富山県の転職情報・転職事情
投稿日:2024.03.08 最終更新日:2024.06.14
目次
富山県といえば、元禄時代に売薬が富山藩経済の重要な柱として保護されてきた「越中の薬売り」の伝統から、今も医薬品の製造・販売が盛んというイメージをお持ちの方も多いと思います。
実際、富山県の立山連峰は冬の間に雪をたくわえ、春から夏にかけて豊富な雪解け水をもたらすことから、この豊富な水資源という地理的優位性を生かし、低コストでの生産体制を構築して、さまざまな製造業の発展に貢献しています。
製造業を中心とした富山の産業は、富山県の経済を活性化させ、工業化の基礎を築き、ココカラ。転職にも富山県の転職情報が多数掲載されています。
ここでは、富山県の転職情報や転職事情についてご紹介します。
富山県の求人数が多い産業
労働局のデータによると富山県の有効求人数は順調で、平成29年4月のデータでは、14ヶ月連続で増加しています。
富山県の職種の中で、もっとも求人数が多いのが製造業です。
製造業のなかでもとくに求人数が多いのは、金属製品製造業、生産用機械器具製造業、はん用機械器具製造業です。
このほか建設業や、卸売業、小売業の求人数も順調です。
富山県の製造業
求人数が増加傾向にある富山県の製造業は、事業所の数が県内だけで500件以上あり、合金加工、工業機械、電気機器、造船など多岐にわたります。
生産額で見ると、構成比の大きい業種は化学製品で約14%を占め、次いで非鉄金属で約13%、一般機械が約12%、電子部品が約10%、金属製品が約10%の順で多い結果となっています。
富山県では、農林水産物、鉱工業品、観光資源を地域資源として指定しており、新商品・新サービスの開発を行うことで、様々な支援施策を提供していますが、これも富山県の製造業を大きく発展させる要因になっています。
富山県の建設業
富山県の建設業としては鉄骨橋梁、各種プラントが主で、求人数も製造業に次いで多くなっています。
とくに平成27年3月に北陸新幹線が開通し、観光客の増加や企業誘致による経済活動の活性化が期待されていることから、交通網の整備などの必要性が高まり、民間のビルや工場の建設案件も増えていています。
富山県の建設会社は、降雪時に除雪作業を行って道路交通を確保する業務も行っており、1年を通してさまざまなニーズがあるのが、富山県の建設業を発展させている要因ともいえるでしょう。
また、賃金も全国レベルで見ても高く設定している企業が多いようです。
富山県の医療・福祉業
前述したとおり、富山県は元禄時代から売薬がさかんで、現在も医薬品の製造・販売の全国シェアは1位となっており、平成27年の医薬品生産金額は7,325億円を達成しています。
県内には新薬開発型メーカー、ジェネリックメーカー、大衆薬メーカー、配置薬メーカーなど、メーカー約80社と100を超える製造所の集積があり求人数も多く、製薬企業に勤務している薬剤師の数や、医薬品製造従業者の数も、全国でトップレベルです。
また、富山県では、「製剤開発・創薬研究支援ラボ」やバイオ医薬品等の製品開発を支援する施設の開設など、産学官が一体となった創薬・育薬研究の振興に取り組む体制を構築しており、このことがますます、富山県の医療・福祉業を発展させているといえるでしょう。
富山県の転職事情
富山県は持ち家率が日本一で、共働き家庭が多いことが示すように、住みやすさも働きやすさもトップクラスといわれています。
実際「富山県で暮らしたい」「富山県の企業に転職したい」と希望するUIターン希望者は増えていて、富山県としてもUIターン希望者を積極的に受け入れるためのさまざまな支援を行っています。
また女性の就業率が高く、勤労者世帯の実収入も全国トップクラスで、女性の求人数も常に豊富なのも富山県の転職情報の特徴です。
また富山県は子育て世代に嬉しい施策も多数行っており、第1・2子には10,000円分、第3子以降には30,000円分の「とやまっ子 子育て応援券」を配布していて、一時保育や病児・病後児保育などのサービスを受けることができます。仕事と子育ての両立をしやすい環境が整っているといえるでしょう。
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