」「あなただから、購入する気になったと顧客の信頼を得た」などの具体的なエピソードを添えるとよいでしょう。 面接一問一答集 ここでは、営業職の正社員面接でよく聞かれる質問と回答例について、住宅会社にUターンで転職したいケースを想定してご紹介します。 ただし、「マニュアル本の丸暗記」のような回答例は、面接担当者にはどこか「そらぞらしく」聞こえてしまうもの。本来の自分を見せるためにも、あくまで自分の言葉で回答することが大切だということを忘れないでください。 --これまでの営業成績を教えてください。 月間の目標売上は、10年間のうちで最初の3カ月をのぞき、全て達成してきました。 お客さまの話をよく聞き、個々のニーズを掘り下げてご要望を的確に把握することで、最適な商品を提案したことで、この成果を挙げることができたと思っております。 --営業成績を上げるためにした工夫は? お客さまに強引に売り込むのではなく、まずはお客さまのご要望を全てお聞きすることを心掛けました。じっくりと時間をかけてご要望を伺うことで、お客さま自身も気づかなかったニーズを拾い上げることもできました。 お客さまから「話しながら、イメージが固まる」とご好評をいただいております。 --なぜ他社ではなく当社を選んだのですか? さまざまな媒体で御社について調べさせていただき、御社の住宅のファンになったこと。そして働いている皆様が生き生きとされていることが、御社に応募させていただいた理由です。 私はかねてから、働く皆様が生き生きとしている職場で、心から誇りを持てる商品の営業を行いたいと考えておりました。 今回、親の介護の事情で石川県にUターンすることが決まった時には、真っ先に御社で働きたいと考えました。 --もっとも記憶に残っている経験は? 2年前、お客さまのご要望どおりの仕様ではないというクレームをいただき、改修工事を行うことになりました。 その際に「あなただから、きちんとやってくれると思った」と言っていただきました。結果的に改修工事も3日ほどで対応でき、お客さまのご満足どおりの仕様をご提供することができました。そして、そのお客さまから「娘が住宅を建てる際もよろしく」と言っていただけました。 --石川県は土地勘もなくて、営業は難しいのでは たしかに、これまでは東京都中心に仕事をしてきました。 しかし、何といっても石川県は私の故郷です。大学生まで石川県の金沢市に住んでおり、土地勘がないという心配は、全くありません。 それに私は、「住宅の販売」というよりも「住宅で生活するためのコンサルティング」を重視している御社にとても魅力を感じています。 故郷である石川県でお客さまのニーズに寄り添えること、そして私自身の専門性を高められるといった点でも、ぜひ御社で頑張りたいと思った次第です。 以上、営業の正社員の転職の職務経歴書の記載例や面接の回答例についてご紹介しました。 ここでご紹介した例以外にも、転職を成功させるための秘訣やノウハウはたくさんあります。 「ココカラ転職」では、経験豊富なアドバイザーが、履歴書や職務経歴書の作成指導や面接対策はもちろん、企業選びやキャリアプランについても、親身にサポートを行っております。 また、UIターンの皆さまの住まいや子育て環境についても、アドバイスをしております。 応募者皆様全員の転職成功を目指し、親身になって、転職活動全般のサポートを行います。 まずはお気軽にお問合せください。

