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転職の内定を保留する時の注意点

転職の内定を保留するときの注意点

内定の通知がきたらすぐに「内定決定」となるわけではなく、内定を承諾してはじめて「内定決定」となります。
内定の通知を受けた場合は、できる限り迅速に対応することが大切です。
ただし、何かしらの事情があり内定を保留にしたい場合、先方に連絡し、猶予をもらい、内定を一時保留にしてもらう必要があります。

ここでは、転職の内定を保留にする時の注意点をご紹介します。

内定通知への対応

内定の連絡をもらったら、承諾の連絡は早急に行うことが大切です。
何らかの事情があって承諾を保留にしたり、辞退したい場合も、早めにその旨の連絡をとり、謙虚に交渉を行いましょう。

内定の通知はいつ届くか

内定の通知は面接日の3日~1週間後、場合によっては1カ月後に届くケースもあります。
いつまでに届くという明確な基準は特になく、会社によってまちまちです。
応募者は、面接の時に「内定はいつ頃、どのような形で連絡があるのか」を確認しておくとよいでしょう。
面接の際に聞きそびれた場合は、1週間ほど待ってから問合せてみましょう。

内定の返事を保留にする時

内定の連絡がきたら、可能な限り早く承諾の返事をします。
内定の連絡があったからといって、すぐに内定が決定するわけではありません。内定を承諾してはじめて内定決定となるので、返事をしないと内定辞退の意思表示と判断されてしまうことも。

他社が第一志望でその面接の結果を待っている場合など、何らかの事情があって内定の返事を保留にしたい時も、保留したい旨を連絡するのが礼儀です。
その際は、「家族の了解を得たいので」などといった理由にするのが無難といえます。
せっかくもらった内定の通知に対する返事を保留にするのですから、謙虚に申し出を行い、丁寧な説明を心掛けましょう。

内定保留の上手な伝え方

内定保留を上手に伝えるには、何よりも丁寧に対応することが大切です。
しかし企業側に「待てない」と断られることもありますので、その心構えもしておきましょう。

~回答例~

「このたび内定の連絡をいただきました山田○子と申します。
このたびは、内定の通知をいただき誠にありがとうございました。
早速承諾のお返事をするべきなのですが、このたびの転職につきましてお世話になった方々や家族に事情を説明させていただきたく、誠に勝手ではございますがあと1週間返事を待っていただけませんでしょうか。
○月○日までには、必ずお返事を差し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。」

内定を断りたい時

内定の通知後に第一志望の企業から内定通知が来るなど、入社を辞退したい場合も可能な限り早めに連絡しましょう。企業側は、内定を決めたらすぐに入社準備を始めるものです。時間が経ってから入社を辞退すると、企業側に迷惑がかかってしまいます。
また、内定を断る際には誠心誠意、謝罪することも大切です。

内定辞退の上手な伝え方

内定辞退をする際は、一刻も早く伝えることが大切です。また、企業側から辞退の理由を聞かれることもありますので、その際に言いよどむことがないよう準備しておきましょう。

~回答例~

「先日内定の連絡をいただきました山田○子と申します。
このたびは、内定の通知をいただき誠にありがとうございました。
しかしながら、せっかくいただいた内定ではございますが、内定辞退をさせていただきたく、ご連絡いたしました。
貴重なお時間を頂いたにも関わらず、このようなお返事になりましたことを心よりお詫び申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。」


以上、転職の内定を保留にする時の注意点についてご紹介しました。
これまでご紹介してきたように、内定の返事は早急に、そして保留や辞退をする時には誠意をもって対応することが大切です。

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