自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書
投稿日:2024.03.08 最終更新日:2024.06.21
目次
自営・フリーランス経験がある人からの応募の際、採用担当者は「なぜまた雇用されるという選択をするのか」と考えるものです。
なぜなら、自営・フリーランスは時間も人付き合いも自由きままというイメージがあったり、一度独立して自営・フリーランスという道を選択した人がまた「雇用される」というケースは少ないからです。
ですから採用担当者のこのような心配や懸念を払拭するためにも、しっかりとした理由づけを考え、正社員時代の職歴をしっかりとアピールする必要があります。
応募した本当の理由が、充実した福利厚生や安定した生活であったとしても、そのまま記入するのはNGなので注意しましょう。
ここでは、自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書についてご紹介します。
「雇用」という選択をした理由
自営業やフリーランス経験がある人からの応募の際、採用担当者は「なぜまた雇われ人になるのか」と考えますし「また組織の一員として、他の社員とうまくやっていけるのか」「経営者だった人が組織になじんでいけるのか」などの不安を感じるものです。
自営・フリーランス経験がある人の履歴書・職務経歴書では「組織への適応性が十分にあること」や「フリーランスになってからもクライアントと良好な関係を築いてきたこと」をアピールすると良いでしょう。
正社員時代の経歴をアピール
フリーランスになる前の正社員時代の実務経験はしっかり記入してください。「組織の一員、チームの一員として規則正しい就業時間にも対応できること」を上手にアピールし、環境への適応性が十分に備わっていることを示しましょう。
実績・スキルをアピール
自営業やフリーランスの経験がある人について、採用担当者は「事業に行き詰ったのではないか」「なぜまた雇用されるのか」と不安に思われるケースもありますが、ずっとサラリーマンを続けてきた人と比較して、経営的視点を持っているのではないか、問題の発見や解決に優れた力をつけたのではないか、という期待もされるものです。
ですから自営・フリーランスの時代に培った十分なスキルや実績があり、クライアントからも評価を受けていた、信頼されていたという点をアピールするようにしましょう。
自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書の記載例
【記載例1】
フリーランスの道を選択して10年たちましたが、自分の事業規模では不可能なことに挑戦したいと考えるようになりました。
特色のある御社で働くことで、自分の経験やスキルを生かすことができると思い応募いたしました。
【記載例2】
起業してから15年目となりましたが、webデザイン、システム開発、アプリ開発まで幅広い業務経験があります。
「ナビゲーションが使いやすい」と評価も頂いており、質の良いサービスを展開していることを独立後に実感していました。
この力をもっと大きなフィールドで活かしたいと思い、応募させて頂いた次第です。
以上、自営・フリーランス経験がある人の職務経歴書についてご紹介しました。
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