正社員になるための応募書類と面接 | 転職の基礎知識

正社員になるための応募書類と面接

正社員から正社員へ転職する場合でも、派遣社員やアルバイト・パートから正社員に転職する場合でも、「応募先企業が正社員に望む資質を備えている」ことを、アピールできるかが大切です。 ここでは、転職を成功させるための応募書類と面接についてご紹介します。 転職活動で必要な3つの書類 転職活動でまず最初に突破しなくてはいけないのが、書類審査です。 転職活動では、履歴書、職務経歴書、添え状という3つの書類が必要となります。 そして人事担当者は、これらの応募書類を時には数百もチェックしなければなりません。 忙しい業務のなかで応募書類に目を通す時間は長くて10分、短いと3~5分程度と言われています。 書類審査を突破し面接まで進むためには、人事担当者に、第一印象で「この応募者と面接してみよう」と思わせるような、インパクトのある書類を作成することが大切です。 添え状 添え状とは、「応募書類を送りますのでよろしくお願いします」という気持ちを伝える挨拶状です。長々と記載するものではありませんので、A4サイズ1枚以内にまとめるようにしましょう。 とくに強調したい自分の長所がある場合には、添え状でもアピールすると良いでしょう。 ただし、書き過ぎも禁物です。 添え状に関しては、オリジナリティやテクニックを追及する必要はありません。 「添え状は、コンパクトにまとめるのが最善だ」ということを忘れないでください。 履歴書 履歴書とは、氏名・住所・年齢・職務経歴・資格などを記載した書類のことです。 採用された場合は、その会社を退職するまで保管されます。 履歴書はきちんと作成されていて当然の書類です。 1カ所でも記載ミスがあれば、それだけで印象が悪くなってしまうので、十分な注意が必要です。 なお、作成した後に誤字に気づいた場合でも、修正液で修正したり二重取り消し線と訂正印で訂正したりするのは、転職活動では一切認められません。1カ所でもミスがあれば、最初から全部書き直すのが鉄則です。 手書きの履歴書と指定がなければ、パソコンで作成しても構いません。 履歴書をダウンロードして作成する場合は、新卒者用と転職者用で使用する履歴書のフォームが異なりますので、注意して選びましょう。 職務経歴書 職務経歴書とは、職務経歴だけをピックアップして詳細に記述した書類です。 職務経歴書では、これまでの実績、身につけたスキルなどを効果的に伝え、自分の能力をアピールする必要があります。 ただし、いくらアピールしたいからといって、細かい文字でびっしりと書くと読みづらくなるので、バランスよく、見やすいレイアウトを心掛けましょう。 正社員に採用されるために書きたいこと 転職活動においては、まずは応募書類の印象が採用の決め手となります。 「応募書類を出せば、次は面接に呼ばれる」という甘い考えは禁物。履歴書の職歴をそのまま転記したようなスカスカの職務経歴書を作成する人もいますが、明らかに空白が目立ち過ぎて、他の応募書類と比較すると見劣りしてしまいます。 職務経歴書では、実績や資格、スキルをアピールし、そのうえで、やる気や人柄などについても、エピソードを交えながら効果的にアピールすることが大切です。 職務経歴書を作成する時は、応募する企業が求める人材のイメージ・応募先職種の具体的なイメージを持ち、なるべくそれにうまく重なるように自分の経験の「アピールポイント」をプレゼンすることを意識しましょう。 職務経歴書には、決まったフォーマットはありません。 職務経験が長い人は、経験や能力を強調する項目別スタイルで書き、職務経験がそれほどない人は、時系列に自分の仕事内容を記載して、そこで得られた経験を箇条書きにするなどの工夫をしましょう。 実績・スキル・資格をアピール 応募書類では、まず応募職種にマッチしたスキルや実績が十分にあることをアピールする必要があります。 どんなに立派なスキルや実績があっても、応募先職種に必要がなければ、転職を成功させるのは難しいです。 履歴書や職務経歴書では、応募した職種を十分にこなせるスキルと実績があることを、しっかり理解してもらうことが大切。そして、そのための工夫をこらした職務経歴書を作成することが、書類審査を通過するためのひとつのポイントとなります。 スキルや実績を効果的に表現するためには、「どのように達成したか」「なぜ達成できたのか」「どのような努力をしたか」をエピソードを交えながら表現すると効果的です。 ~資格やスキルのアピール例~ -------------------- ○○を遂行するために、英語力を磨いています。資格・勉強中のものを含め、以下のとおりです。 通訳業務などを通して、貴社の海外展開プロジェクトに貢献したいと考えています。 ・英語 TOEIC 870点 ・ドイツ語技能検定 3級取得 ・韓国語 通信教育で勉強中 -------------------- 取得した資格がなくても、自分が身に付けたスキルを探してみましょう。 たとえば「同僚・部下と一致団結してプロジェクトを遂行し、前年比売上200%アップを達成」と記載すれば、管理能力やコミュニケーション能力をアピールできます。 「休日でも顧客の求めがあればヒアリングを行い、顧客のニーズを吸い上げる努力をし、ローコストで迅速な調査を実現した」と記載すれば、誠実な仕事ぶりや努力家なことがアピールできるでしょう。 やる気や人柄をアピール もし応募先職種についてのスキルや実績が十分でなくても、諦めることはありません。やる気や人柄を上手にアピールできれば、巻き返すチャンスは十分あります。 正社員を採用すれば、長く一緒に仕事をしていく仲間になるわけですから、能力があっても協調性のない応募者は敬遠されがちです。 ですからスキルや実績にあまり自信がない人は、やる気や人柄をアピールしましょう。 やる気が感じられない応募書類は、どんなに立派な実績があっても採用されにくくなります。書類審査を突破するためには、「この人は自ら率先して仕事をこなすだろう」や「会社にすぐ貢献してくれそうだ」と思える書類の作成が必要です。 「やる気」の他にも、周囲と協調することが出来る「コミュニケーション能力」も重視されます。コミュニケーション能力がないと、職場で十分に仕事をこなすことができない場合が多いからです。 入社後、上司や同僚、部下と問題なく仕事を進めていける人柄かどうかは、実績やスキルと同じくらい重視されているということを、忘れないようにしましょう。 ~やる気や人柄のアピール例~ -------------------- 前職の食品会社では、商品開発を行っていました。 数多くの人気商品の開発に関わることができ、その過程で上司からアドバイスを頂きながら、同僚と協力し合うことに喜びを感じておりました。 大変素晴らしい経験をさせていただきましたが、栄養機能食品の研究・開発をさらに進めたいと思い、このたび貴社に応募させていただきました。 -------------------- 応募書類の送付マナー 応募書類を作成したら、必ず送付前に何度も見直しましょう。 作成してすぐに確認することも大切ですが、時間をおいて再度確認すると、それまで気付かなかったミスに気付くことがあります。 音読をしたり、他人にチェックしてもらうのもおすすめです。 文字が詰まっていて見えにくくないか、余白が多くバランスが悪くなっていないか、マイナスの印象を与えるような表現はないか、もっと簡潔に表現できる個所はないか、など、第三者の意見も取り入れると、よりよい応募書類を作成することができます。 なお、面接は応募書類をもとに質問されることが多いので、必ず書類はコピーして、面接の前にもう一度目を通しておきましょう。 郵送で送る時の注意点 応募書類を郵送で送る場合は、締め切りギリギリにならないように注意が必要です。 郵便事情なども考慮して、少なくとも締め切りの2~3日前には先方に届くよう、余裕を持って投函しましょう。 書類が届くのがギリギリだっただけで、やる気を疑われるのは大変もったいないことです。出来るだけ早く書類を作成し、早めの投函を心掛けましょう。 面接のマナー 転職者は、社会人経験があるので、最低限のビジネスマナーは身に付けていて当然と思われています。言葉づかいや、立ち居振る舞いに問題があれば、減点方式で評価されるのです。 ビジネスマナーに自信がある人も、自分では気付いていない癖がある場合も。そのため油断は禁物です。 転職者は、面接担当者の期待値が高い分だけ評価が厳しくなる傾向があるので、十分注意しましょう。 服装・髪型 服装はスーツが基本。 茶髪は避けて、清潔感のある髪型・服装を心掛けましょう。 女性は髪の毛を束ねたほうがよいでしょう。 小さなバッグはひざの上に置くのが常識です。 ひざの上に置けないような大きなカバンの場合は、背もたれと背の間か、足元に置きます。 なお、面接に余分な持ち物は、NG。 デパートの袋などを持っていると「買い物のついでに面接に来た」と思われ、一気に印象が悪くなります。 部屋の入退室マナー 面接スペースに呼ばれたら返事をして、ドアがある場合は、軽く2回ノックして「失礼します」と声をかけて入室します。 ドアを閉める時は、ドアに向き直ってから、丁寧に静かに締めること。 先に部屋で待っている場合は、面接担当者が入室してきた時に立ち上がりましょう。座ったまま挨拶するのはマナー違反です。 退室する時にも、急がず落ち着いて。 立ち上がったら、椅子の横に立ち「本日はありがとうございました。よろしくお願いします」と深く一礼。 一礼をしたら、体を完全に起こしてから、退出口に向かいます。 退出口では再度室内に向き直り、「失礼します」と会釈してから退出しましょう。 退出したら、ドアに向き直り、静かにドアを閉めます。 無意識な動作に注意 自分でも気付かない癖というものは、誰にでもあるもの。 オーバー過ぎるアクションや、腕時計をチラチラ見てしまうなどの癖がないか十分注意しましょう。 髪の毛をかきあげたり、緊張をほぐすために手をもんだり、服の端やボタンを無意識に触るのも禁物。 せっかく面接まで進んだのに、落ち着きのない動作や癖のせいで、台無しにしてしまわないよう、注意してください。 以上、正社員になるための応募書類と面接についてご紹介しました。 「ココカラ転職」では、転職活動に豊富なノウハウを持つキャリアアドバイザーが、履歴書や職務経歴書、面接の際に注意すべき点など、さまざまな視点からきめ細やかなアドバイスを行いながら、転職成功のサポートを行っています。 登録するのも、転職サポートを受けるのもすべて無料です。 まずはお気軽にお問合せ下さい。

