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職務経歴書のルール~石川・富山・福井・新潟の転職

更新日:2020年8月3日

職務経歴書のルール~石川・富山・福井・新潟の転職

職務経歴書は、単に自分のアピールしたいポイントをまとめた書類というわけではありません。自分のこれまでの経験やスキルのうち、企業のニーズに合致している部分をまとめた書類にする必要があります。ですから、言いたいことを長々と記載したり、アピールポイントを不要なまでに盛り込んでも意味がありません。

他の応募者に差をつけ、応募先企業に会いたいと思わせる職務経歴書を作成するためには、さまざまな工夫が必要です。

応募先企業のニーズを詳しく把握し、「応募先企業のニーズにマッチしていて、欲しいと思う情報が網羅されていること」「具体的な経験・能力がニーズに沿って、すっきりと分かりやすく記載されていること」は特に重要なポイントとなります。
ここでは、職務経歴書を作成するためのコツや、自分のセールスポイントの見つけ方などについてご紹介します。

職務経歴書の枚数はA4で1枚~2枚

職務経歴書は、A4で1枚、長くても2枚までにまとめましょう。
何ページにもわたってビッシリ記載された職務経歴書は、採用担当者の「読む意欲」を奪うだけで逆効果です。

分量はA4で1枚で、スッキリとまとめるのが理想です。
キャリアが長い場合や転職回数が多い場合でも、2枚までにまとめます。どうしてもキャリアを書ききれないという人は、職務要約を上段に入れて、キャリアの概要がすぐに分かるように工夫しましょう。

編年体式職務経歴書

編年体式職務経歴書とは、いつからいつまで、何をしてきたかを年ごとに時間の経過に合わせて記載していくタイプの職務経歴書です。
入社、研修、配属、異動、昇進などの節目をポイントにして、箇条書きなどで分かりやすく表現していきます。もっともベーシックな書き方の職務経歴書で、業種を問わずに用いられる形式です。
読み手にとっても、応募者の成長の度合いが時系列で確認出来るので、今後どのように成長していくかもイメージしやすいでしょう。

ただ書き方を工夫しないと、他の応募者に差をつけることは出来ませんし、特徴がない分かりにくい職務経歴書になってしまいます。

転職回数が多い場合や、多くの会社で派遣社員として勤務してきた経験がある人などは、年ごとに職歴を羅列すると、それだけで目一杯の印象になってしまいますので注意が必要です。
転職回数の多さだけ目立って、成長度合いを把握しにくい職務経歴書になってしまわないよう、工夫しましょう。

編年体式は、全体に項目を羅列するだけでなく、適切に項目を分けてタイトルをつけるなど、読み手に分かりやすいレイアウトを心掛け、採用担当者に「読もう」という意欲を起こさせることが重要です。
数字でアピール出来ることがあれば、きちんと具体的な数字を記入しましょう。可視化出来る表現は、採用担当者にストレートに届くので有利です。


~編年体式職務経歴書の記載例~

平成年○年4月 株式会社○○ 営業第2課
・個人顧客のデータ管理
・ルート営業のアシスタント

平成年○年4月 株式会社○○ 営業第1課
・法人顧客の売掛金管理
・新人教育研修

平成年○年4月 株式会社○○ 営業第3課
・大学顧客向け営業促進
・販売促進用グッズ企画立案

平成年○年10月 
・主任に昇格
・前年度売上25%アップ達成


■これまでに企画した販促品の例
・○○○○○
・△△△△△

■取得資格
平成年○年4月 マイクロソフトオフィススペシャリスト

キャリア式職務経歴書

キャリア式職務経歴書とは、経歴や業務内容ごとに分類・整理して、スキルを強調するスタイルの職務経歴書です。

強調したいキャリアや経歴、能力に絞ったレイアウトにすることで、募集職種に沿ったアピールが出来るメリットがあります。

職務の内容は、アピール度の高いものから順に記載します。
応募する職種を意識した見出しを作成し、その具体的な内容のポイント・実績を記載しましょう。
この時、「どこの会社に勤務してきたか」ではなく、「どのような職務を行ってきたか」に焦点を当てるようにします。

同じ職種で転職を繰り返してきた人や、社内で異動回数が多かった人は、このキャリア式職務経歴書がおすすめです。

転職や異動回数が多い人が編年体式の職務経歴書を作成すると、その回数の多さに目がいってしまい、せっかくのキャリアが目立たなくなってしまうからです。

一貫して専門性の高い職種に就いてきた人なら、その専門性の高さを積極的にアピールしましょう。

ただ、経験が浅い若手の応募者がこのキャリア式にしてしまうと、成長度合いをアピールするどころか、誇大表現となって逆効果なことも。
「自分自身を客観的に判断出来ないのではないか」と思われてしまう可能性もあるので、キャリア式は避けるのが無難です。