派遣社員からの転職 | 転職の基礎知識

派遣社員からの転職

以前は、「実力のある人ならば、派遣社員ではなく正社員として働くはず」というイメージがありましたが、現在の経済情勢では、企業側も経営状態が厳しく、優秀な人材でも正社員にできない事情があります。 このような状況下であっても、派遣社員として働いてきた人が就労意欲やスキルをアピールすれば、転職活動を成功させることができます。 ただし、過剰なアピールは逆効果になる可能性もあるため、バランスを意識することが大切です。 ここでは、派遣社員から正社員に転職する際の注意点についてご紹介します。 派遣社員からの転職は厳しい? これまで派遣社員として働いていたとしても、それは単に企業側の都合に過ぎず、実は正社員と業務内容は変わらない……といったケースは多いものです。 特に、昨今の経済情勢では、非正規雇用で働かざるを得ない状況も多々あります。 ですから、それぞれの職種のポイントを押さえ、自己PRを充実させるなどすれば、十分正社員に転職出来る可能性はあります。 ただ、派遣社員のなかには、就労意欲が低く、自ら派遣社員という雇用形態を選んできた……という人がいるのも事実です。 このような背景もあり、採用担当者は派遣社員が応募してきた時に、応募者の勤務意欲や本気度を気にして敬遠するケースもあるので、応募者はそのハードルを乗り越えるための工夫が必要となります。 派遣社員で働いていた人の職務経歴書 派遣社員から正社員に転職する場合の職務経歴書は、ただ単に派遣先を羅列するのではなく、果たしてきた役割やスキルを分かりやすくまとめるなどの工夫が必要です。また、自己PR欄を充実させて、十分な意欲があることをアピールしましょう。 意欲をアピール 派遣社員から正社員に転職する場合は、正社員としての職務を理解し、いかに会社に貢献できる人材であるかという点をアピールする必要があります。 「派遣社員としての雇用形態に不安を感じて……」などのマイナスな記述は避けて、「この仕事がしたい」という業務に対する前向きな姿勢や、「入社したら、こんなことに取り組みたい」など、正社員として働く心構えが十分にあることをアピールしましょう。 自己PRは特に充実させましょう。 出来ればエピソードなどを盛り込んで、採用担当者が具体的なイメージを持てるような表現を心掛けてください。 ~自己PR記載例~ 現在の派遣先は、小規模な事業所であるため、経理として決算業務や予算管理、金融機関の対応など、経営に関わる業務を広く担当しております。また、煩雑な業務も多く担当しているので、効率的で正確な事務処理を行うことについて自信を持っております。 また、仕事に集中できる環境づくりにも取り組んでいて、達成表や業務管理表の作成も行い、周囲からお褒めの言葉をいただいたこともございます。何卒よろしくお願い申し上げます。 派遣先ではなくスキルをアピール 派遣先・派遣元は必ず記載する必要がありますが、派遣社員から正社員に転職する場合には、「どこに派遣されていたか」ではなく、「どのようなスキルを培ったか」をアピールします。 例えば、経理職を中心に働いてきたのであれば、その成長度合いが分かるように、スキルをまとめるとよいでしょう。 なお、その場合には、募集している職種やポジションで期待されている人材像についてイメージして、その人材像にふさわしいキーワード(コールセンター、アポインター、経理など)を意識して盛り込むのがおすすめです。 豊富な経験をアピール 派遣経験者を採用する場合は、実務能力だけでなく、「どれだけ周囲の環境になじめるか」という点も、選考の基準になることがあります。 つまり、豊富な会社経験があるからこその柔軟性や、気配り上手であるといった点も、期待されているのです。 せっかくさまざまな会社での貴重な経験を持っているのですから、それぞれタイプの違う会社のやり方に対応してきた「臨機応変さ」や、社風や特性の違う会社で業務を遂行してきたという「応用力」や「協調性」なども、積極的にアピールしましょう。 派遣社員の面接での注意点 これまで述べてきたように、派遣社員は正社員としての勤務経験がないことを懸念される可能性があり、面接でもその点を確認するための質問をされることがあります。 志望動機に明確な理由がないと、「単に安定した仕事に就きたいだけではないか」「福利厚生が手厚いなど、待遇面を変えたいだけで応募してきたのではないか」などと思われてしまう可能性がありますので、「正社員として働く責任感を持っている」という安心材料を与えるように心掛けましょう。 就労意欲をチェックされる 面接では、「派遣社員ばかりを繰り返してきたのはなぜか」といった質問があります。これは、就労意欲や心構えをチェックするためです。 特に注意が必要なのは、職場内のポジションや責任範囲の認識や興味の対象が定まっていないと思われることです。 派遣社員から正社員になる場合、労働条件が変わることは当然ですが、「安定したい」という理由よりも、他の目標をアピールすることが重要です。 面接前には、自己分析を行い、具体的な志望動機を伝えられるよう準備しましょう。 ~回答例~ どのような職業が自分に合っているか迷ってきたことが、派遣社員を繰り返した理由です。しかし、これまで雇用形態にこだわらずに複数の職業を経験したことで、営業事務の魅力に気づきました。 指示された仕事にとどまらず、率先して仕事を見つけ、社員を最大限サポートするよう心掛け、会社初の受注に貢献した時には、責任をもってやり遂げる達成感を感じることが出来ましたし、会社に貢献できる喜びを感じることが出来ました。 前職でもその成果を認めてもらい、契約更新を勧められましたが、これを最後の転職として自分の目標に向かいたいと思い、応募いたしました。 今は、PCスキルをさらにアップさせるために、○○の勉強もスタートし、より知識を深めるための努力をしています。 職歴の一貫性をアピールする 採用担当者が知りたいのは「どこに派遣されていたか」ではなく「培ったスキル」です。「経理の仕事を○年間、○社で経験してきました」など、アピール出来るスキルがあれば、積極的に伝えましょう。 以上、派遣社員からの転職についてご紹介してきました。 「ココカラ転職」では、転職活動に豊富なノウハウを持つキャリアアドバイザーが、履歴書や職務経歴書、面接の際に注意すべき点など、さまざまな視点からきめ細やかなアドバイスを行いながら、転職成功のサポートを行っています。 登録するのも、転職サポートを受けるのもすべて無料です。 まずはお気軽にお問合せ下さい。

正社員と契約社員の違い | 転職の基礎知識

正社員と契約社員の違い

転職活動をする際は、「正社員」と「契約社員」の違いについて、しっかりと理解しておくことが大変重要です。 正社員と契約社員の違いを理解しておかないと、希望する会社に「正社員ではないけれど、契約社員であれば入社できる」と言われた時に、どのように応じるべきなのか判断できません。また、入社後に「こんなに条件や待遇が違うなんて、知らなかった」などといったトラブルになりかねません。 契約社員とは 転職活動をしていると、希望する会社が正社員ではなく契約社員を募集していることがあります。「正社員と契約社員は、どのように違うのだろうか」と気になる方も多いのではないでしょうか。 「契約社員」は法律に基づく名称ではないので、名称は会社によってさまざまですが、一般的には「労働時間はフルタイムであることが多く、正社員に近い勤務形態であるものの、一定期間で雇用契約が終了する労働者」のことを指します。 正社員との違い 正社員の場合は、雇用時の契約時点で雇用期間が定められていません。 また日本では、正社員について法律で手厚く保護しているため、正社員を簡単に解雇することはできません。 これに対して契約社員は、契約期間が過ぎれば自動的に雇用関係が終了しますし、もっと雇用したければ契約を更新する必要があります。 つまり契約社員は、会社にとって雇用を調整する役割を担っている側面があるのです。 契約社員のメリット 契約社員は一時期的な雇用関係であるため、長期的な身分が約束されているわけではありません。つまり契約期間が満了すれば、契約社員は職を失うというリスクも負っています。また、正社員と違って、退職金や賞与がない場合がほとんどです。 しかし、その分正社員よりも契約社員の方が、月々の給与を高く設定している、という会社もあります。 また、「短期間で色々な会社で経験を積み、スキルアップすることができる」「正社員として雇用される前に、その会社の雰囲気を知ることができる」などのメリットも。 最近では、あえて勤務時間が正社員ほど厳しくない契約社員を選び、その期間に自分の将来に必要となるスキルを磨くというケースも増えています。 契約社員は「先のことが分からないから、不安だ」と悩む方が多いですが、先のことが分からないのは今のご時世では普通のことですし、正社員だって同じです。 よく10年先、20年先の将来のプランを持っておくべきだと言いますが、現在は社会が変化するスピードが早く、正社員だとしても「自分が働いている会社が、10年先も必ず存在している」と言い切れる人はあまりいないでしょう。 雇用され続けたいのであれば、正社員であっても契約社員であっても、「周囲から必要な人材となるためには、どうすればよいのか」についてしっかりと考える必要があります。 社会保険にも加入する 契約社員は、雇用保険や厚生年金などに加入しなくても良い、と誤解している人もいますが、契約社員でも社会保険などの基準を満たしている場合は、加入する必要があります。 ◆健康保険・厚生年金 健康保険・厚生年金は、次のいずれの条件も満たしている場合、本人の意思や会社の都合とは関係なく加入が必要です。逆にいえばこの「4分の3」未満の労働条件で勤務するような契約社員の場合は、厚生年金に加入する必要はありません。 もし要件を明らかに満たしているにもかかわらず未加入の場合は、調査等で加入指導をされます。 また、将来起業を目指しているのであれば、経営に関わる数字を理解できるような職種を選ぶ必要があるでしょう。 【1】契約期間が2か月以上であること(2か月を超えて雇用されれば加入します) 【2】所定労働時間が正社員と比較して4分の3以上であること ◆雇用保険 雇用保険は、次のいずれの条件も満たしている場合は、加入する必要があります。 この2つの加入要件を満たしていれば、契約社員に限らず、パートタイマーや派遣社員、嘱託社員の場合でも、本人の意思や会社の都合に関係なく、雇用保険の加入手続きをしなければいけません。 【1】31日以上雇用される見込みがあること 【2】所定労働時間が週20時間以上であること たとえば、雇用契約期間が31日以上ある場合で、1日7時間で週3日の契約社員(週21時間労働)、あるいは1日4時間勤務で週5日の契約社員(週20時間)の場合は、いずれも雇用保険の加入要件を満たしていることになります。 契約社員のトラブルを防ぐためには 契約社員として入社しても「思っていたものと違う」というトラブルがないように、どのような場合に契約が更新されるのか、正社員への登用の可能性・前例はあるのかなど、応募する際に就業規則などを確認しましょう。 不明な点があれば、会社側にしっかりと確認しておくことが大切です。