~キャリア式職務経歴書の記載例~

◆○○システム開発
株式会社○○ 平成○年12月~平成○年3月
・概要 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
・規模 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
・役割 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
・環境 機種:□□、OS:□□、言語:□□

◆○○システム開発
株式会社○○ 平成○年12月~平成○年3月
・概要 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
・規模 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
・役割 □□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
・環境 機種:□□、OS:□□、言語:□□

自己PRをメインとした職務経歴書

職務経歴書には、「このように書かなくてはならない」といった厳格なルールがないため、他の応募者に差をつけるためにアレンジするのもおすすめです。

たとえば、自己PRを先に記載して、経歴を後に書く方法です。
応募先企業にアピールしたいスキルがある場合や、熱意を特に伝えたい時などは、そのことを、自己PR欄で記載すると効果的でしょう。

ただ、「やる気だけはあります」といった抽象的な表現しか出来ないのであれば、かえって印象を悪くしてしまいます。
「応募した理由は、○○の経験・能力があるからです」「経験はないが、ぜひその仕事をしたい理由があるからです」など、具体的なアピールを意識しましょう。

また、このようにアレンジされた職務経歴書は、応募先企業によっては逆効果になることもありますので、注意が必要です。
伝統的な業界や、老舗企業などは、厳格なルールを遵守している職務経歴書であることを重視している場合があるので、避ける方が無難です。

職務経歴書の記載ルール

これまで述べてきたように、職務経歴書の書き方はいろいろなアレンジがありますが、最低限盛り込まなければならない事項や体裁は意識しましょう。

見出し・行頭

日付、氏名、タイトルは、職務経歴書に最低限必要な要素です。

日付は提出日にし、文書の最後には「以上」と記載しましょう。
忘れがちですが、2枚以上になってしまう場合には、きちんとページ番号をつけます。

誤字・脱字は論外

誤字・脱字、名称や敬称の間違い、年号のミスがないことは最低限のルール。
十分注意して、書き間違いのないように丁寧に作成しましょう。

セールスポイントの見つけ方

自分を客観的に見ることが出来る能力は、社会人として特に求められます。

職務経歴書を作成する前には、ぜひ自己分析を行なって、自分を客観的に見つめ、セールスポイントを見極めましょう。

セールスポイントと応募先企業の接点を見つけ、採用側のニーズを意識しなければ、選考に通る職務経歴書を作成することは出来ません。

応募先企業が必要なキャリア・スキルを見極める

まず、希望職種や求人内容を再度確認し、ホームページも見ながら、自分が応募する仕事を具体的にイメージします。
求人欄には、対象となる人材や求める人材について記載されています。
これらの情報を読み込んで、実際にその企業に入社し、その仕事をすることになった時の自分を具体的にイメージすると、企業のニーズが分かりやすくなるでしょう。

企業のニーズが分かったら、要求される経験や能力を判断します。そして、自分の経験や能力と照らし合わせながら、応募先と自分の「接点」を見つけ出しましょう。

求人広告に「明るい対応が出来る人」と書かれてあれば、過去にお客様などに明るく対応出来た経験はないか、褒められたことはないかを考えます。

キャリアが浅くて接点が見つけられない……という人も、諦めずに新人研修や職種別研修などを思い返してみましょう。そこで身に付けた知識なども、十分アピール出来る要素になります。

どうしても自己分析が出来ない場合は、他人に自分を評価してもらうのも一つの方法です。信頼出来る同僚や友人に相談してみると、思わぬヒントを得られることもあります。

接点を見つけたらアピール

接点を見つけたら、職務経歴書でその接点を効果的にアピールしましょう。
アピールする場合は、「やりたい」「学んだ」と記載するだけではなく、前向き・具体的な表現を心掛けるのがおすすめです。

たとえば、単に「コミュニケーション能力を学んだ」と記載するのではなく、「顧客に名前を覚えてもらえるような関係づくりを目指した」と表現します。他にも、「システム開発に関する知識がある」ではなく「要件定義、実装、運用まで、システム開発に関する一連の流れをすべて経験している」というように具体的な表現にすると効果的です。

盛り込める数値がある場合には積極的に記載しましょう。顧客数や売り上げ、成果など、数値で表すことが出来れば、説得力を増すことが出来ます。その他、第三者からの「お褒めの言葉」があるエピソードも、十分なアピールポイントになるでしょう。