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石川県は、これまで県の施策としてさまざまな企業誘致を行っていて、産業構造の多様化が進展しています。 加えて、平成27年春に北陸新幹線が開通し、東京、名古屋、大阪の三大都市へのインフラ整備が進展したことで、石川県内のさまざまな企業が販路を広げる機会を得ました。 北陸新幹線開業は、北陸の観光客需要ばかりが注目されていますが、産業発展にも大きな役割を果たしているというわけです。 石川県内の産業が今後さらに発展するために、市場の動向を把握し優れた分析力・企画力を有するマーケティング人材のニーズは、ますます高まっています。 大企業はマーケティング部門に新しい手法を取り入れながら、さまざまなマーケティング施策を行っていますが、中小企業は必ずしもマーケティング部門が十分に機能しているとは言えないのが実情です。 ここでは石川県の企画・マーケティングの求人情報や、企画・マーケティングに転職する際の転職ノウハウについてご紹介します。 石川県のマーケティング系への転職 石川県のマーケティング系の求人には、多岐の業務があります。販促の方針に従ってプロモーションを検討し、チラシ・HPなどの販売促進ツールを発注・作成する業務。委託を受ける際の条件交渉を行う業務。代理店業務が決定したあとの戦略策定を行う業務などです。 マーケティングの仕事は、市場の動向を徹底的に把握するためにデータを分析し、製品開発や販売戦略を立てることです。 そのため、顧客ニーズや競合他社のデータはもちろん、世の中のトレンドなど幅広いデータを分析し、自社にとってのチャンスを探るのが主な業務といえます。 情報を収集するための地道な作業と、広い視野を持って、展望を掲げ提案する視点が求められるのは言うまでもありません。それに加え、データ分析を行ったうえで、戦略を立て戦術を練り、スケジュールや予算を組んだり、人材の配置を行うなど幅広い調整力が求められます。 マーケティング系へ転職する際には、「自分のウリが何であるか」を明確にして、最大限アピールすることが必要です。情報を分析する力と広い視点を持っていること。的確に人材を配置しマネージメントを行ってきたこと。マーケティングの結果として確実に実績を上げてきたこと。これらのように、「特に何に優れているか」を示しましょう。 この際の「実績」は数字でなくても構いません。クライアントや上司の評価でもよいので、必ず入れるようにしましょう。 たとえば、「商品企画を○年、販売促進を○年、進行管理を○年」「特に商品企画には自信があります」などアピールしたいポイントに焦点を絞っておくのがおすすめです。 ただし、中小企業の場合は「幅広い業務に対応可能な人」を求めていることがあります。その場合には、「いろいろなことをやってきた」という経歴がウリになりますので、それぞれの成果やエピソードを添えると良いでしょう。 なおマーケティング職では、競合他社の商品やサービスについての知識は即戦力としてアピールできます。異なる業界でもターゲットが同じであれば有利になります。 アピールできるようなポイントがあれば、積極的にアピールするようにしてください。 ~回答例~ 前職のビールメーカーでは、マーケティング・企画部門に18年在籍し、主に競合分析を行なって参りました。限られた予算のなかで的確に市場のニーズをつかむために、アルバイト・パート社員を有効活用したいと考え、調査員への説明を定型化し、操作の複雑なソフトを簡易なソフトに切り替えるなど、作業をマニュアル化することに力を入れました。 また、調査チームのメンバーは、あえてバラバラの年代の者を採用するようにしました。そのうえで調査データをもとに、自由に意見を言える場を整えることにも力を入れました。 メンバーの自由な発想をもとにした商品企画は、売上にも大きく貢献しました。 20××年には●●●円、20××年には●●●円、20××年には●●●円、と3年連続で売上を着実に伸ばしました。 石川県の企画系への転職 石川県の企画系の求人は、Web上での販売に特化した販売戦略立案、運営管理を行う業務や、国内、海外の取引先との交渉業務、海外メディカル製品の発見と商談、輸入を行う業務など多岐にわたります。 企画は、経営企画、事業企画、商品企画などさまざまな分野がありますし、個々の会社によって業務の内容は大きく異なります。しかし、いずれも経営者の意思決定をサポートする仕事なので、経営者の視点で考える力、提案する力、分析する力が求められます。 ですから企画系へ転職する際には、このような提案力・分析力があることを上手にアピールするようにしたいものです。 立案した企画があれば、その企画の内容と実績を具体的に述べます。企画書を作成する際には、顧客に対するプレゼンテーションを実施した事例を複数用意するようにしましょう。 また「○○にはついては、3年前から注目していて…」など、先見の明があることもアピールすると効果的です。 ~回答例~ 前職の文具メーカーでは、マーケティング・企画部門に18年在籍し、主に商品企画を行なって参りました。在籍中には20種類の新商品の企画を実現しましたが、とくに「○○」は社内の売上ベスト10に入ることができました。 新商品を提案する際には、「商品名にターゲット層の心をつかむキーワードを盛り込むこと」に重点を置き、お客様や店舗の担当者からは「何の商品か分かりやすい」「商品名を聞いただけで、使ってみたくなる」などのお声をいただくことができました。 企画・マーケティング職の面接 企画・マーケティング職の面接では、これまでどの業界でどのような企画に携わったのか、その際には、どのような指標やサンプルに着目していたか、そしてその指標やサンプルからどのように仮説を導き出し、どのような戦略を立案してきたのか、という一連の思考やプロセスをしっかりアピールすることが大切です。 単に実績をアピールするのではなく、市場動向やトレンド、社会のニーズなどを迅速にキャッチ出来ること、どのような状況でも安定した実績を生み出せるノウハウがあることも併せて強調すると、説得力が増します。 なお面接では、統計解析や計数管理などの分析力があることも併せて強調したいものです。専門分野の学歴がない場合には、講座に通って知識を身に付けようとしていることをアピールしましょう。 企画・マーケティングに応用できそうな知識や経験があれば、応募先企業の業界の知識や市場のトレンドに関する情報感度の良さなどをアピールしましょう。 ~回答例~ 「どのような事業計画に興味を示すか、どの商材をどのように売り込むべきか」というクライアントのニーズを的確につかみ、状況を正確に報告するために、作業の細分化・標準化を徹底しました。 商品開発にあたっては、SWOT分析から購買行動の指標を解析することはもちろんですが、行動心理学を学び、トレンド分析も併せて行ない、コンセプトを固めました。 業務の傍ら○○大学の講座で学んだ、統計の理論体系や手法の基礎は、大変役に立ちました。講座終了後は講師の助手として市場調査を手伝い、調査計画から実査、報告書の作成まで任せられました。 ~回答例~ 価格戦略、商品管理にあたり売上向上・顧客獲得するために4P分析に注目しています。また、バイラル・マーケティングの効果的な利用についても注目しています。 「低価格だから買う」という理由ではなく「トレンドだから買う」「便利だから買う」という消費パターンを定着させ、新たな顧客層を取り込むプロモーション戦略を実行するためには、非常に効果的であると考えています。

石川県 総務 経理 人事 の求人情報 | 地域の情報

石川県 総務 経理 人事 の求人情報

石川県というと加賀友禅、九谷焼、輪島塗、大樋焼など、伝統工芸品のイメージが強い方もいるでしょう。 実際に石川県は、これまでこれらの伝統工芸品を中心に、繊維工業などが基幹産業として発展してきました。しかし、近年は電気機械、電子部品をはじめとした、他産業の出荷量・出荷割合が増加傾向にあります。 そのため、石川県の総務・経理・人事の求人情報も、「機械・プラント系」「金属・素材系」「建設・土木・住宅・不動産系」の募集が多くなりました。 ここでは石川県の総務・経理・人事の求人情報や転職する際のポイントについてご紹介します。 石川県の人事系への転職 前述したように、石川県の総務・経理・人事の求人は、機械・プラント系、金属・素材系の求人、建設・土木・住宅・不動産の求人情報など、様々な産業で募集されています。 人事の仕事は、人材戦略の策定を行ったり、評価制度を見直して生産性を高めるなどの役割を担っていて、採用、異動、労務管理、福利厚生、人事考課など多岐にわたります。このほか部門別、階層別など各セクションごとの研修の手配から、簡単なホームページ変更業務、会社案内の作成業務、社外対応などの広報活動まで担当するケースもあります。 転職活動では、自らの意思で主体的に仕事をする姿勢が強く期待されますので、主体的に仕事ができる人間であることと、その根拠を強くアピールしましょう。 職務経歴書や面接では、1つの業務に固定するのではなく、自分の得意分野・専門分野を明確にしておくとよいでしょう。会社によって戦略は異なりますが、法律や経営に関する知識やノウハウは共通であることも多いので、この点をアピールするのがおすすめです。 なお人事は、教育・研修・採用・異動などの業務に携わることになりますので、対人関係に優れているか、コミュニケーション能力があるかという点も重要な判断要素になります。 セミナー講師などの経験があれば、なおさら有利になるはずです。 資格を持っていることは転職活動で有利に働きます。人事部門への転職活動では、社会保険労務士の資格が有利といえるでしょう。 ただし社会保険労務士は非常に難しい資格ですから、かならずしも合格していなくても「挑戦中です」というだけでも印象が違います。 ただし「挑戦中」と言うためには、少なくとも1回以上受験した経験が欲しいところです。 ~回答例~ 前職では、人事部に18年在籍し、就業規則の整備や各種研修の手配、人事評価制度の整備など「人財」に関わる業務全般、および新卒・中途の採用業務、社会保険業務といった業務に携わって参りました。 とくに評価制度の整備には力を入れ、分かりやすい研修ロードマップを展開し評価制度の見直しを行うなどの対策を積極的に行い、社員の教育と育成に貢献しました。 人は会社の財産である以上、これらの教育と育成のための施策は会社の軸となったと自負しております。 石川県の経理事務系への転職 経理事務の仕事は、決算書の作成、持株会の運営や、法人税・所得税など節税対策の提案、金融機関交渉、会計事務所対応など多岐にわたります。 もちろん日々の入出金の管理や予算編成、資金調達などの業務に携わることもあるでしょう。 これらの経理事務系の業務に携わるにあたって、もっとも重要かつ必要なスキルは「正確な事務作業」と「経営者と同等の視点」です。 経理事務に携わる者は、経理・財務を通して会社経営全般を見ることができます。 ですから、経理事務系の職種に転職する際(とくに30代~40代)は、決算書を作成するスキル以上を求められることも。決算書から会社経営の課題と対応策を提言する姿勢も必要な場合があるということを念頭に置いて、面接などに臨むようにしましょう。 また経理事務系へ転職する際も、経験や資格、スキルなどがあれば有利になります。 これらについてアピールするときは、具体的な数字やエピソードを添えながら、丁寧に説明しましょう。 ~回答例~ 前職では、経理部に15年在籍し、財務会計・管理会計・税務処理などの実務に携わっておりました。税務処理については毎年のように法改正がありますので、税務や法務に関する専門誌を定期購読したり、税務セミナーへ積極的に参加したりして、最新の情報を得るべく努力して参りました。 前職ではこれらの豊富な知識が評価され、他部署の人間へ経営指標や財務諸表の見方などを解説するセミナーなども行っておりました。 私の提言したこのセミナーを通して、他部署の管理職が経営指標や財務諸表という視点を持てるようになり、目標の設定や見直しを行う際に積極的かつ徹底的な議論を行うようになったと評価され、その後正式な育成プログラムとして採用されました。 石川県の総務系への転職 総務部門の主な業務は、社内業務遂行のサポートですが、業務の範囲は広汎で、応募者に求められるレベルやスキルも募集企業によってかなり異なります。 ですから事務処理能力やコミュニケーション能力に加えて、調整力や交渉力といったスキルをバランスよく兼ね備えているということをアピールしましょう。 全体に気配りできるバランス感覚や、柔軟で多様な行動ができることをアピールする際は、具体的なエピソードを添えると効果的です。 ~回答例~ 前職では、総務部に15年在籍し、全社の総括的な業務を担当しておりました。文書管理、備品管理、株主総会開催、受付・窓口業務、法務業務など総務での仕事は多岐にわたりましたが、これらの業務こそ会社運営を支えていると考えていました。 昨年の2月には、創業100年のパーティを企画しました。このパーティは1000人以上の取引先をはじめとしたお客様をご招待し、盛大な行事となりました。そしてそのなかで功績のあった社員への表彰も実施し、社員のモチベーションをアップすることにも貢献しました。 このように総務部の仕事は、時に会社の顔ともなる重要な業務です。 事務処理能力、問題解決能力、コミュニケーション能力、情報収集力、分析力などさまざまなスキルが求められます。 私は総務部に15年在籍したなかで、これらのスキルをバランスよく発揮しながら、いかなる業務においても柔軟に対応するスキルを身につけることができたと自負しております。

石川県 正社員の求人情報 | 地域の情報

石川県 正社員の求人情報

石川県は北陸新幹線が開通してから、首都圏からのアクセスも飛躍的に向上したことから、金沢市、小松市、白山市などを中心に新規事業が大きな進化を続けています。 もともと石川県の県民所得は高く、一人当たり県民所得も全国平均を上回るなど、経済的にも豊かなエリアです。 求人情報では、とくに小売業やサービス業、製造業、建設業、電気・ガス業・鉱業の求人情報が増えています。 ここでは、石川県の特色、求人情報の傾向についてご紹介します。 石川県の産業 石川県は、日本海側最大級のビジネス中心地です。 県内に多くの政府機関や大企業の支店もありますし、金沢では展示会や学会などの大規模なイベントも多数開催されています。 石川県は、もともと国道や高速道路に加え、空港、北陸新幹線などの充実した交通網に加え、バランスのとれた産業構造、独自性の高い伝統文化など、ビジネス資源に恵まれています。 そして四季折々に多彩な表情を見せる自然を活かした、マリンスポーツやウインタースポーツなどレジャーも盛んです。 心身をリフレッシュさせてくれる温泉も豊富にあり、幸福度ランキングでは、47都道府県中で5位にランクインしています(東洋経済新報社 全47都道府県幸福度ランキング2016年版)。 石川のIT・情報サービス産業 近年のIT化の急速な進展のなか、石川県でもハードウェアの製造やソフトウェアの開発、コンテンツ制作などが著しい成長・発展を遂げています。 人口当たりのIT・情報サービ業の集積度合ランキングでは、事業者数は全国で6位、従業員数は全国で6位、売上高は全国で5位となっています(平成26年度サービス産業実態調査(経済産業省)。 石川の機械・繊維・食品工業 石川の工業の基礎となっているのは、何といっても機械金属・繊維そして食品です。 なかでも、繊維工業、生産用機械、窯業・土石製品製造業が集積しています。また、製造品出荷額についても全国平均と比較して、繊維産業、機械産業の占める割合が高く、繊維産業、機械産業が盛んな県です。 製造品出荷額においては、繊維産業の割合が低下し、機械産業の割合が増加する傾向が続いており、それに伴って機械産業への依存度は益々上昇しています。 食品産業は新鮮な食材や豊かな食文化を背景として、高品質な製品を全国へ送り出しています。 なお、機械、繊維、食品、ITの本県の基幹4業種においては、業界企業の関心が高い新たな分野についての参入を促進するため、自治体が専門家を招致した研究会活動を実施するなど、業界団体の取り組みを積極的に支援しています。 【石川県のシェアトップ製品の例】 ・回転寿司のベルトコンベア ・日本酒のラベル ・パーテーション(間仕切り) ・オートバイチェーン など 石川県企業の求人数・給与など 平成29年4月の労働局のデータによると、石川県の新規求人数は前年同月比と比較して5%近く増加しています。 求人倍率で見ると、求人倍率の増加率で好調なのは卸売業、小売業、建設業、サービス業、製造業です。 求人数で見ても求人数トップの業種は製造業、卸売業となっています。次いで、小売業、医療・福祉業……と続きます。 求人数の多い業種を順に並べると、以下のとおりとなります。 * 製造業 * 卸売業小売業 * 医療・福祉業 * 宿泊・飲食サービス業 * 建設業 * 運輸・郵便業 * 教育・学習支援業 * 生活関連サービス・娯楽業 * 金融業・保険業 * 情報通信業 * 学術研究・技術サービス業 * サービス業 * 不動産業・物品賃貸業 * 電気・ガス 以前から有効求人倍率の高さは全国トップクラスの石川県ですが、北陸新幹線開通により高い経済効果が期待され、さまざまなニーズが顕在化していると考えられます。 石川県の求人の産業別給与額 もともと石川県の県民所得は高く、1人当たり県民所得も全国平均を上回るなど、経済的にも豊かなエリアです。 石川県の産業別現金給与額は全国平均よりも高くなっており、情報通信業、医療・福祉業、教育・学習支援業、金融・保険業、情報通信業などは年々増加傾向にあります。 現金給与総額を産業別にみると、電気・ガス・水道業が最も高く、次いで、情報通信業、金融・保険業、教育・学習支援業、複合サービス事業、建設業、医療・福祉、製造業の順に高い結果となっています。 石川県の県民所得 石川県の県民所得については平均額が平成26年に一度減少したものの、その後は回復して、以降年々増加しております。 県民所得ランキングで見ると石川県は、15位~20位である場合が多く、全国レベルで見ても石川県の県民所得が全国平均からみても、高いレベルを維持していることが分かります。 石川県の魅力まとめ 石川県は温泉天国で、人口一人あたりのホテル・旅館数はなんと全国2位。 石川県で働く人たちも、休日には温泉でのんびりリフレッシュするなど、オンオフを楽しんでいる人が多くみられます。 また他県の人からみると、石川県民は、温厚で粘り強く思いやりのある人が多いという印象を受ける人が多いようです。 加賀料理で代表される石川県は海面漁業・養殖業が盛んですし、加賀野菜(金時草、加賀太きゅうり、加賀れんこん、源助だいこん、打木赤皮甘栗かぼちゃなど)を使った料理は、観光客だけでなく、地元からも大好評。 石川県の求人数の増加や、転職希望者が増加している原因は、石川県が消費者ニーズを的確に捉えたモノづくりを積極的に推進し、さまざまな支援策を行っている以外にも、このような温厚な県民性、豊かな食文化という魅力に惹かれる人が多いからなのかもしれません。

自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書 | 転職の基礎知識

自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書

自営・フリーランス経験がある人からの応募の際、採用担当者は「なぜまた雇用されるという選択をするのか」と考えるものです。 なぜなら、自営・フリーランスは時間も人付き合いも自由きままというイメージがあったり、一度独立して自営・フリーランスという道を選択した人がまた「雇用される」というケースは少ないからです。 ですから採用担当者のこのような心配や懸念を払拭するためにも、しっかりとした理由づけを考え、正社員時代の職歴をしっかりとアピールする必要があります。 応募した本当の理由が、充実した福利厚生や安定した生活であったとしても、そのまま記入するのはNGなので注意しましょう。 ここでは、自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書についてご紹介します。 「雇用」という選択をした理由 自営業やフリーランス経験がある人からの応募の際、採用担当者は「なぜまた雇われ人になるのか」と考えますし「また組織の一員として、他の社員とうまくやっていけるのか」「経営者だった人が組織になじんでいけるのか」などの不安を感じるものです。 自営・フリーランス経験がある人の履歴書・職務経歴書では「組織への適応性が十分にあること」や「フリーランスになってからもクライアントと良好な関係を築いてきたこと」をアピールすると良いでしょう。 正社員時代の経歴をアピール フリーランスになる前の正社員時代の実務経験はしっかり記入してください。「組織の一員、チームの一員として規則正しい就業時間にも対応できること」を上手にアピールし、環境への適応性が十分に備わっていることを示しましょう。 実績・スキルをアピール 自営業やフリーランスの経験がある人について、採用担当者は「事業に行き詰ったのではないか」「なぜまた雇用されるのか」と不安に思われるケースもありますが、ずっとサラリーマンを続けてきた人と比較して、経営的視点を持っているのではないか、問題の発見や解決に優れた力をつけたのではないか、という期待もされるものです。 ですから自営・フリーランスの時代に培った十分なスキルや実績があり、クライアントからも評価を受けていた、信頼されていたという点をアピールするようにしましょう。 自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書の記載例 【記載例1】 フリーランスの道を選択して10年たちましたが、自分の事業規模では不可能なことに挑戦したいと考えるようになりました。 特色のある御社で働くことで、自分の経験やスキルを生かすことができると思い応募いたしました。 【記載例2】 起業してから15年目となりましたが、webデザイン、システム開発、アプリ開発まで幅広い業務経験があります。 「ナビゲーションが使いやすい」と評価も頂いており、質の良いサービスを展開していることを独立後に実感していました。 この力をもっと大きなフィールドで活かしたいと思い、応募させて頂いた次第です。 以上、自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書についてご紹介しました。 ココカラ転職では、経験豊富なキャリアアドバイザーが、豊富な求人情報から、ご要望に沿ったお仕事を紹介し、さまざまなお悩み・ご質問にも丁寧に回答しながら、転職をサポートいたします。ぜひお気軽にお問合せください。

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紹介する地元の企業とは定期的に情報交換を行っています。そのため、職場の雰囲気や求められる人物像など、求人情報にはのっていない独自の企業情報を持っています。本当にあなたにマッチした企業を一緒にみつけましょう。

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